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グローバルパートナーズ株式会社

https://www.global-p.com/

〒171-0014 東京都豊島区池袋2-40-13池袋デュープレックスビズ 6F

グローバルパートナーズとの協同は次の“常識”創造へのマイルストーン

ステークホルダーVOICE 取引先
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株式会社フラッグシップオーケストラ代表取締役の大澤穂高さん
株式会社フラッグシップオーケストラ代表取締役の大澤穂高さん(画像提供:フラッグシップオーケストラ)

経営者であり且つクリエイティブな人間でありたい」と語るのは、株式会社フラッグシップオーケストラ代表取締役の大澤穂高さん。

「“非”常識を常識に」を企業理念に掲げ動画業界の常識を塗り替えてきた同氏が「経営者として目指したい姿」と仰ぐ存在こそ、グローバルパートナーズ株式会社(GP社)の代表取締役山本康二さんです。

動画制作の受注を機にスタートした両社の協同は今、さらなる新常識の創造に向けて深化しようとしています。

「『個』の力をつけることを大事にしている」と言う大澤さんに、両社のメンバーの共通項から協同で目指す展望までを伺いました。

「経営×クリエイティブ」を体現する山本社長は「目指したい姿」

「“非”常識を常識に」をミッションに、動画業界の新常識を打ち出された貴社ですが、挑戦を厭わないグローバルパートナーズ株式会社(以下、GP社)や同代表取締役社長の山本康二さんの取り組みにも、共感するところがあるのではないでしょうか。

大澤

私は、経営者であり且つクリエイティブな人間でありたいと思っています。組織を作ることも、ある意味ではクリエイティブな営みです。

GP社の代表取締役山本康二さんは、私にとってそんな「経営者×クリエイティブ」を体現する方です。

商談中の発言だったり、オフィスの見せ方だったり、アウトプットから垣間見える山本さんのお考えに、恐縮ながら共感できる部分が多々あります。

山本さんは、我々のような起業家からしたらいわばレジェンド。男気があると同時にものすごくクレバーな左脳型でもあって、決断力や創造力など全てのパラメーターが高い方です。


組織づくりで大切にしていることや、営業をしっかり科学しようとされているところにも共感します。また、リーダーとしての風格、それに能力や人格も兼ね備えておられて、本当に魅力的な経営者です。

もちろん山本さんと私はタイプの違う人間なのでアウトプットは変わりますが、やはり山本さんは「経営者として目指したい姿」ですね。

プロ中のプロのレベル感で物事を見ておられる経営者と仕事ができることが光栄ですし、非常に刺激をいただいています。

GP社のメンバーとの共通項は「いい人が多い!」

GP社と関わることで、貴社のビジネスにとってもプラスになる部分が大きいのではないでしょうか。

大澤

もちろんです。弊社は現在、GP社が受注した動画の企画やクリエイティブ制作にパートナーとして携わっています。

GP社自身も動画制作事業を手掛けておられるので、弊社の供給量と専門性を見込んで、伴走やリスクヘッジの観点からご依頼いただいているのだと思います。

弊社にとって安定的な収入源のひとつであることは間違いないので、そのメリットは当然大きいです。

また、山本さんを介して案件やさまざまな機会をいただくこともあります。さらに言うと、GP社のメンバーとの交流が、弊社のメンバーにとって良い刺激になっています。


コロナ禍に入る前のことですが、キックオフ会を催したところGP社のメンバーも来てくださり、いろいろな方とお会いしました。そこで感じたのは、シンプルに「いい人が多い!」ということ。


手前味噌ですが弊社も「いい人」が集まっていると自負しているので、組織のカルチャーや軸になる部分が似ているのかもしれません。

「いい人」とは?

大澤

明るくて素直な人が多いということだと思います。GP社を訪れるといつも、皆さんが元気にあいさつしてくれます。

その雰囲気に触れると、我々も「明るく挨拶してもらえるとこんなに気持ちがいいんだ」と客観的に感じます。すると、弊社にお客様が来られたときにも自然と明るい挨拶が出てくるようになります。


GP社のメンバーの雰囲気や気持ちの良さは、人と接するときの心がけを思い出させてくれるようです。

「“非”常識を常識に」企業理念のもとに集まった“crew”たちへの想い

フラッグシップオーケストラのとある社内会議の風景
フラッグシップオーケストラのとある社内会議の風景(画像提供:フラッグシップオーケストラ)

貴社の職場環境にもプラスの影響があるのですね。ところで貴社は、GPTW 2021年版日本における「働きがいのある会社」ランキング小規模部門で第1位を獲得されています。受賞の決め手は何だったのでしょうか?

大澤

受賞した2021年度版のアンケート調査は2020年に実施されます。2020年といえばコロナ禍の真っ只中です。それまではオフラインで行ってきたことを、全てオンラインに切り替えたタイミングでした。

ひとつは、このオンライン施策がぴったりハマったということです。

具体的には、「オンラインによって失われるもの=雑談」と定義した上で、雑談を補完するためのコミュニケーションをデジタルでどう生み出せるかを考えました。

弊社は動画の会社です。そこで、動画を活用した「ムービメント(ムービー×エンゲージメント)」を考案し、メンバー全員の自己紹介や私からのメッセージなどを動画で配信しました。


自社で動画配信と分析ができるので、視聴した人の分析も可能です。動画視聴の分析と月1回の1on1をかけ合わせて、メンバーのエンゲージメント状態を把握していきました。


結果的に、オンラインでもオフラインと変わらない温度感を保てたと思います。
もうひとつの要因は、「“非”常識を常識に」をはじめとする弊社の企業理念に依るところが大きいです。

創業時からミッション、バリュー、クレドといったフィロソフィーが軸にあったため、オンラインになってもふらつくことがありませんでした。

また、企業理念そのものが変化を歓迎する内容なので、コロナ禍という急激な変化への耐性が高いメンバーが集まっていたのだと思います。

株式会社フラッグシップオーケストラのVALUE
株式会社フラッグシップオーケストラのVALUE(画像提供:フラッグシップオーケストラ)

いわば会社として進むべき航路が理念として示されていて、その理念のもとに集まるメンバーも変化をポジティブに受け止める方々が多かったというわけですね。

大澤

そうですね。弊社では一緒に働く仲間を「crew(クルー)」と呼び、crewそれぞれが「個」の力をつけるということを大事にしています。

個のスキル、キャリア、経験値がつけば、その人はどこでも活躍できます。

個を育てるために会社を伸ばさなくてはいけないし、それぞれの人生軸に合った仕事や働き方を共に考えることがマネジメントの役割だと思っています。

私はわりと人に対する思い入れが強いタイプなので、誰かから「辞める」と言われると実はちょっと傷つきます(笑)。

でも、その人にとって良いキャリアやタイミングなら、全力で後押しします。ときには面接の練習相手になることもあります。

半年に1回、私が全メンバーと1on1をしているのですが、このような「個」の力をつけたいという想いやマネジメントの一貫性については、わりと皆が評価してくれているようです。

GP社との協同は「エンタメ業界の負の解消」に向けたマイルストーン

フラッグシップオーケストラのとある撮影現場のワンシーン
フラッグシップオーケストラのとある撮影現場のワンシーン(画像提供:フラッグシップオーケストラ)

それでは、貴社とGP社との今後の展望についても聞かせてください。

大澤

まずは、期待されている以上の制作物を納品し続けることです。私は、GP社に納品するものに限らず、成果物には契約上の役務以上の内容が求められていると考えています。

飲食店で例えると、単に料理を出せば良いというわけではありません。

素敵な接客だったり、気持ちの良い店構えだったり、それら全てが成果物です。我々の仕事で言うと、受託業務以上の提案やノウハウ提供が成果物に含まれていると考えます。

GP社に対しても、例えば横展開されているサービスに関して提案したり、知見の共有やシームレスなやりとりができるようにしたりと、まだまだ弊社がやるべきことがあります。

弊社のクリエイティブディレクターを常駐させていただくことも検討しています。今後も関係性を深めていきたいです。

両社がタッグを組むことで広がる可能性は無限大ですね。貴社の事業としては今後どのような展開を見据えておられるのですか?

大澤

まずは動画業界における課題解決です。動画業界の負、つまり「制作費が高い」「供給量が不安定」「ノウハウがない」といった課題について、弊社は一気通貫でサポートできます。

次のステップとしては、動画業界で培ったノウハウや独自のスキームを活用して、エンタメ業界のより大きな負の解消にも挑戦したいです。


具体的には、クリエイターと映像作品をより増やせるような仕組みづくりです。

日本はエンタメのIP(Intellectual Properties、知的財産)大国である一方、昔ながらの方法から脱却しきれていない側面もあります。

イノベーションのジレンマに陥りにくいベンチャー企業だからこそ、貢献できることが必ずあると思います。
また、WEBの動画業界とエンタメの映像業界とでは、必要なナレッジやデータが異なります。

例えば、映像のIPをお持ちの方々がYouTubeで発信しようとした途端、量産、サムネイルの選択、SEOなどの要素が絡んでくるのです。

そこで、WEB動画制作で蓄積してきたナレッジやデータを活用して、課題を解決できればと考えています。

そうした局面で、GP社とのパートナーシップはどのように関わってくるのでしょうか?

大澤

エンタメ業界の課題解決に役立つノウハウを蓄積し立証していく過程で、GP社との取り組みはマイルストーンになります。

弊社にオペレーティブな部分をお任せいただくことで、GP社がどんどん開拓していける状況を作りたい。「安心して取りまくってください!」と言えるような、頼れる存在になりたいです。

同時にGP社にもナレッジが貯まっていくよう、例えば月に1回情報交換するなど、一丸となって取り組みたいです。

これまでお付き合いさせていただく中で、GP社とは「一緒に作っている内製チーム」のような感覚で動いていけると実感しています。

心強い存在ですね。両社のパートナーシップで新しい“常識”が生まれることを楽しみにしております!本日はありがとうございました。

◎企業概要
・会社名:株式会社フラッグシップオーケストラ
・代表取締役:大澤 穂高
・所在地:本社 〒141-0031東京都品川区西五反田7-22-17TOCビル11F
 ドイツBerlin拠点 Holsteinische Str. 24.  10717 Berlin Germany
・代表番号:03-6455-7099
・FAX番号:03-6455-7509
・HP:https://www.fragor.co.jp/
・設立:2014年4月
・事業内容:格安大量動画制作サービス「ムビラボ」の運営、ABテスト動画広告サービス「ムビラボアド」の運営、クリエイター人材紹介サービス「ムビラボバンク」の運営、その他動画事業

◎プロフィール 
大澤 穂高(おおさわ・ほだか)
1987年12月26日生まれ。株式会社フラッグシップオーケストラ代表取締役社長。大学在学中に学生起業を志す。修行を積む決心のもと、2011年、医療・福祉系ベンチャーに入社。2年目で営業リーダー、3年目で当時最年少執行役員兼事業部長を務め、会社の成長に貢献する。2015年に同社を退職後、株式会社フラッグシップオーケストラを創業。格安動画制作サービス「ムビラボ」を立ち上げ、月間1,000本以上の動画制作を行うサービスへと成長させる。東京都町田市出身、猫が好き。

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ライター:

1985年生まれ。米国の大学で政治哲学を学び、帰国後大学院で法律を学ぶ。裁判所勤務を経て酒類担当記者に転身。酒蔵や醸造機器メーカーの現場取材、トップインタビューの機会に恵まれる。老舗企業の取り組みや地域貢献、製造業における女性活躍の現状について知り、気候危機、ジェンダー、地方の活力創出といった分野への関心を深める。企業の「想い」と人の「語り」の発信が、よりよい社会の推進力になると信じて、執筆を続けている。

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