企業にとって「人材」は最も重要な経営資源の一つですが、昨今の人材不足は深刻化し、多くの企業が頭を悩ませています。
同時に、AIやDXなど、ビジネス環境が目まぐるしく変化する中で、社員一人ひとりの「リスキリング」、つまり新しいスキルや知識を身につけることが急務となっています。
そんな中、従来のeラーニングの常識を覆し、全く新しい形で人材育成のあり方に変革をもたらそうとしているのが、株式会社ウィズテックが提供するeラーニングサービス「WizGaku(ウィズガク)」です。
今回は、同社の代表取締役CEOである日向亮介氏に、サービスに込めた想い、そして未来への展望について伺いました。
ウィズテックのeラーニング事業が生まれた背景
「従来のeラーニングは、正直言って、長くて退屈で、なかなか身についたという実感が得にくいものでした。そこで私たちは、誰でも、どこでも、気軽に、そして効果的に学べるサービスを提供したいと考え、この『WizGaku』を開発しました」(日向氏)
日向氏は、ウィズテックの代表取締役CEOを務める傍ら、20年以上も前から親会社である建設システム会社で、様々な事業に携わってきました。
営業から始まり、新規事業の立ち上げ、人事、採用、教育など、多岐にわたる業務経験を通して、常に人材の重要性を痛感していたと言います。
「特に、若手社員に様々なスキルや知識を効果的に伝えていくためにはどうすれば良いのか、試行錯誤の連続でした。従来型の研修は時間的・金銭的なコストも大きいですし、一方的な情報提供になりがちで、受講者のモチベーション維持も容易ではありませんでした。」(日向氏)
そんな日向氏が注目したのが、まさに「eラーニング」という手段でした。しかし、実際に様々なeラーニングサービスを検討していく中で、ある大きな課題に直面します。
それは、従来のeラーニングサービスの多くが、「長時間の動画コンテンツ」「分かりにくい専門用語」「高額な受講料」といった問題を抱えており、必ずしも「学びやすい環境」を提供できていないという現実でした。
「もっと分かりやすく、もっと楽しく、そしてもっと手軽に学べるeラーニングサービスがあれば…。」(日向氏)
その一心で、日向氏は自ら陣頭指揮を執り、全く新しいコンセプトのeラーニングサービス の開発に着手します。
WizGakuの3つの特徴:誰もが学びやすい環境を実現
こうして生まれた「WizGaku」は、従来のeラーニングサービスの課題を克服し、まさに「誰でも学べる」を実現する、3つの大きな特徴を備えています。
1. 1分動画で集中力を持続
従来のeラーニングで一般的だった、1時間にも及ぶ長編動画の代わりに、「WizGaku」では、全てのコンテンツを1分程度のショート動画に凝縮。
忙しいビジネスパーソンでも、隙間時間を有効活用して、集中力を切らさずに学習を進めることができます。
2. 分かりやすい言葉で解説
ITパスポートやプログラミングなど、専門性の高い分野の学習において、つまずきの原因の一つとなるのが「専門用語」です。
「WizGaku」では、専門用語を可能な限り分かりやすい言葉で解説することで、初心者でもスムーズに理解を深められるように工夫されています。
3. 企業向けにもかかわらず、圧倒的な低価格設定
従来のeラーニングサービスでは、高額な導入費用が導入の障壁となるケースも少なくありませんでした。
「WizGaku」は、年間わずか6万円という、企業にとって非常に導入しやすい価格設定を実現。社員数に制限なく利用できるため、コストパフォーマンスの面でも大きなメリットがあります。
「学びの民主化」でSDGsに貢献:誰もが活躍できる社会を目指して
「WizGaku」の最大の特徴は、単に「安価で使いやすい」というだけではありません。日向氏が目指すのは、誰もが質の高い教育を平等に受けられる社会、学びの機会の平等を実現したいそうです。
以下より、その思いをインタビューで紹介します。
日向氏の言葉からは、日本の、そして世界の未来をより良い方向へと変えていこうという、熱い情熱が伝わってきます。
「WizGaku」が、人材育成のあり方を変え、ひいては、より持続可能で、より豊かな社会の実現に貢献していくことを期待せずにはいられません。