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INEST株式会社

https://inest-inc.co.jp/

〒170-0013東京都豊島区東池袋1-25-8 タカセビル7F

常に変化する“ベンチャー”であり続ける【INEST株式会社】

ステークホルダーVOICE 経営インタビュー
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株式会社INESTクライアントや商品に合わせ、アナログとデジタルを融合させたもっとも良い方法で営業を支援していくプロ集団INEST株式会社。営業代行だけではなく現場で即戦力となる約600名の人財を強みに、目まぐるしく変わり続ける世の中に立ち向かいます。成長し続けるINESTと、執行さん自身の今後のビジョン、そしてそれを支えるステークホルダーへの感謝の思いをお聞きしました。

「間に立つ」ことで見えてくる世界を伝えていく

ーーでは最初に企業概要をお聞かせください。

当社はマーケティングとセールスを強みに企業の課題を解決することと、世の中に便利なサービスを広めることを目的としています。マーケティングやセールスの手法は常に変化しているので、従来のやり方にとらわれず時代の流れに合わせることでクライアント様の問題解決につなげるような、パフォーマンスの高さを維持しています。

ーー他社との違いや強みはどのような点でしょうか?

クライアント様が何を求めているのか、どうやったらもっと伸ばしてあげることができるのかを考えて、根幹を理解したうえで改善策をご提案するようにしていますね。ただの委託先に留まらず、ビジネスパートナーのような気持ちで寄り添っています。そのためには確実にコミットできるものしかお受けしていないんです。ご依頼をいただいても、もし我々よりも他社のほうが得意そうな案件であれば、たとえ利益を逃してでも他社を紹介する場合もあるぐらいで。単純なセールスではなく、クライアント様が求めていることをしっかりと理解して、そこに付加価値をつけて提案していくという姿勢でいます。

マーケティングに関しては、当社ではWEBマーケティングやSNS、クラウドファンディングなどマーケットを多角化させているので、例えば従来のテレマーケティングのようなアナログなやり方と、最新のデジタルなやり方を融合させることで、理想的なデジタルマーケティングができるというのが最大の強みです。また、その営業の品質をかなり重要視しています。

ーー具体的にはどのような事業をされているのですか?

法人向けに展開している企業の商品をご案内からお取り次ぎ、その後のサポートまでおこなっています。以前はコピー機や電話機などのOA機器が中心でしたが、最近ではクラウドサービスやAIなどがメインですね。「アイデアと技術はあるのに商品をどのように広めたらいいのかわからない」という会社のサポートや、ときには使用者のニーズに合わせて商品開発の一部を担う場合もあるんですよ。

個人向けのケースではたとえば不動産会社やWEB会社などと提携して、利用者様が引っ越しをする際に電気や水道、ガスなどの契約をまとめてご案内するアドバイザーのような役割もしていますね。

ーーなるほど、とにかく「間に立つ」お仕事なんですね。では次に御社の今後のビジョンや、どのように社会を変えていきたいかなどの展望をお聞かせください。

今は世の中がどんどん複雑になってきているので、「正しい情報をお伝えする」ことが大事だと思っていて。「作る側」と「使う側」の間に立つことで見えてくる世界をクライアント様にお伝えして、よりよいサービスに改善していきたいですね。当社では商品開発もしているので「このクライアント様にはこちらの製品のほうが合っているんじゃないか」というご提案もしやすいですし。今後もオンラインとアナログの融合で世の中の課題を橋渡ししていきたいですね。

私自身はお金や立場などにはあまりこだわりがなくて……最初はあったんですけど(笑)。大きなビジョンを描くことで関わる人たちが増えたり、見えてくる世界も広くなっていくので今はそちらのほうに断然魅力を感じているんですよ。

ーー執行さんがINESTを立ち上げることになったいきさつを教えてください。

以前は株式会社光通信という会社で営業の仕事をしていたんです。INESTの元になるようなことをずっとやっていましたね。そこから株式会社アイ・ステーションとして事業が独立することになったときに、私に任せてもらえることになって。自分1人で独立するのか、部下を率いて独立するのかを考えた結果、より大きな世界でチャレンジしたいという思いから当時の部下を600名ほど連れて私が代表になったんです。さらにその2年後にINESTの代表になりました。

でも今は“社長”という役職には全然こだわりはなくて。いろいろな方に期待していただいているINESTをもっと伸ばすための、単なる役割のひとつだと感じていますね。INESTも私自身も常に変化し続けていますから。

「人生のステークホルダーを大事に」 語られる感謝の思い

ーーINESTを支えるステークホルダーの方たちへ伝えたい感謝の思いをお聞きしています。まずはお客様へのメッセージをお願いします。

お客様との向き合い方
エンドユーザーの方たちへ

法人、個人ともに多くのお客様がいらっしゃるのですが、エンドユーザーへのサービスは正直まだ満足していません。昔はシンプルに「物売り」でしたが、今は「コト売り」に変わってきていて。“事象”をセールスするということにこだわっていきたいんです。そのような付加価値を感じていただけるように頑張ります、とお伝えしたいですね。

株式会社トリアイナ 三浦 哲郎 取締役会長へ

三浦会長とは仕事より先にプライベートで出会ったんですよ。共通の趣味があることを知って、毎月のように食事をしながら情報交換をしているうちに、一緒に仕事ができないかということになったんです。最初は数百万円のお取引きから始まり、3年ほどで約10倍のお取引きになっていますね。業界は違うけれど、お互いの強みと弱みを補い合うことができる良い関係に感謝しています。

 

ーートリアイナ様はどのような企業なのですか?

 

出張買取をしてリユースされている企業様です。アポ、査定、販売も全て自社(直営)で行われていたのですが、縁あってアポイント業務の一部を、当社にアウトソースしていただきました。当社はインサイドセールスを得意としているので、そこを請け負ったらどうかということになって。ありがたいことに今では当社の従業員がお客様のお宅まで直接伺い、査定する業務も任せていただくまでになってますね

 

これってリユース業界では今まであまりなかったことなんです。アウトソースの文化自体がないようで、ほとんどのリユース会社さんは自社で仕入れた物を自社で売って完結されているんですが、それってすごく大変で。プライベートで仲良くなったことから仕事でもお互いにWIN-WINの関係を築くことができていますね。

 

ーー三浦会長にお伝えしたいことや聞いてみたいことはありますか?

 

年齢が20歳近くも違うので、よくこんな若造と仲良くしてくれてるなって(笑)。聞きたいことは……プライベートで何でも聞いちゃってるなぁ。

株式会社オーバービュー 山元 秀樹 代表取締役へ

山元さんとは仕事の場で知り合ったのですが、仲良くなったのはプライベートからですね。山元さんに、取引をする前からうちに遊びにおいでよと誘ってもらったのがきっかけで。私が1人で遊びに行かせてもらったんですけど、男2人で過ごして一気に仲良くなりましたね。山元さんには感謝してるけど私にも感謝してほしい、そんなことが言えちゃうような関係かな(笑)。でも初めてお会いしたときは怖かったんですよ!私は若造だし、山元さんは仕事モードだったし(笑)。

 

オーバービュー様は中国で物作りをするノウハウがあるのですが当時我々にはなかったんですよね。何もわからずに中国で生産から納品までをおこなうって不安じゃないですか。でも当社にはセールスの力はある、じゃあ双方の強みを生かして一緒にやろうよ!ということになったんです。ありがたいですよね。

 
ーー次に社員の方たちへの思いをお聞かせください。

社員・家族との向き合い方
 

現在当社には正社員が約600名、業務委託が300名ほどいるのですが、私は正社員でもアルバイトでも、雇用形態に関わらず大事なパートナーだと思っていて。当社のようなまだ若い会社に入社してくれて、会社を信じて頑張ってくれていることにとても感謝しているんです。頑張ってよかったと思ってもらえるような会社にしていくと日頃から伝えていますよ。

 

当社はとても変化が多いんです。目の前の利益を出すことよりも、5年後や10年後にもっと大きくジャンプするためにしゃがまなければならないこともあって。そんな少し苦しい状況でも理解して、変化に対応し続けてくれる皆んなにいつも感謝しています。

ーー感謝している金融機関はありますか?

取引先との向き合い方
東京スター銀行本店さん

東京スター銀行本店さんにはとても助けていただいていますね。独立したばかりの頃は大赤字で、いつ潰れてもおかしくないような状況だったんですよ。それなのに5億円も貸してくださって。おそらく担当の方がありとあらゆる手段を尽くしてくださったんだと思うんです。感動のあまり「ここから絶対黒字にします!」って誓いましたね(笑)。それからは少しずつでも着実に結果を積み重ねていくことで、融資額を増やしてもらったり金利を下げてくださったりと、信用していただけていることがとてもありがたいです。

ーー地域社会へのメッセージはあるでしょうか。

地域社会との向き合い方
 

当社では高卒も大卒も関係ないと思っていて、5年ほど前から高卒採用を積極的におこなっているんです。高卒だとどうしてもブルーカラーの仕事が多くなってしまうんですよね。そんな現状から選択肢を与えてあげたくて。高校の先生と何年もかけて信頼を築いていき、毎年高校生の採用面接をさせてもらっています。

 

特に地方の高校生にとっては、卒業後すぐに東京で働くことのできるチャンスってなかなかないと思うんですよ。なので当社では社宅も用意して、遠方の学生でも金銭的な負担をほとんどせずに、ホワイトカラーの職種で働くことができる機会を与えてあげたいと思って活動しています。

ーー次に株主の方への感謝の思いをお聞かせください。

株式会社光通信 和田英明 代表取締役社長へ

光通信は私が長年働いていた会社であり、和田さんは恩師ですね。27歳で独立させていただいた時も挑戦するチャンスを和田さんにいただいたんですよ。一緒に働いていた時も多くのことを教えてくださって。勉強させていただきましたね。

 

アイ・ステーションとして独立した当初は取引の6〜7割は光通信とのものでしたし、INESTの代表になってからも、名実ともに最大の取引先であり、株主であり、いちばんの恩師で私の原点ですね。今でも可愛がってもらっていますが決して甘やかされてはいないんです。いい意味ですごく厳しい。甘えさせてくれないことに感謝しています。

ーー最後に未来世代へのメッセージや伝えたい思いをお願いします。

未来世代との向き合い方
 

「何があっても後悔のない選択と行動をしよう」ということですかね。失敗してもいいんです。失敗だって挑戦への過程だから。あとは「夢を持ちましょう」と言いたいかな。未来に対して希望を持たないと人生楽しくないじゃないですか。大人になると楽しく生きている人って少ないですよね。でも子どもの頃は知らないことが多くて、将来の夢もあって、希望に満ちていたはず。

 

そういう子どもごころやワクワクする気持ちを持ち続けてほしいなって。大企業の社長とか本当にすごい人って、50歳や60歳になってもそういうが多いんですよ。大人になっても新しいことに対して喜びを見出せるような。自分の人生を楽しんでいる人のほうが仕事でも成功しているんですよね。私も本能のまま素直に生きていますし。ストレスなんてないですもん(笑)。

 

自分が楽しいと思うことをやってきた結果、今のポジションに就いていたんですよね。でもそれは会社や上司にチャンスをもらってきたからだということもわかっていて。だからこそ自分の代で終わらせるのではなく、地方に住んでいたり、引きこもりになってしまっていたりするような人たちにも挑戦できる環境を用意してあげたい。30代や40代でも挑戦したっていいじゃないですか。もちろん10代だっていい。仕事の生産性が少しぐらい悪くなったって、そういった挑戦を続けることで私も何か未来の可能性が見出せるんじゃないかな。

<企業情報>

商 号 INEST株式会社
英語表記 INEST, Inc.
創 立 1996年7月10日
資本金 100,000,000円
株式コード 3390
株 式 東証JASDAQ上場
従業員数 連結:625名 単体:50名 ※2020年8月1日時点
本社所在地 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-25-8 タカセビル7F
事業内容
・WEBサービスの開発、販売、運営、保守
・携帯電話、スマートフォン、タブレット端末の販売
・飲食チェーンなどの店舗向けASP・ソリューションサービス

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