cokiの取材を受けた後に、社内メンバーからの思わぬ反響と、素晴らしい企業とのビジネスマッチングがあったというリオール株式会社代表取締役の原翔平さん。同社は、海外から日本人医師によるオンライン医療相談を受けられるサービス「Yokumiru(ヨクミル)」の運営会社です。
実際に取材を受けた感想を伺うなかで、coki導入によるインタビュー取材から得られる3つのメリットを紐解いていきたいと思います。
cokiへの記事掲載後の反響「涙を流して喜んでくれた社員も」
—2021年10月に『事業はタレント。ゼロ・イチをプロデュースして伴走』という記事で原さんに取材をさせていただきました。記事公開後の反響はいかがでしたか?
当社の役員が記事公開から2週間後くらいに偶然この記事を見つけたらしく、社内のメンバーに「こんな記事を見つけたよ!」と共有したんです。すると夜遅くだったにもかかわらず、僕のもとに皆から直接連絡が来て、長文で感謝の気持ちを伝えてくれる人もいれば、「涙が出ました」と言ってくれる人もいて、本当に感激しました。
面談や飲み会などで普段から感謝の気持ちを伝えているつもりでいたのですが、『coki』という媒体を通して伝えることで、より強いメッセージとして伝わったのだと思います。
「あの人があなたのことをすごく褒めていたよ!」と聞くと何だか嬉しいじゃないですか。「他者評価を顕在化する」というcokiの効果を実感しましたね。
cokiの説明を初めて伺ったときは、どんなメリットがあるのかあまり想像がつかなかったので、余計に驚きました。
—当初はcokiにどんなイメージを持っていらっしゃいましたか?
公器性を可視化するため、企業とステークホルダーで感謝を贈り合う過程を記事として紹介するというコンセプトは非常に素晴らしいと思いました。公器性を持つ法人が評価される社会が醸成できれば、本当に素敵な世界になると思います。しかし、お金を支払ってまで記事を掲載する効果は本当にあるのか?という疑問も同時に持っていました。
例えば広告媒体にお金を払って広告を出稿するというのは、認知度の向上という明確なメリットがあります。
しかし、cokiの場合は、自社で社長が各社員にサンクスカードを配ったり直接感謝の言葉を伝えたりすることと何の違いがあるのか理解できなかったんです。
ただ、cokiというメディアが目指していらっしゃるものの大切さはよく分かったので、お願いすることにしてみました。すると冒頭で申し上げた通り、物凄い反響があったというわけです(笑)。
cokiに取材される3つのメリットとは
ー実際に取材を受けてみて、cokiに取材されるメリットはどんなところにあると思いますか?
1つ目のメリットとして、自分の考えや想いを言語化してもらうことで、客観的に自分を見つめ直すことができるという点があります。まずインタビュアーの牛丸さんのヒアリングが丁寧だったので、素直な想いをお話しすることができました。ただ、テーマが深かったこともあり、自分でも「話がまとまらないな」という感覚がありました。
しかし、実際に記事を書いてくださったライターさんが非常に優秀な方で、確認原稿を見たときにびっくりしてしまいました。私の言いたいことがズバリ、書いてあったんです。本当によくここまで書いてくださったと思います。修正箇所がほとんど無かったですね。おかげで自分の考えを客観的に確認することができ、頭の整理になりました。
2つ目のメリットは、健全な企業と出会えるチャンスがあるということです。cokiの理念やコンセプトに共感して記事を掲載することを決めた方は、絶対に利己的な考えの方ではありませんよね(笑)。
cokiには、儲け第一主義ではなく、全体への貢献を考えて活動を行う健全な道を歩んでいらっしゃる方ばかりが集まると思います。そして自分もcokiに掲載された以上、社会の公器としてふさわしい振る舞いをしようと思うようになりました。まるで名門サッカー部のユニフォームを着ているみたいな感覚ですね。
cokiに紹介する企業選びには慎重になりますし、紹介していただいた企業には襟を正して応えなければならないという気持ちになります。
3つ目のメリットは、上記と関連しますが、より深いレベルで共通する企業と出会えるチャンスがあるという点です。cokiのインタビュアーさんは会社のビジョンや事業にかける思いを詳細にヒアリングするので、cokiには様々な企業のコアな情報が蓄積されていると思います。
そのため、事業の相性だけではない多面的な側面から、「こんな良い会社がありますよ」と紹介することができるのだと思います。
一般のビジネスマッチングサービスとはまた違った価値を提供できるというのはcokiの強みだと思います。実際に、当社もcokiを通してボーダレスキャリア株式会社という素晴らしい会社と出会うことができました。
1本の記事が生んだビジネスチャンス
—cokiの会員であるボーダレスキャリア株式会社は、不遇な過去や家庭環境によりなかなか就職できずに悩んでいる若者の就労支援事業「ステップ就職」を運営している企業ですね。
代表取締役社長の髙橋大和さんが、たまたま私の記事を読んで興味を持ってくださったそうなんです。それでcokiさんに引き合わせてもらい、オンラインでお話をしました。失礼な話ですが、ボーダレスキャリアさんが人材紹介・人材派遣業を営んでいると聞いて、最初はマイナスイメージを持っていたんです。
人が売上になるので「この人を決めたらいくら…」という思考になり、一度就職を決めても再び転職を勧めて紹介料を稼ぐんじゃないか?みたいに疑っていて。しかし、高橋さんから事業内容の説明を伺ってみると、私が抱いていたイメージとは真逆を突っ走っていて、見る目が180度変わりました。
若者たちに自己肯定感を持ってもらいたいという思いから、本就職前のインターン(お試し就職)期間で成功体験を積み重ねるようにしたり、就職後には個別のフォロー面談を行って定着率を高めたり、聞けば聞くほど「そんなことをやっている人材会社があるんですね!」と驚くばかりでした。
ちょうど当社も人材不足の時期だったので、ぜひボーダレスキャリアさんにお願いしようと思ってサービス利用に至りました。
ただ自社の人手不足を解消するだけでなく、サービスを利用することでボーダレスキャリアに登録している様々なバックグラウンドを持った若者たちの役に立てるなら、これほど嬉しいことはないなと思ったのも決めての一つでしたね。
また、ボーダレスキャリアさんからは、株式会社ボーダレスリンクというミャンマーで貧困農家を救う農業支援センターの運用を行う企業を紹介していただきました。
代表取締役社長の犬井智朗さんが当社の「YOKUMIRU(ヨクミル)」(海外から日本人医師によるオンライン医療相談を受けられるサービス)に興味を持ってくださり、会員登録してくださいました。
記事1つから様々なご縁が生まれたので、cokiには非常に感謝しています!
cokiを検討している皆様へ
—ありがとうございます。では最後に、cokiを検討している方に向けてメッセージを頂けますか?
cokiは自分や会社に関わってくれている人に感謝の想いを伝えることができる媒体です。どんどんご縁が繋がり、紹介した企業と感謝のメッセージを交換できることがユニークな点だと思います。
お世話になっているステークホルダーの方々に、内心では常々感じているけれど、日々の忙しさを言い訳に伝えきれていない想いを伝える良いチャンスです。実際に記事が公開されると色々なところから反響がきます。感謝を伝えた相手から喜んでもらえるのはもちろん、「うちの媒体にも掲載しませんか?」という嬉しいお誘いもありました。
当社のようなベンチャー企業はアピールの場が少ないので、露出の機会が増えたのも実はけっこう助かるポイントでした。「思っていたよりメリットが多い!」というのがcokiに記事を掲載して感じた率直な感想です。この記事がcokiを検討している方のご参考になれば嬉しいです!ありがとうございました。
リオールさんのおかげで、cokiの価値を再認識する機会になりました。
◎企業概要
リオール株式会社
https://www.realll.jp/
代表取締役 原 翔平
設立:2017年3月1日
所在地:東京都渋谷区神宮前3-1-27-703
事業内容:「事」プロデュース事業