ステークホルダーを大切にしている会社がいい会社。今回は、社員の立場から企業をどう見ているかを通して、社員を大切にする会社とはどういった会社かをみていきます。
今回は窓の専門商社マテックス(東京・池袋)の営業推進部 課長代理の田中華子さんにマテックスで働くことについて伺いました。
自己紹介
田中
中途で入社して、今年で13年目になります。
父の知人を介してマテックスを知ったのですが、商流の中で商品を届けるだけでなく、社会貢献的な考え方や動きをしているところに強く共感を覚えて入社を決めました。
現在子どもが5歳で、出産前後は産休・育休を取得しました。復帰後も部署のメンバーとの関係性は変わらず、すんなり溶け込めたという印象です。
メンバーが配慮してくれたおかげでスムーズに復帰できた部分もあったと思います。同じ立場のメンバーに対しては、私がしてもらったのと同様の配慮をするようにしています。
業務内容は、主に営業のサポートを担っています。ガラス店様やサッシ店様にご提供する販促ツールの制作や勉強会の企画・運営、さらにはその先の元請け様に対してのご提案も行っています。
近年、地域やパートナーと連携することも増えてきましたし、プロジェクトも増えています。
一緒に活動したい相手の業態や規模も幅広くなってきているので、13年前と比べて仕事の幅もかなり広がったと感じています。
田中
マテックスは、会社としてのパーパスを掲げてお客様に提案しています。最近「マテックスと関わっていて良かった」という声をいただくことが増えてきていて、やりがいを感じます。
田中
成長できる機会が多いところです。自分が苦手意識を抱いていることにも挑戦できるチャンスをいただけるところが、とてもいいところだと感じます。
マテックスはパーパス経営を掲げています。あなたのパーパスは何ですか。
田中
「自身と他者とを調和させることで、共感を生む」。自分の考えを前面に出して相手に押し付けるのではなく、他者の意見を聞いて調和させることを大事にしています。
私は皆の考えを聞いて、共感できるポイントを探れる立場だと思うので、そこを強みにしていきたいですし、自分の価値観としても大切にしていきたいところです。
パーパスを実践する上で意識されていることがあれば、教えてください。
田中
感情的にならないことです。感情がゆさぶられることは当然ありますし、相手がそうなることもあります。そういうときこそ、自分が冷静になって仲介役に徹しようと意識しています。
また、人それぞれ得意・不得意があり、性格も違います。1人ひとりの違いを考慮しながら言い方や対応を工夫することも、意識しています。
田中さんから見たマテックス
マテックスが重視するマテリアリティのうち、納得感の強いものはどれですか。
田中
「脱炭素」ですね。CO2排出量削減に向けた活動は、これまでも自社で取り組んできました。現在は、お客様に対しても、社会貢献活動の数値化という意味で挑戦いただいている最中ですので、納得感が強いです。
田中
「仕事とプライベートをうまく調和させられる場所」であり、人生にとってかけがえのない存在。子育てをしながら働いているので、大変であることは事実です。
でも、会社に出てくると家族以外のところでコミュニケーションが生まれますし、視野が広がります。生活と仕事の両方があることが、私にとってバランスの良い状態なのです。
田中
新しい挑戦をしたり、新たな切り口で展開させていったりと、「イノベーター」としての姿勢を意識して磨いていきたいです。
そのためには、過去の方法にとらわれずに色々な視点から考えること、そして、内に秘めるのではなく声に出し、皆と共有していくことが必要なのだと思います。
田中
10年以上いると思い出はいくつもあります。でもやはり、「マテックスと関わっていて良かった」と言っていただけたときのように、仕事を通じて感謝されることがいちばん嬉しいですね。
田中
成長したい方にとっては、ものすごく成長できる会社です。
「成長」って人によっていろんな捉え方があると思うので一概に言えるものではありません。でも少なくとも、マテックスでは挑戦を妨げられることなく、背中を押してもらえます。
私のいる営業推進部でも、いろんな相手に対していろんな提案をするので、仕事の幅が本当に広くて、成長できる機会にあふれています。