創業事業からフレコンバッグ事業への思い切った転換、ベトナムでの現地法人設立、そして大手企業さえ尻込みするアフリカ・エチオピアへの進出。
株式会社フクナガエンジニアリング(大阪・城東)の福永政弘代表取締役は、創業者と先代のベンチャー精神を承継し、貿易会社で培った自身の経験と先見の明を頼りに、稼業の立て直しに着手。
コロナ禍を経た今、同社は「仕事を通じて一人ひとりが自分の夢を実現できる会社でありたい」と、ミッション経営に舵を切った。
「小さな会社の存在意義」を問い続け、新事業や新興国での挑戦を重ねてきた福永さんに、同社の歩みと展望を伺った。
現場発想で生まれたフレコンバッグ事業が会社の救世主に
現地メーカーもお客様同様「対等な目線で大切に」
廃タイヤ再生技術がエチオピアの産業振興と環境保護に貢献
コロナ禍を経た気付き、ミッション経営への変革
ありがとうを伝えたい相手
◎企業概要
会社名:株式会社フクナガエンジニアリング
本社所在地:大阪府大阪市城東区鴫野西5-13-30
設立:1994年
代表者:福永政弘
海外拠点:ベトナム・ハノイ、VIETNAM FUKUNAGA ENGINEERING Co., Ltd.
◎プロフィール
福永政弘(ふくなが・まさひろ)
株式会社フクナガエンジニアリング代表取締役社長
1963年8月4日、大阪市城東区生まれ。大学卒業後、韓国にて1年間語学を学ぶ。1988年から貿易会社に勤務し、東京と大阪で人事職や営業職を経験。1992年、稼業の再生のために福永商店(現・株式会社フクナガエンジニアリング)に入社し、会社の立て直しを図る。1994年に株式会社フクナガエンジニアリングを設立し、代表取締役社長に就任。