生物多様性の保全は生物学者にとってその必要性は自明でも、企業を動かす動機は経済合理性に他ならない。
そのエンジンとしてのESGの潮流を歓迎するのは、40年以上にわたり海洋生物学研究に携わってきた国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球環境部門アドバイザーの白山義久先生(京都大学名誉教授)。
「環境問題は大ナタを振るって一挙に解決できる問題ではない」と説く白山先生は、海洋生態系が炭素を吸収するブルーカーボンの活用も「大切な要素の1つ」と評価する。
研究現場で目にした地球環境の変化から、ESGに対する視線、ブルーカーボン活用の課題と展望までを、白山先生に伺った。
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