
界隈を変えたいと本気で協力した努力が「時間の都合」という理由で葬られ、SNS上で強い批判と失望が爆発している。
日テレ取材の詳細 ベトチャイ問題を真正面から伝えるはずだった
2026年5月11日、ポケカの販売情報を日常的に発信するXアカウント「くまさん」は、日テレから取材を受けたことを自身の投稿で明かした。
「日テレから取材。ベトチャイ覚悟しとけ!」という力強い言葉とともに、転売グループによる実態を詳しく伝える意欲を示した。取材内容は多岐にわたった。くまさんは長年現場の声を集めており、新弾発売時の開店前夜からの行列占拠、グループによる割り込み行為、購入制限を突破するためのループ購入(別人・別レジを繰り返し回る手口)、在留カードや偽造IDの悪用、SIMカード大量運用による複数アカウント作成などを具体的に説明した。
また、暴力沙汰の頻発、店員への暴行、家族連れの一般ファンが正規価格で買えなくなる現実、店舗の負担増大、純粋なプレイヤー離れの加速についても熱心に語ったという。番組「DayDay.」向けの取材として、放送での問題提起に大きな期待が寄せられた。
放送で全カット 公式回答は「時間の都合」
5月12日、くまさんは「明日9時に日テレで放送予定です!!」とフォロワーに告知。界隈の注目が集まったが、実際の放送では取材部分が一切使用されなかった。X投稿の紹介すらなく、完全無視の結果となった。
5月13日朝、くまさんは失望を率直に投稿。「日テレの取材はもう受けないことにした。ベトチャイのことたくさん伝えたのに。取材した時間なんだったんだよ。Xのポストすら紹介しないってひどすぎる。これがきっかけでトレカ界隈が変わっていけばいいなと全力で取材に答えたんだけど全カットでした。力不足でごめんなさい」と吐露。この投稿は瞬く間に100万ビューを超え、炎上状態となった。
その後、日テレから公式回答が届いた。「お世話になっております。昨日はお忙しい中、当番組の取材にご協力いただきまして誠にありがとうございました。その上で大変申し上げにくいのですが、くま様に聞き取りをさせていただいた内容のご紹介を検討しておりましたが、構成を決めていく段階で時間の都合でご紹介させていただくことが叶いませんでした」との内容。
ベトチャイ問題の核心には一切触れず、簡素な謝罪のみだった。この回答がさらに火に油を注ぎ、不信感を強めた。
トレカ界隈を変えたい くまさんの本気の思い
くまさんは匿名を希望する中で、取材協力の背景をこう語っている。
「これがきっかけでトレカ界隈が変わっていけばいいなと全力で答えた」。子供たちが楽しめなくなる現状、店舗スタッフの精神的・物理的負担、純粋にコレクションやプレイを楽しむファン層の離脱を深刻に危惧し、組織的転売の構造を社会に伝える貴重な機会と位置づけたという。
販売情報アカウントとして長年活動する中で、ベトチャイの割り込みが日常化し、注意すれば口論や暴力に発展する現場を繰り返し目撃してきた。SNSを通じて被害者の声を集め、代弁する役割を自覚。
「日本人ファン、特に子供連れが並んでも買えない」「行列が無法地帯化している」といった実情を、具体例を交えて伝えた。
放送後の「力不足でごめんなさい」という自責の言葉に対し、ファンからは「よく頑張った」「取材に応じてくれてありがとう」「テレビに期待するな」という慰めと激励の声が多数寄せられている。
ベトナム系中国人転売者「ベトチャイ」騒動が止まらない
ポケカ人気の裏側で、ベトチャイと呼ばれるベトナム系を中心とした中国人グループの組織的転売が深刻化している。
2026年4月下旬のMEGAドリームex発売時を中心に、全国で混乱が続発。代表例がららぽーと横浜イトーヨーカドーでの暴力事件だ。早朝から数千人の長蛇の列ができ、転売目的のグループが割り込みを繰り返した。注意した一般客に対し逆ギレし、顔面殴打などの暴力行為に発展。悲鳴と怒号が響き、警察が出動する事態となった。
ヨドバシカメラ吉祥寺店では開店と同時に中国人グループ中心の雪崩れ込みが発生。エスカレーターでの全力ダッシュや体当たりで一般客が巻き込まれ、販売中止に追い込まれた。
イオン系列店舗やGEOでも同様の自動ドア殺到、支配人激怒の事例が報告されている。手口は前夜からの場所占拠、グループ連携による購入制限突破、ID悪用など。
人海戦術で転売益を狙い、商品を即時買取業者や海外に流す。ポイ捨て、騒音、近隣迷惑も常態化し、店舗は本人確認強化(マイナンバーカード推奨、在留カードNG)やベトナム国籍者販売停止を余儀なくされている。
批判の声殺到 メディアの外国人問題回避に不信感
この一件に対し、X上では批判の声が殺到。
「時間都合なら日程を変えろ」「情報だけ吸い上げて終わり」「不都合な真実(ベトチャイ問題)を避けた典型」「同胞に迷惑がかかるから黙ってろという回答」「マスゴミの常套句」「外国人優遇の証拠」との指摘が相次いだ。
ポケカのみならず、ワンピースカードなど他トレカでも同様の外国人組織的転売問題が報告されており、テレビ報道の選別性が改めて問われている。
SNSでは「オールドメディアの限界」「SNSが真実を伝える時代になった」との声が広がる一方、メーカー側の供給増加、店舗のルール徹底、法整備を求める動きも活発化。くまさんの投稿は、伝統メディアとSNSの温度差を象徴する出来事として、今後も議論を呼びそうだ。



