LinkJapanについて
LinkJapanは、AIとIoT技術で住宅のすべてをリンクするホームプラットフォームを提供する会社です。HomeLinkアプリを起点に、自社製品、他社住宅設備、ヘルスケア、エネルギーをリンクし、住宅に頭脳を持たせます(Home OS)。これにより、住宅が執事付きの住まいとなり、病院となり、介護施設となり、発電所となるなど、住宅をスマホのように自由にアップデートできるようになります。
私たちLinkJapanは、住宅プラットフォーマーとして、すべての家庭においてスマートで持続可能な住宅を実現するためのサービスを提供しています。私たちのビジョンは「住宅を統合するHOME OS構想」であり、これに基づき開発した統合型スマートホームアプリ「HomeLink」によって、あらゆる住宅関連サービスを一元管理できるプラットフォームを提供しています。
LinkJapanが社会貢献に取り組む経緯
スマート住宅の普及により、住宅全体でのエネルギー効率の向上や在宅医療への対応、介護施設に匹敵する自宅ケアの実現など、社会全体に持続可能な価値を提供できると考えました。
この考え方をもとに、私たちは社会貢献と事業の両立を目指し、さまざまなサービスを展開することに至りました。以下より、取組みの内容を紹介します。
エネルギーマネジメント事業
住宅全体でエネルギー消費量を最適化し、再生可能エネルギーの導入をサポートする「eNe」や、水道使用量の確認・最適化が可能な「eMeter」など、各種エネルギー関連サービスを提供しています。
自宅を介護施設に
在宅医療を充実させる「eMamo」やIoT技術を活用した「本格派 在宅医療」により、介護施設のような環境を自宅に実現することが可能です。
統合アプリ「HomeLink」
さまざまなサービスを統合的に管理する「HomeLink」アプリで、すべてのデータを一元管理し、ユーザーにとって使いやすいシステムを提供しています。
推進していく上での苦労と前進させるための工夫
スマートホームの普及には、多様なパートナーとの連携が不可欠であるため、多くの企業との協力体制を築くことが課題でした。しかし、これにより製品の信頼性や互換性を高め、プラットフォーム全体の価値を高めることができました。
実際に、活動に取組んだことによって、私たちのサービスにより、ステークホルダーとの関係が強化されました。特に顧客からのフィードバックは、スマートホームサービスに関する新たなニーズや期待を発見するための貴重なリソースとなりました。
一般ユーザーが購入できるIoT機器・家電は大きく2つに分類されます。
1つは大手家電メーカーから発売されるIoT家電、1つはベンチャー企業から発売される既存家電をIoT化する製品です。前者のIoT家電については、幅広いユーザーが購入しつつも、IoT機能を利用している割合は20%前後にとどまっています。
また、後者のIoT製品については、ガジェット好きなどのアーリーアダプターがターゲットとなり、現在は頭打ちの状況になっています。それらを象徴するように、IoT市場を牽引してきたAmazon alexaの業績も不透明な状況です。
しかし、日本国内でスマートホームのニーズは確実にあると考えており、弊社では第三の選択肢として、ビルトイン型のスマートホームサービスを展開しています。
2018年からサービス展開を開始し、2019年から2024年にかけて年間の導入戸数は10倍以上に伸長しています。現在はスマートホームマンションにおいて、約46%超のシェアを獲得しています。
また、東京都の池袋エリアにて、弊社サービスが導入されている賃料物件に住まわれている方は90%以上がサービスを活用いただいております。これは、大手家電メーカーでも実現することのできなかった利用率になります。
弊社ではオープンプラットフォームとして、多くのメーカーとの連携を実現し、
ユーザーの使いやすさを第一にアプリ開発を行うことで、上記の実績を獲得しました。
▼まとめ————————————-
・ IoT家電の利用率20% → eLifeの利用率 90%超
・ toC販売 頭打ち → 導入戸数 10倍以上に伸長
【寄稿者】
村上知久(むらかみ ともひさ)株式会社リンクジャパン広報
1980年、栃木県生まれ。
大手ディスカウントストアドン・キホーテで10年間家電製品担当として、小売を学び、その後流通に従事したいと考え、卸売企業に転職。その後、Eコマース運営企業でのバイヤー職を経て、偶然出会ったスマートリモコンの素晴らしさに感動し、2018年2月に株式会社リンクジャパンに営業職として入社。初期メンバーとして、企業文化を学んだ経験を活かし、現在は広報とHP作成担当を兼務している。