ログイン
ログイン
会員登録
会員登録
お問合せ
お問合せ
MENU

法人のサステナビリティ情報を紹介するWEBメディア coki

ナフサ不足で炎上 プロせどらーの塗料薄め液大量仕入れ動画が即非公開に せどりと転売の違いとは

コラム&ニュース コラム ニュース
リンクをコピー
プロせどらー養成学校 @なつき
プロせどらー養成学校 @なつき YouTubeチャンネルより(現在、非公開または削除)
ナフサ供給不安が塗料・シンナー品薄を招く中、ホームセンターで薄め液を大量購入する手法を紹介したプロせどらー養成学校@なつきの動画がXで拡散され、強い批判を浴びた。動画は公開直後に非公開となり、せどり界隈全体のイメージにも影響を与えている。せどりの定義、転売との違いとはなにか。
 

ナフサ不足の影響と問題動画の経緯

2026年春、中東情勢の緊迫化によりホルムズ海峡の輸送不安が拡大し、原油由来のナフサが不足した。これにより塗料用シンナー薄め液の価格が高騰し、出荷制限が相次いだ。

塗装業者や模型愛好家が在庫確保に苦しむ中、YouTube上でプロせどらー養成学校@なつき氏の動画が注目を集めた。動画ではホームセンターで薄め液などを短時間に大量仕入れ、月利50万円を達成した手法を紹介していた。しかしナフサ危機下でのこの行為は現場の品薄を悪化させるとして即座に批判が殺到した。Xユーザーの投稿が数百万ビューを記録する炎上となり、動画は現在非公開または削除されている。類似の大量仕入れ事例は危険物取扱法の観点からも問題視され、自治体条例違反のリスクも指摘された。

 

せどりとは 転売屋との違いを整理

せどりとは価値のある商品を安く仕入れて適正価格で販売し差益を得るビジネスだ。元来は古書店で掘り出し物を探す行為を指し、中古品や在庫過多の新品を中心に扱う。1回の仕入れで数千円から数万円の利益を積み重ねるのが一般的だ。

一方、転売屋は品薄商品や限定品を定価で大量確保し高額で売りさばく行為を指す。需要が高い商品を買い占め、市場価格を吊り上げるケースが多く、倫理的・社会的批判を受けやすい。せどりと転売の境界は曖昧だが、主な違いは以下の通りだ。仕入れ価格:せどりは市場価格より安く、転売は定価中心
販売価格:せどりは手数料込みの適正価格、転売はプレミア価格
影響:せどりは流通を活性化、転売は品薄を助長しやすいせどりは合法的な物販だが、古物商許可や確定申告、危険物規制の遵守が必須だ。

 

SNSで広がった非難の声

X上では工事現場や塗装業者、生産関係者を中心に強い怒りの声が爆発的に広がった。インフラや製造業を支える薄め液が一般消費者に届かなくなる状況に対し、批判投稿が相次いだ。具体的な声として、生産関係者からは必要以上に買い占めてるから批判される、中小企業でも数カ月分確保が難しくなっているのにとの指摘が目立ち、塗料製造原料の買い占めが始まっているとの情報も共有されている。

一般ユーザーからはせどりとか言って正義ヅラして許認可もなく税金もロクに払ってないクズ共、1万そこらで買える材料がメルカリで2.5倍以上で売られる、正直者が馬鹿を見る世の中との厳しい意見が殺到した。せどりママをせどりママ(笑)と揶揄する投稿も増え、子育て中であることを逆手に取ったこういうバカ親に育てられたガキも社会に迷惑をかけるとの声も上がった。

せどり実践者内部からも退場しないために家族や社会に迷惑をかけない、規約違反や無理な仕入れは避けるべきとの自戒の声が相次ぎ、問題動画をせどり全体のイメージダウン、炎上覚悟の手法と位置づける投稿が目立った。ナフサ不足という社会的な危機のタイミングが批判をさらに加速させ、早く取り締まりをお願い、関係各所が把握している以上迷惑行為をやめろとの呼びかけも広がっている。

この一件は過去のマスク転売や品薄商品買い占め事例と重ねて論じられ、せどりコミュニティ全体への警鐘となっている。

 

正しいせどりを実践するためのポイント

正しいせどりとは法律を守り、社会に迷惑をかけない持続可能な手法だ。具体的には以下の守るべきルールがある。危険物は指定数量未満に抑える:薄め液などの第4類危険物は消防法で規制され、少量でも自治体条例を確認
在庫管理と資格取得:古物商許可や危険物取扱者資格を検討
仕入れ先の選択:品薄商品を狙わず、余剰在庫や中古品を中心に
価格設定:適正利益に留め、買い占めを避ける
情報公開:手法を共有する際も法令遵守を明記これらを守れば子育て中や副業でも安定した収入源となる。問題動画のような極端な大量仕入れは避け、長期視点で取り組むことが重要だ。

 

この事件から学ぶ教訓と今後の注意

ナフサ不足下での一件はせどりが個人の副業を超えて社会影響を持つことを示した。動画非公開という迅速な対応は炎上の大きさを物語っている。せどりを実践する人は常に三方よし(売り手・買い手・社会)を意識すべきだ。今後、類似トラブルを防ぐには消防署への事前相談やコミュニティ内での倫理議論が有効だ。

せどりは正しく行えば魅力的なビジネスだが、ラインを超えないよう自己管理が鍵となる。ナフサ危機が続く中、すべての物販従事者が責任ある行動を取ることを願う。

Tags

ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

関連記事

タグ

To Top