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マテックス株式会社

https://www.matex-glass.co.jp/

〒170-0012 東京都豊島区上池袋2-14-11

03-3916-1231

自分を成長させてくださる会社|YKK APからの評価

ステークホルダーVOICE 取引先
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YKK AP 近藤さん

YKK AP株式会社からはマテックスはどのように見えているのかをYKK AP住宅東京支社 WS営業部長 近藤 哲司さんに伺った。

自己紹介

まずは、御社の事業概要を教えてください。

近藤

YKKグループのアルミ建材メーカーとして2003年にYKK株式会社の建材製造事業本部と統合した会社で、グループ全体の売上高の約60%を占めています。

当社が担うAP事業ではより快適な暮らし、新しい暮らしのための住宅を目指し、アルミや樹脂などをベースに窓・サッシ・ドアからエクステリアまでさまざまな商品をお届けしています。

御社の商品の強み、特徴は何ですか。

近藤

建築用プロダクツとしての基本性能に加え、色やデザインのバリエーションや機能性といった高度な付加価値を備えています。

さらに、用途や好み、バリアフリー、断熱、環境、リサイクルなどの新しい次元のニーズにも的確にお応えしていることが強みです。

2023年4月に発表した新ビジョン「Evolution 2030」は2030年に向け、「地球環境への貢献」「新たな顧客価値の提供」「社員幸福経営」という3つの方針を軸としています。

きなポイントとなるのが「新たな顧客価値の提供」についての取り組みで、主に高断熱化の推進と、商品のトータル提案を強化しようと考えています。

その1つは木製窓の開発・販売です。2021年から全国の木材・木建具事業者向けに木製内窓専用の部材・部品を開発・提供することで、木製内窓の商品化を支援してきました。

これを基に木製窓を自社で製品化し、2024年に住宅用、その後はビル集合住宅用の販売開始を計画しています。

2030年度にはアルミ樹脂複合窓30%、樹脂窓50%、木製窓20%とし、高断熱窓を100%にする考えです。

YKK AP 近藤さん

YKK AP住宅から見たマテックス

マテックスとのお付き合いを始めたきっかけは何だったのでしょうか。

近藤

当社としてのお付き合いは古いのですが、個人としては2019年に前任者から担当を引き継ぎました。

一から関係を構築しなければならなかった中、コロナ禍の影響で思うようにマテックスさんを訪問できず、もどかしさを感じましたね。

その後、2021年の後半くらいから徐々に訪問できるようになり、今では2桁の訪問回数を重ねる月もあります。

マテックスさんは卸、流通の会社でありながら幅広い取り組みを展開しているので、当社にとっても非常に重要なパートナーです。

マテックスの印象をお聞かせください。

近藤

社員の皆さんは若くて元気があるという印象が強いですね。営業部門全体の業務を俯瞰的に見ることができる営業推進部が本部機能としてうまく作用しており、前線の営業担当者とも連携して活気を生んでいます。

マテックスさんはそのような組織体制の構築が非常に進んでいて、他社との差別化にもなっていると感じます。

松本浩志社長をはじめとする誰もが現状に満足せず、常に進化を求めていることもマテックスさんの大きな特徴だと思います。

松本社長は明確な指針や思いを持っている経営者で、社員だけでなく取引先にもしっかりと中身を開示しています。我々としても、どのような形で一緒に取り組めるかということが非常に分かりやすいと感じます。

御社もマテックスも、横浜市が「省エネ性能のより高い住宅」の普及促進を目指して設立した「よこはま健康・省エネ住宅推進コンソーシアム」の参加事業者に名を連ねていますね。

近藤

横浜市とメーカー、販売店、工務店が参加し、エンドユーザーにも働きかけをしています。

相談会やセミナーなど年数回の活動はマテックスが運営を主導していますが、WS(卸)でこのような取り組みをされている会社はあまり聞いたことがありません。

マテックスのマテリアリティ(依=よりどころ・脱炭素・自分ごと化・経済成長至上主義からの脱却)について納得性はありますか。

近藤

先述した「Evolution 2030」の「地球環境への貢献」「新たな顧客価値の提供」「社員幸福経営」という3つの方針では「自分ごと化」と「よりどころ」を求められる会社になろうということが合致していて、「脱炭素」はその先にあると思います。

とりわけ重要なことは、やはり「自分ごと化」ではないかと思います。

当社もいろいろな製品やパーパスを掲げていますが、自分が何を考え、何をするかという当事者意識がなければ、何も動かないと思いますので

これからのマテックスに期待することはありますか。

近藤

マテックスフェアーは販売店、ビルダー、そしてエンドユーザーまでうまく伝わっており、メーカーとしてそのような場でプロモーションをしていただけることは本当にありがたいです。

コロナ禍の最中もオンラインを駆使して一度も途切れなかったことは本当に意味があったと思いますね。今後も開催の継続はもちろん、内容もさらに進化させていただきたいと期待しています。

YKK AP 近藤さん

ご自身にとって、マテックスはどんな存在ですか。

近藤

月並みですが、本当に自分を成長させてくださる会社です。

当社はマテックスさんが中心となった一般社団法人ロングライフ・ラボ(LLL)の賛助会員で、自分も日程が合えばシンポジウムに極力出席しています。

いろいろな方の講演を聞けるのは貴重な時間で、自分自身が自社のCSR検定を受けるきっかけにもなりました。

松本社長もサステナブルに関する話を常にされているので、しっかりついていかなければならないと感じています。マテックスさんはパーパスもかなり前から掲げており、いろいろな面で先行していますね。

当社も非上場の会社ながら「善の巡環」を根幹とした経営・事業活動とサステナビリティについて財務情報と非財務情報をまとめた統合報告書を発行しており、今後もきちんと開示を続けてマテックスさんと一緒に進んでいきたいと考えています。

マテックスと共に成し遂げたいことはありますか。

近藤

マテックスさんは「窓から日本を変えていく」という大きなビジョンを発信していますが、我々もすごく賛同しています。

マテックスさんと共に、住む人を幸せにする家づくりに取り組んでいきたいと考えています。

そのために重要なことは「自分ごと化」ではないかと思います。当社もいろいろな製品やパーパスを掲げていますが、自分が何を考え、何をするかという当事者意識がなければ、何も動かないと思いますので。

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ライター:

十勝毎日新聞社(北海道帯広市)元記者。編集局社会部遊軍キャップ、本別支局長、編集局政経部デスク、東京支社次長、編集局政経部長などを歴任し、多くの政財界人の取材に携わった。在職中、月刊誌「都市問題」に論文「自治体の政策形成と市民参加 米国ポートランド・メトロの市民参加制度 広域的なまちづくりに向けて」を寄稿。現在は電子書籍、Web記事・コラムなど企業コンテンツのライター、編集者として活動している。

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