—自己紹介をお願いします。
スタイリストの津守圭矢です。LIFEには新卒で入社しました。
—「厳しく叱ったこともありました」ということですが、新人のときはどんな点を指摘されていたのでしょうか?
沢山すぎて分からないです(笑)。計算はよく間違えていたし、パソコンはローマ字入力もできないくらいで…。接客に関しては、入社前に飲食業などのアルバイトを経験していたので得意だと思っていたんです。
しかし、飲食業でお客様とコミュニケーションをとる時間はせいぜい5分程度なのに対し、美容室では1、2時間お話するのが当たり前と勝手が全然違うので戸惑いました。この仕事は1日10時間くらい立ち続けるので、その疲労感が顔に出てしまっていたのも良くなかったですね。
社会人ってこんなに怒られるのかと驚くくらい、怒られていました(笑)。散々迷惑を掛けたのに、見捨てることなく根気よく育ててくれた松井さんや先輩たちに感謝です。特に松井さんは兄貴ですね。はやく結果を出して恩返しをしたいです。
—成長できたのは、やはり松井代表や先輩スタッフのおかげでしょうか?
もちろんそうですが、お客様に育てていただいたという面もあります。お客様を自分の手で綺麗にしたいという思いが、同じミスは繰り返さないようにしようという意識につながり、だんだん成長できたのだと思います。
—途中で辞めたいと思ったことはなかったですか?
何回もありましたよ。でも、まだアシスタントでお客様の髪を切るという美容師としての醍醐味を知らないで辞めて、「美容師さんって大変な仕事だもんね」と周囲から慰められるのはダサいなと感じていたので、踏みとどまりました。自分の未熟さが嫌になるときもありましたが、なんとか耐え抜いたおかげで会社のことが大好きになりました。
—LIFEのどんなところが魅力ですか?
挑戦させてくれるところですね。例えば新規メニューを作りたいとき、どんな目的で、どんな効果を見込んで、どんな価値が発揮できるのかということをしっかり考えてプレゼンし、お客様にとって意味があると感じてもらえれば、新人の意見だってちゃんと通るんです。手を挙げれば重要な仕事を任せてもらえることもあるので、やりがいがあります。
—今後はどんなことに挑戦したいと思っているのでしょう?
僕より下の世代のスタッフたちがどんな働き方を望んでいるのかを、真剣に考えていきたいと思っています。僕はきつく指導してもらったおかげで会社や仕事が好きになりましたが、今20代前半の人はまた違う指導方法の方が良いのでは?と感じることがあるんです。
若い世代が定着しないと会社は衰退してしまうので、成長と働きやすさを両立した環境を模索していきたいですね。そのためには店長になることが必要なので、年内にはしっかり結果を出そうと思います。
(画像提供:株式会社LIFE)