
Zenkenは8月から運営する求職者サイトで新たなサービスの提供を始めた。現役社員の声から働きやすい会社を探せる「VOiCE」で、求職者がワンクリックで口コミを書き込んだ社員に「会いたい」と意思表示できるようになる。求職者が会いたい現役社員に会って生の声を聞ける上、企業側も自社に関心を持っている採用候補者に迅速・的確にアプローチしやすくなる。
企業と個人のミスマッチを抑制し、効率的に質の良い採用・就職活動をできるようにするのが狙い。
新たなサービスの名称は「会いたい機能」。求職者が口コミを読んで「この人に直接話を聞いてみたい」と思った際に、口コミの横にあるボタンをクリックすれば企業側に通知が届く仕組み。企業の採用担当者は求職者情報を確認の上、対象の社員とのアポイントを調整する。Zenkenは「従来の応募フローでは出会えなかった層との接点が増え、より質の高い母集団形成と面談率の向上を後押しする」としている。
Zenkenが運営するサイト「VOiCE」は企業の口コミの書き手を現役社員に限定。実際に働いている社員の声により「仕事のやりがい」「働きやすさ」などを可視化している。現状の多くの雇用関連サイトでは「企業の人事部視点の求人媒体」と「退職者視点の求職者向けの口コミサイト」で情報が二極化。Zenkenは現役社員視点の「VOiCE」の提供により、求職・採用活動に新たな視点を提供している。