
初公判で明らかになった脱税手口と被告の反応
2026年3月18日、東京地裁で開かれた初公判。被告は全身黒のオーバーサイズスーツにメガネとマスク姿で登場し、裁判官と傍聴席に向かって深々と頭を下げた。起訴状によると、広告代理業Solarie代表として約4億9600万円の所得を隠し、法人税約1億2600万円と消費税約3100万円を免れた。手口は知人2人に虚偽領収書を作成させ、架空の業務委託費を計上する悪質なものだった。共犯者には約1000万円の報酬を支払い、口裏合わせ費用まで出していたと検察は指摘。
被告はこれらを全面的に認め、小声ながらもはっきり「間違いありません」と答えた。共犯の2人も同日出廷し、争う姿勢を見せなかった。在宅起訴だった点から執行猶予を期待した捜査協力と見られているが、脱税額の大きさから実刑の可能性も指摘されている。次回公判は5月18日と報じられている。
この日の様子は「反省のポーズ」と報じられたが、過去に高級車6台所有やエルメスバーキン大量展示などのセレブ投稿が記憶に新しいだけに、ネットでは「今さら頭を下げても遅い」「派手な生活が仇になった」と辛辣なコメントが殺到した。情報番組が異例の長尺で取り上げるなど、世間の注目は一気に高まった。
初公判後の被告挙動 SNS沈黙からハーバシーラボ宣伝へ
初公判以降、被告の表立った動きは低姿勢だった。起訴直後の2025年12月24日には「過少申告のご指摘を重く受け止め、深く反省しております」とストーリーズで謝罪し、修正申告と納税意向を示した。2月頃には自社美容製品の宣伝で一時的にストーリーズを再開したが、3月18日以降は再び更新を控えめにした。高級バッグ関連の過去投稿はほぼ削除済みで、フリマ出品準備の報道も出ていた。
しかし4月14日、被告はストーリーズを更新。ハーバシーラボの宣伝を行ったが公判中のビジネス活動継続を示すこの投稿は、初公判後の沈黙から一転した動きとして注目を集めた。ネットでは「反省が足りない」「4月限定コース優先で税金は後回し?」と即座に批判が噴出した。
公判中という立場で弁護士の指示があるはずなのに、こうした新コース告知が続く点がさらに火に油を注いでいる。被告が関わる美容ブランドのプロモーションを優先する姿勢が、改めて世間の厳しい目を集めている。
夫・黒木啓司氏の意味深投稿と家族写真大量削除
夫の黒木啓司氏の行動も炎上を加速させている。3月8日頃までに夫婦ショットや家族写真をInstagramから大量削除。残った写真は少なく、子どもたちの顔も非公開化または隠し処理された。同じ頃、ストーリーズで日の出写真に「新しい1日の始まり」とキャプションを添え、離婚説を呼んだ。
4月12日から13日にかけ、再び黒背景に白文字のストーリーズを投稿。「自分を昔から応援してくれてる方…まだまだ言いたいことは沢山ありますが まずは 感謝感謝感謝」と記した。感謝を述べつつ「言いたいことは沢山ある」という表現が「批判への反論か」と炎上。今日4月14日には夫が単独で宮崎県に滞在し、エステを満喫する様子をストーリーズで発信。被告とは別行動とみられ、「家族と離れて宮崎にいるんですか」「夫婦に異変?」との憶測が広がった。
被告本人はこれらに一切反応していない。検察側は身上経歴で「夫と子供4人と同居」と述べたが、SNS上の動きから夫婦関係の亀裂を指摘する報道が相次いでいる。
何をしても批判される現状 セレブ妻の転落とネット世論
宮崎麗果被告の現在は、まさに「何をしても叩かれる」状況だ。初公判で反省を示せば「今さら」、沈黙すれば「逃げ」、今日のようにハーバシーラボの宣伝を上げれば「公判中に新コース告知で反省ゼロ」と、どんな行動も厳しい目が向けられる。
かつてのキラキラセレブ生活が「銭ゲバ」「悪質極まりない」とのレッテルを貼られ、ワイドショーやネットで繰り返し叩かれる構図が定着した。脱税資金がブランド品や事業に充てられていた点も、フォロワーへの裏切りとして怒りを増幅。父が元参議院議員というバックグラウンドも「コネ頼み」との声を生んでいる。一方で少数ながら「家族のため更生を」との擁護もあるが、全体として批判の嵐は収まらない。今回の宣伝も、夫の意味深投稿と相まってさらにネットを賑わせている。
公判はまだ続き、判決が出るまでこの状況は続きそうだ。巨額脱税を認めた美容インフルエンサーの転落劇は、SNS時代のセレブ像に警鐘を鳴らしている。何をしても批判の的になる宮崎麗果被告と家族の今後は引き続き注目を集めそうだ。



