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シバター、2億円突破も“3億の壁”に嘆き 銀行残高公開にフォロワー騒然

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シバター(@pwshibatarzz)Xより

登録者数115万人を誇るYouTuber・シバターが3日、自身のX(旧Twitter)を更新し、驚きの「通帳残高」を公開した。格闘技、プロレス、ポーカー、さらにはパチンコ営業まで、多彩なジャンルで話題を振りまいてきた彼。10年以上にわたりYouTube界の荒波を泳ぎ抜いてきたベテランは、長年の活動で築いた財産をサラリと公開した。

YouTubeがまだ“副業”や“趣味”の延長として捉えられていた時代から活動を始め、炎上とバズを繰り返しながら登録者を増やしてきたシバター。いまや「YouTuber第一世代」として名を残す存在だ。

 

「2億から3億になかなかならない」

シバターが投稿したのは、銀行の残高画面。「207,955,547」と記されており、その額はなんと2億円超。それにもかかわらず彼は、「二億から三億になかなかならない」と嘆き節を添えていた。
一般人からすれば想像を超える額だが、シバターにとっては“あと1億”が遠い壁となっているようだ。数字を単なる資産ではなく、エンタメの一部として公開してしまうあたりが、彼らしい挑発でもある。

この投稿にフォロワーからは驚きと羨望の声が殺到した。
「渾身の結晶」「しゅごい」「えぐすぎ」「夢あるなぁ」などのコメントが並び、なかには「2億もそのまま銀行に入れてるのがある意味すごい」「宝くじに当たった人に見えてきた」といった感想も。
また「ここまで金あってもパチスロで熱くなれるのすごいですね」と、シバターの“庶民的な遊び心”に注目する声も少なくなかった。

 

炎上と話題を呼んできた歩み

シバターのキャリアを語る上で欠かせないのが、数々の“炎上事件”である。彼はYouTuberとしての活動初期から、人気クリエイターや芸能人に対する辛辣な批評動画を投稿し、「炎上系YouTuber」として瞬く間に知名度を広げた。

過激な言葉で相手を挑発し、ネット上で議論を巻き起こすスタイルは、当時としては異質でありながらも確実に注目を集めていった。

特に話題を呼んだのは、格闘技イベント「RIZIN」での一連の騒動だ。対戦相手を挑発する動画を公開し、試合前から話題を独占。試合そのものよりも、シバターが放つ挑発的なパフォーマンスやSNSでの発言が注目されることもしばしばあった。

実際のリング上では意外な健闘を見せ、「炎上芸」だけでなく格闘家としての存在感もアピール。これによりアンチだけでなく、「結局はシバターに持っていかれる」と笑うファン層も形成されていった。

また、YouTube内でも彼は常に“問題児”だった。時には他の人気YouTuberとのコラボをめぐって波紋を呼び、時には時事ネタに踏み込みすぎて批判を浴びた。

だが不思議なことに、その度に登録者数や再生回数は伸び続け、炎上がむしろ収益や知名度アップの燃料となっていた。ネット上では「炎上はシバターの必殺技」「彼にとって批判は最大の宣伝」と揶揄されることもあった。

炎上後の立ち回りも独特だ。ほかのYouTuberが謝罪や釈明に追われる一方、シバターは逆に「それがどうした」と居直り、さらには自らをネタに変えて笑いに転化する。

結果、批判一色だったコメント欄が、次第に「ここまで開き直れるのも才能」「むしろ面白い」と肯定的な声に変わるケースも少なくない。炎上を逆手に取る姿勢は、プロレス的な“悪役(ヒール)”の立ち位置を彷彿とさせる。

シバターが“炎上請負人”と呼ばれる所以は、この徹底したエンタメ感覚にある。彼にとって炎上はゴールではなく、あくまで物語を盛り上げるための演出であり、視聴者を退屈させないための仕掛けだ。賛否の渦中であっても「結局はシバターの話題が勝つ」という現象を繰り返し生み出してきたことが、彼の強烈な個性を際立たせている。

 

YouTube界での立ち位置

近年、YouTube界は新世代クリエイターの台頭やショート動画の流行など、大きな変革期を迎えている。だがそんな中でもシバターは、古参クリエイターとして独自の立ち位置を確立し続けている。


若手のように最先端を追うのではなく、あえて炎上や挑発を交えた“昭和的バラエティ精神”で勝負。プロレスや格闘技にルーツを持つ彼にとって、視聴者の感情を揺さぶることこそがエンタメの本質だ。

「登録者数115万人」という数字は、現在のトップYouTuberと比べれば突出して大きいわけではない。しかし、シバターは登録者数や再生数以上に“話題性”と“存在感”でYouTube史に刻まれている。

 

“3億の壁”を突破する日は来るか

2億を超えてもなお、シバターが目指すのは3億の大台。格闘家としてリングに立ち、YouTuberとして炎上とバズを繰り返し、さらにはパチンコ台に熱狂するその姿は、視聴者にとっては「夢のある生き方」に映る。
一般人からすれば桁外れの金額も、彼にとってはエンターテインメントの“演出”に過ぎないのかもしれない。

果たして、シバターはいつ“3億の壁”を突破するのか。その瞬間もまた、XやYouTubeを通じて多くの人々に共有され、ネットを賑わせるに違いない。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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