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Lifree株式会社

https://lifree.world/

東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階

Lifreeの生活習慣改善プログラムで健康スイッチをONにする

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ヒューマングループ 代表取締役社長 内海和憲さん写真
ヒューマングループ 代表取締役社長 内海和憲さん(画像提供:株式会社ヒューマングループ)

「Lifree株式会社は我々にとってエンジェルのような存在」と語るのは、長崎県で自動車教習所事業や観光事業等を展開するヒューマングループの代表取締役社長内海和憲さん。創業者であり父親の内海幸輝氏が大切にしてきた「人間愛(ヒューマン)」の精神を受け継ぎ、「人」に投資・分配をする経営を推進。お客様やスタッフへの人間愛をその時代に合わせた様々なサービスや制度として世に送り届けてきました。

そんな内海さんが、スタッフへの愛を表現したかたちの一つが、Lifreeが提供する「生活習慣改善プログラム」です。ご自身も同プログラムによって生活に大きな変化があったという内海さんに、Lifreeのサービスの魅力や、社員の変化についてお聞きしました。

健康スイッチをONにするLifreeの「生活習慣改善プログラム」

ー本日はよろしくお願いします。御社は「健康経営」を推進する企業として数々の表彰を受けておられると伺っています。そのような健康意識の高かった御社が、Lifreeの「生活習慣改善プログラム」を導入された理由と、導入後、社内にどのような変化があったのかお聞かせいただけますか?

弊社はもともと健康経営を大切にこれまで運営してきましたが、今回、Lifreeさんの「生活習慣改善プログラム」を導入したことで、社員の健康への意識に火が付いたように感じます。去年(2021年)初めてLifreeさんの健康セミナーをオンラインで受講したのですが、セミナーを受けた直後からスタッフの行動が変わりました。弊社では毎日日報をメール報告してもらっているのですが、セミナーの翌日はスタッフの半数以上が歩くことに対する何らかのチャレンジを行なったことを記録していたのです。

そのときのセミナーではLifreeの創業者であり、プログラムの開発を手がけた角谷リョウさんが、健康を手に入れるための最も手軽な方法の一つとして「歩くこと」を勧めてくださっていました。セミナー開催前はスタッフたちがプログラムに関心を持ってくれるか心配していたのですが、想定を超えた関心度合いを見せ、学びをすぐに実行に移してくれたことが嬉しかったです。

セミナーから数ヶ月が経った現在でも、出勤前や休憩時間などの隙間時間に意識的に歩いているスタッフが多く、みんながニコニコ歩いている姿を見るとこちらも自然と笑みを浮かべてしまいます。歩いた方が健康に良いというのが周知の事実にもかかわらず、実際は歩けていない理由は単にきっかけが無かったからだと思うんです。そのきっかけを、Lifreeさんを通して提供できたのはスタッフの健康にとって非常に良かったと思います。

実は私もLifreeさんのプログラムを受けるようになってから習慣が変わりまして、毎朝5時半に起きて歩くようになりました。

ー社長ご自身もプログラムによって行動が変わったのですね。

スタッフに研修を受けさせるだけで社長は何もしない、というのが一番駄目なやり方ですからね。まず社長の私が動かないと、スタッフが動くはずがありません。

セミナー前は1日6,000歩程度しか歩いていなかったので、何とか歩く時間を増やすべく当初は帰宅後の夜に歩こうと思っていました。しかし、スケジュール調整も難しいですし、夜は疲れ切っているので、結局いつもより1時間早く起きるようにして、朝に歩くところに落ち着きました。おかげで会社に着いた時点ですでに5,000歩も歩いています。あとはエレベーターを使わず階段を登るようにしたり、ちょっとした移動は徒歩にしたりと、とにかく意識して歩くようにしたら苦もなく歩数が増えました。

自分だけだと習慣を変えることは難しかったと思いますが、Lifreeさんが私の健康スイッチを入れてくれたおかげで、セルフコンディショニングができるようになりました。役立つ情報を与えてくれるだけではなく、実際に行動を変えるところまでサポートしてくれたLifreeさんには非常に感謝しております。

ー人間の行動や生活習慣を変えるというのは相当難しいことだと思うのですが、Lifreeのプログラムだとなぜ行動変容が生まれるのだと思われますか?

リアルタイムで行われるアンケートが非常に効果的だと感じました。生活習慣の改善やそれによるパフォーマンスの変化、セミナーの内容などに関する質問に対して参加者全員が答えないと先に進めないように設計されているので、色々考えながら答えていくうちに、プログラムを徐々に自分事として捉えていくようになるのではないでしょうか。会社から受けさせられたプログラムを強制されているという感覚ではなく、「このプログラムは私(参加者)のためにあるのだ」と思うのだと思います。いつの間にか主体的な姿勢にシフトしているからこそスタッフたちも改善案に取り組みやすいのでしょう。セミナー終了後のフォローアンケートの内容も素晴らしく、自分たちの意見が反映されているなと感じました。きちんとキャッチボールになっていたと思います。

ー主体的に参加する仕組みにLifreeのプログラムの魅力があるということですね。

角谷さんのトークも魅力の一つです。親近感を感じる語り口で、とても説得力があります。健康に関する彼の考えには学ぶべきところが多く、私がLifreeさんに興味を持ったのも彼のトレーナーとしての知見をまとめた著書がきっかけでした。

Lifreeの「生活習慣改善プログラム」のセミナーの様子
Lifreeの「生活習慣改善プログラム」のセミナーの様子(2021年10月15日開催)(画像提供:株式会社ヒューマングループ)

まるで「エンジェル」のような存在、人間ドックの数値が楽しみに

ーその角谷さんの著書というのは?

『エグゼクティブを見せられる体にするトレーナーは密室で何を教えているのか』です。2016年当時66歳を迎え、体を鍛えたいと思っていた私は六本木の書店でこの本を手に取りました。書いてあることの大部分が「なるほど…」と非常に納得できるものだったことを覚えています。すぐにネットで調べて角谷さんにコンタクトをとり、大阪で彼のパーソナルトレーニングを受けることになりました。

ー行動がお早いですね!

興味を持ったら即行動という気性なものですから(笑)。角谷さんと出会ったことで健康に対する価値観が変わりました。それまでは体は追い込めば追い込むほど強くなると信じて、ジムに毎日通って歯を食いしばりながら運動をしていました。しかし、角谷さんに指導を受けてからは短時間でいかに効率よく体を健康にできるかに意識が変わっていったんです。

おかげさまで、体を痛めることなく体力を向上させることができ、仕事のパフォーマンスが上がったうえに、時間の余裕も生まれるという嬉しい結果を得ることができました。

角谷さんのメソッドをぜひスタッフにも伝えたかったので、当時からいつの日か角谷さんに弊社の健康マネジメントをお願いしたいと思っていました。そうこうしているうちに角谷さんが上京し、Lifreeを立ち上げ、ひょんなことから私の娘でありヒューマングループの専務取締役を務める内海利恵子との繋がりができ、彼女の後押しもあってとうとう2021年からプログラムを始めることになりました。

以前でしたらセミナーを開催するためには角谷さんに佐世保までお越しいただく必要がありましたが、コロナウイルス感染拡大に伴いオンラインによるコミュニケーションが普及したため、現在はすべてのセミナーをオンラインで行なっていただいています。最初は画面越しのセミナーにスタッフが関心を示してくれるか不安でしたが、先ほども申し上げた通り、アンケートの活用などによってみんな前のめりに受講してくれました。

オンラインで行なうことで現場業務に支障をきたさずにセミナーを受けたり、リアルタイムで参加できない人は後ほど録画を視聴したりといったことができるので、こちらも助かっています。

まだプログラムを開始して間もないですが、来年の今頃はもっと健康な会社になっていると思います。人間ドックの数値が楽しみですね。

ー御社にとって角谷さんやLifreeは短期間ですでに大きな存在となっていることが伝わってきます。

Lifreeさんはヒューマングループにとってエンジェルですよ。スタッフが健康に仕事をしてくれることがどれだけ経営にとってプラスとなることか。あらゆる企業がLifreeさんのプログラムを必要とすると思います。特に座って仕事をすることが多い職種は受けられる恩恵も大きいです。自動車教習所事業や観光事業などを展開する弊社もそうでした。自動車学校に勤めているとなかなか歩かないもので…。Lifreeさんのプログラムを受けると、「時間がないからしょうがない」という意識が変わります。

Lifreeの「生活習慣改善プログラム」のセミナーの様子
Lifreeの「生活習慣改善プログラム」のセミナーの様子(2021年11月19日開催)(画像提供:株式会社ヒューマングループ)

健康経営は人にどれだけ利益を分配・投資できるか

ー内海さんが角谷さんの指導を受けたときに「角谷さんのメソッドをスタッフにも伝えたい!」と思ったエピソードからも分かるように、内海さんは常にスタッフの健康を気遣っていらっしゃいますよね。

そうですね。「ヒューマンで仕事ができて良かった!」とスタッフに思ってもらえるにはどのような経営を行えば良いのだろうか、と常々考えているのですが、その答えの一つが「どこの会社よりも社員の健康を思いやる会社でいること」つまり、健康経営だと思うんです。利益をどれだけ「人」に分配、投資できるかが経営者としての私の命題です。

初代社長から受け継いだ「人間愛」の精神

ーその「人を大切にする」という姿勢はどこから来ているのでしょう?

一番は創業者である父、内海幸輝の影響です。1953年にヒューマングループの前身である佐世保自動車学校を開校した父は、まだ経営が厳しかった創業間もない時代に、少年院の子どもたちの更生自立を目的とした自動車三輪車運転免許取得という社会奉仕を行なったり、日本で初めて身体障がい者の運転教習を開始したりするなど、とにかく人間愛に満ちた人でした。父が社長で私が専務だったときは喧嘩ばかりしていましたが、自分が会社を継いでみると、父や母がどれだけお客様を愛し、スタッフを愛し、仕事に対する深い思いを持っていたかが身にしみて分かったんです。

その思いを決して忘れないためにも1989年、社長就任後に創業精神である“人間愛”を、“ヒューマン”という言葉に置き換えて社名を変更しました。それほど、私にとって人間愛は大切なテーマとなっています。

ー創業者の「人間愛の精神」を受け継ぎ、内海さんなりに表現したものが、「健康経営」だったのですね

私のスタッフへの愛情には多分に「尊敬の念」が含まれています。お恥ずかしいことにスタッフへの尊敬を意識するようになったのは、最近のことで。今でも鮮明に覚えていますが、2018年に行なわれたポールマッカートニーのコンサートで、大きなスクリーンに映し出されたジョージとポールの2人の笑顔の写真を背景に、ポールが亡くなったジョージハリスンに捧げる「Something(サムシング)」を歌ったんです。それを聞いた瞬間、ポールがいかにジョージをリスペクトしていたかを強烈に感じ、思わず涙がこぼれました。

この経験で私の中で何かが変わったのでしょう。周りを見渡せば毎日頑張ってくれている社員がこんなにも沢山いるのだ、ということに気づいたんです。それまでの私は尊敬という気持ちは上司や師匠に向けるものだと思い込んでいました。しかし、ポールのコンサートをきっかけに、スタッフに対する深い尊敬の気持ちが芽生えたんです。そんなスタッフのために自分ができることは何か?と改めて考え直す非常に意義深いターニングポイントだったと思います。

ー「健康経営」の基盤にはスタッフのみなさまへの尊敬の気持ちがあったのですね。「健康経営」を行なうことは、会社としてどんなメリットがあると思われますか?

弊社ではスタッフを「サービスマネジメントを行なう者」として捉えています。スタッフ一人ひとりのスキルや人間性が私たちの提供するサービスなので、スタッフの質を高めることは、お客様へのサービスの質の向上に直結している。つまり、スタッフが健康に働く環境を整えれば、お客様に選ばれる企業に自然となっていくだろうと考えています。そうであれば、会社としてのメリットは非常に大きなものになると思います。

弊社は全国健康保険協会長崎支部から健康促進企業に認めていただいたのですが、当たり前のことを当たり前に続けていたら、健康な会社と呼ばれるようになっていました。「健康経営」といっても、難しく考える必要はないと思います。スタッフがいつも笑顔でいてほしいというシンプルな思いの延長線上に「健康経営」があり、その健康経営の延長線上に、今話題のSDGsがあるのだと思います。

スタッフ一人ひとりの「自立」が今後の課題

ー今後はどのように会社を成長させていきたいとお考えですか?

弊社の強みはハイテクとアナログの融合です。1990年にはいち早くパソコンを業務に取り入れるなど、昔から便利な道具が新たに生まれれば積極的に導入して、スタッフのエネルギーをアナログであたたかみのあるきめ細やかなサービスの方に向けるように心がけてきました。おかげで、スタッフたちはお客様から「ここまでやるの!」と驚かれるようなサービスを日々提供してくれています。

この強みをいかして、今後も目の前の相手が喜ぶことを一生懸命考え、行動する会社に成長するよう努力し続けていきたいと思っています。

ーその成長を成し遂げるために、Lifreeとはどのように関係を深めていきたいとお考えですか?

今のところ、Lifreeさんのプログラムは非常にうまく進んでいます。今後は角谷さんに頼りっぱなしではなく、弊社のスタッフ一人ひとりが自立していくことが課題となってくると思います。人はどうしても楽な方に流れてしまうものなので、健康への意識をさらに習慣化していくためには、どんなプログラムが必要になるのかを角谷さんときめ細かくミーティングして進めていきたいです。

角谷さんには、「私たちを実験材料に使ってください」とよく申し上げています。それほど信頼していますし、こちらも遠慮なくものを言える間柄なので非常に助かっています。Lifreeさんも今後どれだけ多くの企業からフィードバックをもらえるかによって成長のかたちが変わっていくと思うので、私たちが協力できることがあれば積極的に行ないたいと思っています。一緒に成長していきたいですね。

ーでは最後にLifreeに期待することを教えてください。

みんなが健康であれば社会保険料もカットできるし、不要な薬も使わなくていいし、医療費も減るなど良いことだらけです。笑顔で仕事をする人も増えると思うので、Lifreeさんの事業の持つ意義はかなり大きい。素晴らしい考えをお持ちなので、今後ももっともっと多くの企業をサポートしていくことを期待しています!

経営計画発表会の様子

◎プロフィール
内海 和憲
株式会社ヒューマングループ 代表取締役社長

◎会社概要
グループ名:ヒューマングループ
http://www.humangroup.co.jp/
創業 1953年1月15日
本社所在地 〒859-3215 長崎県佐世保市早岐3丁目12番6号
TEL 0956-38-2257(代表)
会社名:株式会社ヒューマングループ
ヒューマンバス
ヒューマントラベル
ヒューマンスクール松浦
株式会社佐世保自動車学校
ヒューマンスクール早岐リューコス株式会社

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ライター:

1991年東京生まれ。中央大学法律学部出身。卒業後は採用コンサルティング会社に所属。社員インタビュー取材やホームページライティングを中心に活動中。

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