現在岩手県立産業技術短期大学校の校長をされている清水健司さんには大変お世話になりました。
清水さんは山梨県のご出身、以前岩手大学で教鞭を揮われていた方で、岩手ネットワークシステムという組織を立ち上げたメンバーの1人です。
岩手ネットワークシステムは産学官金を結ぶソーシャルキャピタルの先駆けで、日本の産業コミュニティの見本と言えます。様々な経験・知見のあるメンバーで深い議論ができるコミュニティは本当に価値があるもので、これがあることで問題解決の質もスピードも格段に違うのです。
私も岩手ネットワークシステムに倣って、産学官金の人材が集まりインフォーマルなコミュニティが形成されていけば、スピード感がある効率的な事業展開ができると思い支援事業に取り組んできました。その中でこの理論のパイオニアの清水さんとの知己を得て、ネットワークの共有による産業振興について様々な気付きが得られ、深く学ばせていただきました。