フクナガエンジニアリングの福永政弘社長始め経営陣は、5年先、10年先も会社を存続させるためには、社員一丸となって新しい種を見つけることが最優先課題だと感じています。
しかし、現場のスタッフには具体的に何をすべきかがわかりません。
各部門のマネージャーも、ゴール設定が曖昧で、経営スローガンをどう現場スタッフの行動につなげていけばよいかわからずに板挟み状態になっています。
今回の座談会では、経営陣が現場に求める「ミッション経営」を達成するための役割分担表を作成し、それをもとに、マネージャー陣とともに、各現場の目標設定について話し合います。
今回も経営陣・マネージャー陣が顔をそろえています。福永社長自身の「会社の将来を守りたい」という強い願いが具体的にマネージャー陣に伝わり始めた回となりました。
「自分の会社の強みとは」「強みを活かした経営とは」
このように悩む中小企業には、悩み解決の道筋を示す内容となっております。
■フクナガエンジニアリング 経営陣
・福永社長
・乾取締役
・野村取締役
・古川取締役
■フクナガエンジニアリング マネージャー陣
・山崎さん
・植木さん
・THUYさん
・近藤さん
・安東さん
・杜氏さん
「ミッション経営を達成するための役割分担表」の共有
まずは経営陣が今日のために作成した、ミッション経営を達成するための役割分担表について解説していただきます。
その後、その表をもとに、前回の議論の続き、新しいことの定義や既存業務との比率、ゴール設定に移っていきたいと思います。
野村
まずは、役割分担表について解説します。大前提として、現状の再確認です。
・10年後を見据えたとき、現状維持では社会に求められる会社、社員が豊かになる職場であることは望めないこと。
・現状維持ではなく右肩上がりにしていくためには、現状業務をブラッシュアップさせ、新たな差別化を生み出すこと。
この点については、共通認識かと思います。そこで私たちは、ミッションを実現するために、目標を3本柱に分けました。
・青色=変化を起こしていく、変化を出す、エッジを効かせる。
・オレンジ色=社員がいきいきと自律的に働く会社に。
・緑色=既存業務をブラッシュアップして利益を出す。
野村
この3色の目標を、前回までに議論した「新規か既存か」という基準に当てはめると、青は新しい種の発掘と、今の業務にエッジを効かせるという「新規部分」で、オレンジと緑が既存事業で業績を上げるという「既存部分」に当たります。
既存部分がオレンジと緑に分かれているのは、人事や管理などの非採算部門と、サポート、タイヤなどの実際に採算を出す部門とで目的が変わるためです。青の部分は全部署で取り組みます。
新規と既存の割合は、会社としては3:7を目安と考えています。
つまり、人事部や管理部などの非採算部門であれば、目標として新規の青が3割で既存のオレンジが7割、利益を出している採算部門では、新規の青が3割で、既存の緑が7割、という認識です。
既存業務と新規業務の取り組み割合について
前回の議論では、新しいことしか評価されないのでは、ということが不満点として挙げられていました。
確かに今の業務だけでは5年後、10年後は不安なので、新しい種も見つけていかなければならないという焦りもあります。しかし、実際に今期の業績を考えると既存業務も大切です。
そこで、事業を以下の3つに分け、①と②が未来のための投資、③を既存の強化とします。
①新たな事業②今の事業へのエッジを効かせる(=戦略) | 未来への投資=新しいこと |
③既存の戦闘力を上げる(=戦術) | 既存の事業強化 |
評価としては既存を7割とし、あとの3割で新しいことに挑戦していきましょう、というのが今回のメッセージだと思います。
山崎
今日のポイントは、この目標設定を来期の計画に落とし込むときに、スタッフに説明できるようにすることですね。
その点から考えると、②と③の分類が難しいと思います。②と③は共に既存事業についてですが、②は新しい戦略を考える、③は今のやり方で業績アップを目指す、ということでしょうか。
野村
1つの事業で考えるとわかりやすいでしょう。
例えば、タイヤ事業部では今、タイヤだけではない新製品を販売しようとしている。これは新規か、既存か?新規顧客を増やす取り組みと考えれば③の既存業務でしょう。
しかし、②と③は、5年後10年後生き残れるか、発展しているかで目標を振り分けるべきです。長期的に「これでいける!」と思えば②の新規、ということでしょう。
福永
②新規か③既存かの線引きを、「5年後10年後もいけるかどうか」で考えるのはわかりやすいですね。
新規と既存、何を取り組んでいくのかは、それぞれ部門で決めていくべきでしょうか。
野村
私は各部門によって比率が変わってよいと考えますが、いかがでしょうか?会社単位では「新規3:7既存」と定めますが、各部門単位、また個人単位で比率も違ってよいと。レイヤーを分けて考える方法です。
山崎
それで現場スタッフの理解を得られるでしょうか。スタッフ一人一人が新規の事業を考えるのは難しいでしょう。②の、今の業務にエッジを効かせることならできるかもしれません。
ですから、私は今の時点では②と③を合体させて考えてもいいと思います。スタッフの理解度に合わせて、今後①、②、③に分けていけばいいのではないでしょうか。
また、個人単位で比率が違うのは問題ないでしょう。チームとしての目標を新規3、既存7に設定したとしても、個人単位で見た時に、新規0、既存7の人もいれば、3:7の人もいる。
福永
チーム内に既存業務に集中、新規業務に集中する人がいても良いでしょう。
次回以降のテーマとして、会社として緑の部分、継続的な数値目標を各チームに割り振ったうえで、青の「新規」の方にどれだけ力を振り分けられるかという課題があります。
気持ち的には5:5ぐらいで新しいこともやっていかないとどうにもならないという危機感はあるでしょう。しかし、今期出さないといけない数字もあります。
また、今は新しい種だと思って挑戦しても、検証したら違ったということもあるでしょう。
ただ、将来を考えるときに新しいことをやっていかないといけないという気持ちが重要です。一人で考えるより各部門と連携していかないといけませんね。目線合わせが必要だと思います。
杜氏
個人の目標についてですが、新規発見と既存業務の割合は、個人の思いで決まるのでしょうか、それとも会社からのメッセージで決めるのでしょうか。
野村
マネージャーと個人の対話で決めていくのがいいでしょう。会社からの一方通行はよくない。キャッチボールは必要です。
Thuy
私は新しいことに取り組む割合の差で評価が決まり、既存のことに取り組む現場スタッフが不満を抱かないかが気になります。
新しい業務も既存の業務も大切です。不公平にならないように、どう評価してもらえるのでしょうか。評価の仕方が心配です。
新しいことは偉い、今の業務はダメだ、などということはありませんが、スタッフの中にはそういうふうに考えてしまう人もいるでしょう。マネージャーとしての説明も難しいところです。
古川
前提として新しいことだから偉いというのはなく、その人のテーマの難易度が重要です。マネージャーと現場スタッフの対話で決めていくべきでしょう。
Thuy
新しいことをやりたい人もいれば、やりたくない人もいます。それをマネージャーと現場スタッフの間で議論して割合を決めるということに少し違和感があります。
行動を評価にまでに落とし込むのは時間がかかるでしょう。それをスタッフに理解してもらうように伝えることに、私はまだ不安があります。
杜氏
同じ部署で、横から見たときにどう見えるかも問題です。
マネージャーとそのスタッフ間は話し合いで納得していても、同じ部署内でスタッフAから見て、スタッフBの業務と評価のバランスが不公平に思われないかが心配です。
それはマネージャーが現場で面談して納得を得るべきなのでしょうか。私もThuyさんと同じように、会社から何らかのガイドラインがあるからこそ、現場のスタッフが納得できるのではないかと思います。
Thuy
同じ職位であれば新規と既存のウエイトを合わせた方がいいと、私は思います。リーダーであれば4:6とか、現場スタッフであれば3:7とか、同じ職位の人と比較できるように、比率を合わせたほうが良い。
そうすれば、リーダーであれば新しいことに向かって考えなければならないという意欲が浸透します。会社の5年、10年先まで考えて日々の業務を完成しなければならないという意識が芽生えるでしょう。
福永
3:7はあくまで目安です。割合は部署単位で決めればいいでしょう。
現時点で、現場スタッフとマネージャー間の温度差は大きい。経営層とマネージャーの温度差をなくしていくのも大変な状態なので、そこを今解決するのは難しいでしょう。
しかし、Thuyさんの悩みはよくわかります。ですから、一旦はThuyさんがやりやすいようにスタートしてみてください。
マネージャーとスタッフは1年2年と時間をかけて、既存事業をやりながら話をしていけばいいでしょう。
Thuyさんは、会社のミッションを実現するためには、評価と行動は強く結ばれていると感じているのですね。評価制度で人を作るというイメージなのでしょうか。
だから、会社が新しいことに取り組むことを掲げている以上、上の人間は新しいことに取り組むべきで、半強制的に新しいことの割合を増やしていくべきだと。
それがフクナガエンジニアリングだ、という評価にしよう、という。
Thuy
そうですね、ミッションを実現するためには、何か評価制度に反映しなければなりません。日々の仕事と結びつかないと、言葉だけになってしまいます。
だからこそ、どうやってスタッフに説明し、実行していくべきか、悩んでいます。
福永
Thuyさんが言ってくれたことは、自分としてはとても嬉しいことです。そういう意識で取り組んでくれる社員がいるのはすごくありがたい。
でも、これはなかなか難しいことでもあります。今、これだけ経営陣・マネージャー・現場スタッフの間に意識の違いがある段階ですから。
Thuyさんのおっしゃっているやり方は、大手にはよくある方法だと思います。大手では「次からこういう風に変わるから」と下に降りてきて実行する。
大手企業だと、みんなの意見を一人一人聞いていられないので、トップが「このやり方でいく」と決めて、スタッフに「これで行きます」と通知するだけで済むでしょう。
しかし、フクナガエンジニアリングは50人未満の小さな会社です。
みんなが納得したうえで、同じ方向を向いていきたいと思っています。
そして、みんなが納得したうえで結論を出し、それを実行するにはどう進めたらよいかを考えるのがこの会議です。
今日は目標について目線を合わせるのが目的です。評価の問題は次回以降で議論しましょう。
では、会社としては既存業務を7割とし、あとの3割で新規の発見を目指すと。各部署単位では、あくまでも部署の役割分担によってそれぞれで既存:新規の割合を決める。
そして、個人スタッフの目標割合は各部署のマネージャーとスタッフが話し合うことによって決める、ということで進めていきましょう。
業績目標とスケジュールについて
野村
既存業務の1年後の業績目標は管理部門から算出してもらっています。この業績目標値は目安として実現可能な数字でしょうか?
絵にかいた餅だとみんな最初からあきらめてしまって、目標値として機能しないという話もあったので。
福永
業績目標値の内訳がイメージできれば、みんな納得するのではないでしょうか。経営企画の古川さんのシミュレーションが必要です。
できれば3年後まで見通して、3年計画をたて、それを逆算して1年でこれくらい、というように、ある程度シミュレーションできるといいですね。手が届く数字であることが大事です。
目標を現場に落とし込むスケジュールですが、4月までにできますか?3月末までに現場スタッフの目標まで立てて、4月1日から新しい目標で進めていけるでしょうか。
山崎
3月は決算で、ただでさえどの部署も最後の追い込みをしています。
それを同時並行でマネージャーと現場スタッフが話し合って次年度の目標を立て、4月から行動に落とし込む、というのは厳しいのではないでしょうか。
私は現場スタッフへの説明は4月からが良いと思います。
会社全体の来期の目標が数字として決まり、部門として数値目標が振り分けられていれば、個人目標は4月以降でもいいのではないでしょうか。
各マネージャーが4月に現場スタッフと話し合い、準備を進めていきましょう、というスケジュールは悪くないと思います。
Thuy
ベトナムの方は、私が4月1日までに計画をなんとか完成させないとまずいなと思っています。3月中に個人目標も完成させたい。
杜氏
マーケティング部は、システム変更があるので3月中に個人目標まで立てるのは難しいです。4月以降のほうがいいと思います。
安東
心情的にはThuyさんの意見に同意しますが、現実問題として間に合わないでしょう。個人目標は5月スタートとしてはどうですか?ただ、2024年度については3月までに終わらせると。
では、会社としての全体の数値目標は3月までに固め、部門の目標や個人目標は、部門によって3月中か4月中かを決めてよいということでどうでしょう?
Thuy
会社の事業計画がいつまでに出ますか?会社の事業計画を2月末までに出してもらえれば、ベトナムでは部署の計画と個人目標を3月末までに立てて、4月からスタートできます。
会社の全部門の目標数字が決まった時点で、ベトナム部門の計画を作り、ベトナムスタッフと話し合います。
個人の計画がズルズルいかないようにしたい。微調整は4月でもいいですが、一旦決めてやりたい。そのためには、2月末までに会社の計画が欲しいです。
ベトナムに関しては3月中に決めた方がうまくいくのであれば、3月中に個人目標まで落とし込んで4月からスタート、という運用でいいのではないでしょうか。
4月からベトナムメンバーも含めて同じ方向を向いていくことが目的なので。
会社の数値目標とチームの計画を2月末までに決め、個人目標を3月末もしくは4月末までに決めるということでいいでしょう。ベトナムは3月末、日本は4月末までということで。
新規業務とは?既存業務とは?
①新たな事業
②今の事業へのエッジ(=戦略)
③既存業務の戦闘力をあげる(=戦術)
先ほどのお話で、上記の②と③の違いが分かりにくいとの意見が出ました。経営陣は、②は戦略を指し、同業他社がまねできないもの、または埋もれている種を見つけることを指すと捉えています。
しかし、具体的な例がないと、マネージャー陣からするとイメージがつきづらいという意見もあります。次は、これについて話し合います。
福永
たとえば、タイヤ事業部でタイヤだけではない新製品をただ売るのであれば、③の既存事業になります。しかし、ゴールの設定方法によっては①の新規事業の枠になるかもしれません。
要は、ストーリー設定の仕方です。それによって、次年度の目標の立て方に繋がります。
たとえば次年度に2割の売り上げを伸ばすとなったときに、そのストーリーをどう考えますか、みたいなところの背景をちゃんとつけてくださいね、ということなのでは?
山崎
しかし、③にもなる、②にもなるでは、現場スタッフが混乱します。わからないまま目標を立てさせられて、やらされている感が出てしまうでしょう。
福永
ここにいるマネージャー陣と違って、現場スタッフはそこまで危機感を持っていません。
このままいったら5年、10年続かない、そういう認識を持ってない可能性が高い。その状態で、今の話をスタッフにしても通じないでしょう。
そんなわからない未来のことよりも、今ある仕事を一生懸命やろうって考えているスタッフの方が大多数なのもわかります。
もちろん、やりがいのあることに取り組めたらいいという漠然とした想いは、現場スタッフにもあるでしょう。でも、具体的にこうしていきたいとか、そういう計画までに浸透させることができていません。
野村
今まで会社が出してきたメッセージは①の新しいことが中心でしたから。今の業務と全く関係ない、全く新しいことをやるというメッセージに捉えられても仕方ないでしょう。
それは現場にとって、例えば急に「今からフレンチレストラン開業するぞ」と言われているようなイメージで、全然響いていません。
現実的に今後狙っていくのであれば、②でしょう。今ある業務を新しい角度からエッジを効かせれば、もしかしたら①に発展することもあるかもしれません。
野球でよくいう「ヒットの延長線上はホームラン」というイメージです。新規事業もゼロではないけれど、狙っていくのは既存事業の延長でしょ、と。
そういう発信をすれば、現場スタッフにも、会社がイメージする「新しいこと」のとらえ方も変わってくるのではないでしょうか。
山崎
福永
②は同業他社が簡単に真似できないことです。そうであれば10年後も会社を存続させていけます。
ですが、ちょっと頑張ればできるような、ホームページの作り方やノウハウを盗んだだけのものではだめでしょう。それでは5年10年はもたない。
さっきの、タイヤ事業部から出たタイヤだけではない新製品の件は、多分まだ埋もれている種でしょう。これを事業にして進めていくとします。
しかし将来、みんな同じような車両が出てきてしまうことはありうるでしょう。
「同業他社に簡単にまねできないこと」が②のキーワードです。我々が何に強みを持っているのか、自分自身で理解することが大切です。
自分自身ではわからなくても、強みは必ずあるはずなのです。そうでなければ大きな会社がうちにオーダーを入れ続けてくれるわけがないと、私は信じています。
安東
①新たな事業
②今の事業へのエッジ
③既存業務の戦闘力をあげる
②は戦略、③は戦術。つまり、②は同業他社がまねできない、埋もれている種を見つけ出すこと。③は今ある既存業務の戦闘力を上げることです。
②は、フクナガエンジニアリングだからこそ、というのもの。たとえば、うちにしかできない仕入れというものがある。
コストが圧倒的に安く作れるということで、他社との差別化ができています。それが「エッジ」ではないでしょうか。また、③の既存の事業から②にあがっていくものもあるでしょう。
Thuy
定義としてはわかりました。でも、それをどう現場に説明するか、行動に落とせるかで悩んでしまいます。
野村
明確な線は引けなくても、ある程度のイメージをつけておかないとマネージャーは現場スタッフに伝えることができないでしょう。
古川
経営陣で作成した業務分担表についても、検討が必要です。
管理としては業務部門を統合していきたいと考えています。バッグとタイヤの事務を管理部門として統合し、かつオンラインで業務ができるようにしたい。
また、今後は障がい者を雇い入れるなど、多様性を入れていきたいとも考えています。
悩むのは、業務分担表の青、オレンジ、緑のどのカテゴリーに入るのか、ということです。現在の生産性を上げることだと考えれば緑かなと。
でも、健康経営や社員の満足度、愛社精神の向上だと考えればオレンジにあたるのか。
青だと思っていたものが緑、オレンジになる可能性もあるでしょう。色分けや番号の分け方の解釈も難しい。
各部門、どのような目標がどのカテゴリーに該当するのか、項目ごとにどのような目標を立てていくべきかが次の課題ですね。
青とオレンジ、もしくは青と緑。この2つの柱に対して、各部署が何をテーマにするのか。
また、個人レベルでの評価方法についての疑問点も浮き彫りになりました。次回は経営層からその評価方法についてのたたき台を出していただき、議論を深めていきたいですね。
本日はありがとうございました。
◎プロフィール
【経営陣】
福永政弘(ふくなが・まさひろ)さん
株式会社フクナガエンジニアリング代表取締役社長
1963年8月4日、大阪市城東区生まれ。大学卒業後、韓国にて1年間語学を学ぶ。1988年から貿易会社に勤務し、東京と大阪で人事職や営業職を経験。1992年、稼業の再生のために福永商店(現・株式会社フクナガエンジニアリング)に入社し、会社の立て直しを図る。1994年に株式会社フクナガエンジニアリングを設立し、代表取締役社長に就任。
乾晃一郎さん
取締役
1979年8月10日生まれ、大阪府出身。
大学卒業後、2002年にフクナガエンジニアリングに新卒入社。
金属リサイクルの現場業務に従事後、フレコンバッグの営業を経験。
2006年より関東オフィスの立ち上げ、2014年よりベトナム法人代表。
2019年に本社取締役を兼務。現在に至る。
野村景さん
取締役 事業本部長
1974年5月15日生まれ、石川県出身。
大学卒業後、食品メーカーや人材派遣会社を経て2002年にフクナガエンジニアリングに入社。
入社後は営業部署の責任者を経て2019年に取締役就任、現在に至る。
古川圭一さん
取締役 経営企画室 室長 中小企業診断士
1979年9月5日生まれ、大阪府出身。
大学卒業後フクナガエンジニアリングに入社し、タイヤ事業部に配属される。
福永会長が考案したエコソフトタイヤの研究開発の補助から業務を始め、営業、IT、経理財務、一通りの業務を経験。
2016年4月中小企業診断士の資格を取得
現在は経営企画室としてミッション浸透をメインに従事している。
【マネージャー陣】
安東弘之さん
1982年、大阪府生まれ。
大学卒業後、2006年にフクナガエンジニアリングに新卒入社。
管理部門の人事、総務、金属スクラップのリサイクル部門、フレコンバック部門を経て、現在はお客様サポートグループマネージャーを担当している。
杜氏康浩さん
1985年、大阪府生まれ。
大学卒業後、2008年にフクナガエンジニアリングに新卒入社。
営業部門の情報システム担当から始まり、管理部門の人事、総務、経理、管理全体を経て、現在はマーケティング部マネージャーを担当している。
山崎正喜さん
1983年生まれ、奈良県出身。医療機器販売会社の営業職を経て、10年前に中途入社。入社当時からタイヤ事業部一筋で、現在は同事業部マネージャーを担当。
植木満さん
1971年生まれ、大阪府出身。販売会社のイベント担当を経て、12年前に中途入社。現在はロジスティクスグループのマネージャーを担当。
Thuy Tran Hongさん
1982年生まれ、ベトナム Phu Tho(フート)県出身。パナソニックで12年間勤務した後、3年前に中途入社。現在はベトナム支社のマネージャーを担当。
近藤正史さん
1983年生まれ、奈良県出身。通信関係会社の営業兼調査員を経て、2013年10月に中途入社。現在は人事部チームリーダーを担当。