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法人のサステナビリティ情報を紹介するWEBメディア coki

(認定)特定非営利活動法人 ジャパンハート

https://www.japanheart.org/

〒111-0042 東京都台東区寿1丁目5-10 1510ビル3階

人間のDNAには 「困っている人の助けになりたい」 という気持ちが組み込まれている

ステークホルダーVOICE 経営インタビュー
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ジャパンハート アイキャッチ

医療格差が激しい現代社会において「医療の届かないところに医療を届ける」ことを目標に精力的な活動を行う特定非営利活動法人ジャパンハート。日本は人口414人に対して医師が1人の割合。一方、世界では数万人に1人しか医師が存在しないという国も珍しくありません。一人の医師から始まった世界中での国際医療NGO活動、ステークホルダーへの感謝、そして未来世代への思いとSDGsへの取り組みを伺いました。

医療の届かないところに医療を届ける

 —ジャパンハートについて教えてください。

私たちジャパンハートは、小児外科医の吉岡秀人が2004年に日本発祥の国際医療NGOとして、「医療の届かないところに医療を届ける」ことを目標に立ち上げた団体です。

「すべての人が、生まれてきて良かったと思える世界を実現する。」というビジョンを掲げ、主に東南アジアを中心とした海外と日本で医療活動を行っています。

医療活動というと、患者の「生命」を救うことを思い浮かべるかと思いますが、私たちは「心を救う医療」を大切にしています。顔面の奇形や火傷の傷跡など命に関わる病気ではなくても、それらが原因で学校に行けない、就労できないなど心が傷ついている方がいればもちろん医療を届けます。また、たとえ長く生きることを叶えられなかったとしても、その患者や家族の心を救うにはどうしたら良いか?と日々考えながら活動を行っています。

ジャパンハート 活動写真

小児がんの子どもたちに医療者が完全帯同することで家族との外出の希望を叶えるプロジェクトSmile Smile PROJECT(画像提供:特定非営利活動法人ジャパンハート)

 

国内の小児がんや僻地医療、途上国での学校・医療機関の支援活動

—具体的にはどういった地域でどのような活動を行っているのでしょうか?

ジャパンハートの活動は非常に多岐にわたります。

まず国内では、小児がんの子どもたちを対象に、医療者が完全帯同することで家族との外出の希望を叶えるプロジェクトであるSmile Smile PROJECTを行っています。さらに僻地や離島へ志が高く確かな技術を持つ医療者を派遣する活動、海外でも活躍できるスキルを磨くための看護師・助産師を対象とした研修の実施、東日本大震災や令和2年7月豪雨などへの災害緊急救援などがあります。

海外では、医療活動はもちろん、保健・衛生指導、地域医療機関支援、周産期事業、国際緊急支援、児童養育施設事業、給食センターの運営、医療学生奨学制度、視覚障がい者自立支援等を展開しています。

すべてを説明すると非常に長くなってしまうので簡単にまとめると、まずミャンマー、カンボジア、ラオスでの医療活動があります。

ミャンマーは外国人による病院開設が困難なため、寺院が運営する病院のワンフロアを借りて年中無休の医療活動や周辺寺院での定期健診を行っています。2017年には国内初の生体肝移植を実施しました。

ミャンマーの養育施設Dream Trainの子どもたち

ミャンマーの養育施設Dream Trainの子どもたち(画像提供:特定非営利活動法人ジャパンハート)

カンボジアではジャパンハート独自で開院したカンボジアこども医療センターで小児がんに特化した治療を、ラオスでは甲状腺疾患治療活動や首都近郊病院の手術室稼働支援を行っています。

カンボジア・神代院長(中央左)(画像提供:特定非営利活動法人ジャパンハート)

カンボジア・神代院長(中央左)(画像提供:特定非営利活動法人ジャパンハート)

こうした活動はともすると現地の医療者の仕事を奪う危険性もあるため、特にミャンマーでは手術期間を限定するなど既存の医療活動への配慮を徹底しています。医療スタッフは、手術がないときは寺子屋や学校、企業などで、正しい知識を普及する保健・衛生指導を実施しています。

—海外ではまだ十分な知識が浸透していない現状があるのでしょうか?

そうですね、知識だけではなくシステム自体も不足している地域もあります。例えばカンボジアでは妊産婦検診が普及していないため、妊娠に気づかず畑仕事をしていたら出産してしまったという方もまだまだ多いです。そのため、ジャパンハートでは現地の病院と連携して、産褥新生児管理・妊婦健診・母親学級の開催・分娩管理などの周産期事業を行っています。

また、少数民族が暮らすミャンマーとタイの国境付近では、約300ドルで子どもが売買されてしまう状況があります。そういった貧困家庭の子どもたちやHIV孤児などの生活と教育、就労をサポートするための施設をヤンゴンにつくり、子どもたちが経済的に自立できるまで日本の里親様とともに応援するDream Trainという事業も展開しています。

ミャンマーの養育施設Dream Trainで熱心に学ぶ子どもたち(画像提供:特定非営利活動法人ジャパンハート)

ミャンマーの養育施設Dream Trainで熱心に学ぶ子どもたち(画像提供:特定非営利活動法人ジャパンハート)

あまり知られていない活動としては、ミャンマーでの視覚障がい者の支援があります。日本では視覚障がいを持っていても自立して働く方が数多くいらっしゃいますが、ミャンマーの視覚障がい者はほぼ家の中にいて、家族に養われている場合が多いです。そこで、ミャンマー政府の要請に基づき、「盲人マッサージ資格制度立案委員会」を立ち上げ、各機関と協働で事業を推進し、視覚障がい者の自立と地位向上を目指しています。現在はコロナ禍のクーデターで活動が中断されているので、非常にもったいなく思うところです。

ジャパンハートが目指す「心」を救う医療とは

 —お話を伺っているとミャンマーとの関係性が特に深い印象を受けるのですが、そもそもミャンマーでの支援活動はどのように始まったのでしょう?

歴史的な話になりますが、日本は第二次世界大戦時にミャンマーに従軍していたため、ミャンマーには日本人墓地があり、毎年日本各地から慰霊団がミャンマーを訪問しています。その慰霊団の高齢化が進み、医療者が同行する必要が生じたときに声がかかったのがジャパンハートの創設者であり医師の吉岡秀人でした。実は慰霊団の活動には現地での学校建設や医療活動の普及なども含まれていたのですが、なかなか継続が困難な状況でした。そこで慰霊団の方が吉岡に、「この国で吉岡さんが医療を提供してくれたら何よりの慰霊活動になる」と打診し、ミャンマーでの活動が始まったという経緯があります。

—なるほど。ジャパンハート創設のきっかけの一つがミャンマーでの慰霊活動なのですね。

ですから私たちジャパンハートは国際医療支援の団体でありつつも、「慰霊」という軸を持っています。「若くしてお亡くなりになった方たちが生きたかった未来を私たちは生きているので、その分もしっかり生きよう」ということをジャパンハートの活動に参加する医療者たちには伝えています。

—そうした思いが前述の「心を救う医療」にも繋がっているように感じます。

そうですね。ジャパンハートの活動にボランティアとして参加する医療者の中には、医療に携わる者として何を軸に生きればいいかまだ模索中という段階の方もいます。そういう方たちが、ミャンマーで慰霊碑のお参りをして、自分と同世代の日本人の当時の生き方に思いを馳せつつ現地での医療を行うことが、医療者としての軸を見つけるヒントになるのだと思います。

先述した通り、私たちジャパンハートは医療活動を中心に様々な活動を行っていますが、それらはあくまで手段であるともいえます。私たちの活動を通して、患者の命だけではなく、患者の家族や関わる人々、ジャパンハートの活動に携わる医療者やボランティアなどすべての人の「心」を救いたいというのが一番です。

SSPに参加したお父さんとこども

活動に携わる医療者やボランティアなどすべての人の「心」を救いたい(画像提供:特定非営利活動法人ジャパンハート)

 

特定非営利活動法人ジャパンハートのステークホルダーへの想い

お客様との向き合い方
株式会社ブライセン

2015年頃にジャパンハートの活動に賛同いただき、私たちがヤンゴンで運営している養育施設Dream Trainの子どもたちの就労支援をしてくださっています。

クーデター前のミャンマーは経済成長も著しかったので参入する企業が多かったのですが、ブライセンはそれよりもっと前から根気強くご支援をしてくださっております。子どもたちの将来の選択肢が増えており、非常に感謝しています。IT企業で働きたいと思っている多くの子どもたちとのご縁を今後もたくさんいただけたら嬉しいです。

 

株式会社TBM

TBMの代表取締役CEOの山崎さんとは、5、6年前に吉岡の講演がきっかけでお付き合いが始まりました。

TBMは環境問題に対して積極的な姿勢を示す会社で、山崎さんから多大なる応援をいただいていることはもちろん、会社の姿勢からもたくさんの学びをいただいています。

山崎さんは、中学卒業後ご家庭の都合で大工として働き、様々な苦労やトライアンドエラーを重ねた結果、石灰石を主原料にプラスチック・紙の代替製品を成形するという素晴らしい技術を開発した方です。紙を作るには大量の水が必要ですが、山崎さんの開発した技術では、使用水量をかなり削減でき、リサイクルも可能なので環境に非常に優しいそうです。

「進みたい未来へ、橋を架ける」という同社のミッション通り、100年後の地球を考えて経済活動を行う姿勢に非常に刺激を受けています。 ジャパンハートに足りないものを教えてくれる企業です。

100年後も良い日本を一緒に残していく良い仲間であり続けたいと思っています。

 

新日本製薬株式会社

新日本製薬株式会社の後藤社長と出会ったのは2009年頃、まだジャパンハートが蒲田のマンションの一室に事務所を構えていたときです。

急遽訪問され、「うちの会社にできることはないですか?」と声をかけてくださいました。それ以来、ジャパンハートの活動の中でも、特に日本国内の小児がん患者の外出を支援するSmile Smile PROJECTへのご支援に力を入れていただいており、定期的に開催しているハウステンボスへのご招待企画では、社員の皆さまがボランティアとして活動してくださっています。

このボランティア活動を体験すると、社員の皆さまの顔つきやコミュニケーションがガラッと変わるようで、後藤社長もその効果を高く評価し、「Smile Smile PROJECTでの体験は何よりの価値だ」と仰ってくださいました。

また、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて運営を開始した医療・介護施設向け物資提供システム「Heart Stock」を通じましても日本各地の医療従事者の方々にスキンケア用品をご支援いただきました。

後藤社長は社会貢献意識が強く、支援先が自立できるように長期的な目線でプランを立ててくださる素晴らしい方です。また、社員の皆さま一人ひとりが課題意識を持ち、「自分なら何ができるか?」と真剣に考えて毎回ご提案くださるのも本当に凄いと思います。お一人おひとりに感謝の気持ちを伝えたいくらいですね。

Smile Smile PROJECTにご参画いただくなかで、ありがたいことに「思いを持った九州の企業にSmile Smile PROJECTのような活動をもっと広げたい」と仰ってくださっているので、今後は九州で企業主体の社会貢献活動の広がりを見出す取り組みにご協力いただけると非常に嬉しく思います。

 

 

SSPディズニーでボランティア看護師と家族と入場前に写真とったところ

ボランティア看護師と家族でディズニーランドへ(画像提供:特定非営利活動法人ジャパンハート)

 

豊島株式会社

豊島株式会社は、オーガニックコットン普及プロジェクト「ORGABITS(オーガビッツ)」を展開しており、このプロジェクトに共感したアパレルブランドが展開するプロジェクト支援商品の売上の一部をご寄付いただく支援先NPOとして私たちを選んでくださいました。

オーガビッツは、オーガニックコットンを通して、みんなで”ちょっと(bits)”ずつ地球環境に貢献しようという想いから始まった活動です。寄付や支援活動というと身構えてしまう方もいらっしゃると思うので、気軽な気持ちで支援ができるオーガビッツは非常にユニークな取り組みだと思います。

実はジャパンハート東京事務局のスタッフもこのオーガニックコットンでできた洋服を着用している人が多く、何名もファンがおります。「社会貢献活動をしよう!」という気持ちがメインではなく、仕立ても生地もしっかりしていて着やすいので選んだら、実は社会貢献活動に参加していたというのが凄いと思います。

このオーガビッツを通していただいた寄付金は、海外と子どもの医療支援活動のため大事に使用させていただきたいと思います。

 

社員・家族との向き合い方
アクセンチュア株式会社

コロナ禍を機に大規模災害が発生した際、必要な場所に必要な物資が迅速に届くように「Heart Stock」という医療・介護施設向け物資提供システムを開発してくださいました。これにより、支援したい企業と支援を受けたい医療機関が直接交流し、より迅速な物資支援が可能となりました。

「ジャパンハートは医療者でないと関われない」とよく誤解を受けることがあるのですが、アクセンチュアとの今回の取り組みは、異業種の方との協力の結果、医療が必要な人に貢献するというひとつのモデルとなりました。

今後の活動の重要な指針となるモデルを示してくださったことに非常に感謝しておりますし、何よりシステム開発の中で様々な要望を受け入れ、いつも丁寧に対応してくださったことがとてもありがたかったです。

 

株式会社シンクロ

デジタルマーケティングのプロ集団で、代表取締役社長の西井さんはジャパンハートの理事を務めてくださっています。

私たちがデジタルマーケティングの分野にあまり強くないので、私たちの目線で何が不足しているか、そのためにどうすべきかを真摯かつ丁寧にご提案くださることに非常に感謝しております。

今後も引き続きご指導いただけるととても嬉しく思います。

 

クラシス株式会社

医療従事者に特化した転職支援をされており、ジャパンハートの国内外活動の紹介を、公式サイト・SNSを通じ発信、広報支援をしてくださっています。

またボランティア活動を通した事務局支援を継続的にしてくださっています。

お金や物の寄付とはまた異なる「力の支援」にも注力していただいており非常に助かっています。

 

 

取引先との向き合い方
おにざわ法律事務所

弁護士の鬼澤秀昌先生には、NPOの法律関連のご支援、遺贈寄付についてのご支援など多岐にわたりいつもお世話になっております。

日々様々なご相談に答えていただいていることに感謝を伝えるとともに、今後ともご指導をよろしくお願いしますとお伝えしたいです。

 

大和ネクスト銀行

「えらべる預金」という、定期預金をしたお客様が支援先を選んで応援できる取り組みをされています。この取り組みのおかげで、お客様にジャパンハートの活動を知っていただけること、そして実際に日本国内の小児がん患者の外出を支援するSmile Smile PROJECTをしていただけることがとてもありがたいです。

社員の皆さまも熱量が高い方ばかりで、デジタルブックを活用した漫画での活動紹介など、どうすればジャパンハートの活動を分かりやすく、効果的に伝えることができるか色々工夫してくださいました。そういった熱い姿勢に刺激を受け、私たちももっと頑張ろうと思うようになっています。

また、より多くの方にSmile Smile PROJECTの活動や小児がんのことを知っていただけるように、「小児がん展」という写真展も開催してくださいました。期間中何度も足を運んでくださるご遺族の方もいらっしゃり、とても意義のある取り組みだったと思います。

このように私たちジャパンハートとご遺族の方の関係性も大事にしてくれる懐の深さにいつも感謝しております。

 

カンボジア・ジャパンハートこども医療センター。入り口にはご支援くださったさまざまな企業への感謝のパネルが。

カンボジア・ジャパンハートこども医療センター。入り口にはご支援くださったさまざまな企業への感謝のパネルが(画像提供:特定非営利活動法人ジャパンハート)

 

地域社会との向き合い方
吹田ロータリークラブ

吹田ロータリークラブの皆さまは、私たちがミャンマー、カンボジアで運営する病院のために何かできることはないかと毎年リーダーが変わっても継続的にご支援をしてくださっています。

創設者の吉岡の地元の方々に応援いただけることが非常に心強いので、今後ともぜひよろしくお願いしますとお伝えしたいです。

 

国際ソロプチミスト大阪いずみ

2009年から継続的に活動を応援してくださっており、支援金は主にヤンゴンで運営しているDream Trainの子どもたちのために使用させてもらっています。

ご縁のきっかけは吉岡の講演会でした。

長期にわたってご支援いただき、継続的にお声がけいただいていることに非常に感謝しております。

 

東京山手ロータリークラブ

10年ほど前から、ミャンマーの医療活動のために医療機器のご支援をいただいております。

数々の支援先があるなか、私たちを選んでいただき非常に感謝しております。

 

Apollo&Charカンパニー

グラフィックデザイナーの川村さんが団体のロゴデザインをしてくださっています。また自社で寄付グッズを作り、定期的にご支援をくださっています。川村さんが経営するビーガンレストランに小児がんの子どもたちを招待し、美味しくて健康的なご飯を食べる機会も設けていただいています。4年くらいのお付き合いとなりますが、社会貢献をするべきだからやるというスタンスではなく、「私たちがやりたいことだから楽しくやる」という立ち位置で関わってくださるのがありがたいです。どうしたら子どもたちに楽しんでもらえるか?と考えながら新しい提案をたくさんしてくださることにいつも助けられています。

 

ライフスタイルアクセント株式会社

ジャパンハートの理事もしてくださっている代表取締役の山田敏夫さんは「ご縁の窓口」ともいうべき、大変人脈の広い方で、これまでファッション業界や多くの起業家に団体を紹介してくださり、いつも良いご縁をいただいています。そんな山田さんが率いるライフスタイルアクセント株式会社では、工場直結ファッションブランド「Factelier(ファクトリエ)」を展開しており、「作り手の想い」を尊重する姿勢から、ものすごくファンの多い会社として有名です。確かな経営手腕と熱い思いを持つ山田さんからは様々なアドバイスとご縁をいただいており、「山田さんがいなければ今のジャパンハートはない」といって過言ではないくらいお世話になっています。

 

丹下大さん

株式会社シフト創業者の丹下大さんは多大なご支援をくださっているほか、「寄付アプリ」をたくさんの仲間に呼びかけて制作してくださっています。このアプリはスマホからワンタップで寄付ができるというもので、日本に寄付文化を根付かせるきっかけとして、また「ジャパンハートは医療者でないと参加できない」というイメージを払拭するものとして非常に期待しております。

昨年はふるさと納税を使って多額のご支援もいただきました。丹下さんは目の前にある解決したい課題に関わるという気持ちがとても強い方で、ジャパンハートが困っているときに相談するといつも必ず良いアドバイスをくれる優しいお兄さん的存在です。これからも頼りにさせていただきたいです。

 

 

株主との向き合い方
大和証券

太陽生命保険と大和証券グループ本社共同で寄付付きローンを運営し、両社からの寄付をいただいています。関わってくださる社員お一人おひとりの熱量が非常に高く、小児がんと向き合う子どもたちを鹿島アントラーズの試合観戦にご招待いただき、試合時にオンラインオークションなどのチャリティーイベントを開催して観戦するお客様に小児がんと向き合う子どもたちを応援する仕組みを作ってくださっています。

 

皆さまからいただくご支援を一人でも多くの子どもたちに還元していきたいと思いますし、今後はぜひ国外の活動にも関心をもっていただけるような取り組みをご一緒できると非常に嬉しく思います。

 

 

未来世代との向き合い方
未来世代へ

ジャパンハートは幸せを増幅して拡散させる装置になりたいと思っています。

創業者の吉岡は、自分たちの後を生きる人たち、すなわち次世代の幸せを願ってジャパンハートを創業しました。

私たちは、ジャパンハートに関わる人が、ジャパンハートを使って自分で自分の幸せをつくれるような人たちになってほしいと願っています。

学生の皆さんにもどんどん団体を活用してもらい、ご自身の幸せと社会の幸福が一致するような仕事をしてもらえたら嬉しいです。

 

 

理事長 吉岡春菜

 

<特定非営利活動法人ジャパンハートの団体情報>

特定非営利活動法人ジャパンハート

https://www.japanheart.org/

創設者:吉岡秀人

設立:2004年 ボランティア団体設立 2011年 認定特定非営利活動法人格取得

所在地:〒111-0042 東京都台東区寿1丁目5-10 1510ビル3階

 

特定非営利活動法人ジャパンハートのSDGsへの取り組み

ジャパンハートの様々な支援活動を継続する中で、「人間のDNAには困っている人の助けになりたいという気持ちが組み込まれている」と強く感じるようになりました。一人ひとりが持つ貢献したいという思いや、貢献によって自尊心が満たされる経験が最もサステナブルであり、その気持ちを具体的な目標に取り込んだものがSDGsだと思います。

私たちジャパンハートの場合は、現時点では医療や就労支援や教育によって貢献活動を行っていますが、手段は何でも良いと思います。それよりも、わずかな時間であっても「自分以外の他者のために時間と力を使う体験は、その人自身を幸せにすることである」と気づき実践することが重要なのではないでしょうか。その思いを体現できる場としてジャパンハートは今後も存在していければと思います。

私たちは、活動を通じて
持続可能な開発目標(SDGs)の目標達成に取り組んでいます。

企業・団体の皆さまは、ジャパンハートの大切なパートナーです。「医療の届かないところに医療を届ける」活動を、一緒に取り組んでくださる企業・団体の皆さまをお待ちしています。

ジャパンハートでは、CSR活動やSDGsに関する取り組みを検討されている企業の皆さま、御社の社会貢献ポリシーに応じた様々な関わりをご紹介させていただきます。お気軽にお問合せください。

特定非営利活動法人ジャパンハート

https://www.japanheart.org/

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ライター:

1991年東京生まれ。中央大学法律学部出身。卒業後は採用コンサルティング会社に所属。社員インタビュー取材やホームページライティングを中心に活動中。

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