青柳先生とは、友人の紹介で、2018年ごろからのお付き合いです。千葉から「和みの園」を見学しに来てくださって、施設に宿泊してお看取りまでして行かれました。
「介護の世界を変えたい!」と、たった一人で訪ねてきてくださり、今では介護の右腕ともいえるほどの会社を立ち上げておられます。子育てなどで医療現場を離れている医師や看護師を巻き込んで、医療相談などを提供する事業です。
介護現場を助けるだけでなく、広く世の中を良くする担い手になっておられると思います。
介護の世界って、どちらかというと単調で刺激も少ないかもしれません。他人に褒められることも決して多くはありません。なので、青柳先生のような方の来訪が、職員にとっては刺激になりますし、相乗効果で良い影響が生まれるんですね。
「こんなすごいことしてくれてるの!?こんな大変なことしてくれて、ありがとうね」なんて声をかけてもらえて、職員たちも嬉しそうにしていました。
青柳先生は一人っ子で、いつか親を介護施設に預ける立場でもあり、「介護施設の現状を変えたい」との想いを抱いておられました。
以前は私も、なかなか医師に対して介護業界の本音をお伝えできなかったのですが、本音を受け止めてくださったのが、青柳先生でした。