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新潟 五泉北中学校 水酸化ナトリウム事件 殺人未遂レベルの危険行為をいじめ認定 第三者委の判断に批判殺到

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新潟県五泉市立五泉北中学校で2025年4月17日、当時中学3年生の男子生徒が理科実験で使用した粒状の水酸化ナトリウムを下級生の2年生男子2人に「お菓子だ」と偽って与える事件が発生した。被害生徒2人は口に入れた直後に吐き出したが口内やけどを負い、1人は全治1週間、もう1人は全治3週間の診断を受けた。
この行為を2026年4月30日に公表された第三者委員会報告書が「いじめ」と認定したことで、ネット上では「殺人未遂だろ」「いじめで片付けるな」と強い批判が広がっている。
 

事件の詳細と経緯

事件は2025年4月17日の放課後発生した。当時3年生の加害生徒は理科の実験で各班に配られた水酸化ナトリウム4から5粒を持ち出し、お菓子の袋に移し替えた上で知り合いの2年生2人に1粒ずつ渡した。「お菓子だ」と言い渡された被害生徒らは粒を口に入れたが、すぐに異変に気づいて吐き出した。

しかしすでに口内粘膜に損傷を受け、激しい痛みとやけどを負った。学校は事件後すぐに被害生徒のケアを行い、21日以降は通常登校を再開させた。一方、加害生徒に対しては長期の別室登校措置を取った。五泉市教育委員会はいじめ防止対策推進法第28条に基づく重大事態として第三者委員会を設置。

昨年2025年6月3日から調査を開始し、13回の会合と6回の関係者聞き取り調査を行い、2026年4月21日に答申を出した。報告書は4月30日に市ホームページで公表された。

 

殺人未遂レベルの行為

水酸化ナトリウムを「お菓子」と偽って下級生に与える行為は、単なる悪ふざけやいじめの域を超えた危険な犯罪行為だ。加害生徒は劇物の危険性を理解した上で持ち出し、意図的に被害者を欺いた。

被害生徒が即座に吐き出さなければ食道や胃の穿孔、大量出血、ショック状態に至る可能性が高く、結果として死亡事故につながっていた恐れもある。第三者委員会が「食事ができないほどの痛みを発生させた」と認定しながら「いじめ」で済ませた点に対し、「殺人未遂として刑事事件化すべき」との声がネット上で急増している。傷害罪や危険物使用の暴行罪に該当する疑いが濃厚であり、学校や教育委員会の対応が事件の本質を矮小化しているとの批判は避けられない。

 

水酸化ナトリウムの危険性 劇物としての脅威

水酸化ナトリウム(カセイソーダ)は強アルカリでpH14前後の腐食性物質だ。皮膚や粘膜に触れると即座に組織を溶解し、重度の化学やけどを引き起こす。水に溶ける際には多量の熱を発生するため、口内摂取では粘膜の腫脹や呼吸困難を招く。

今回の事件のように少量でも口内炎や化学熱傷Ⅱ度を負わせ、長期的な後遺症を残すリスクがある。日本では毒物及び劇物取締法で劇物に指定されており、学校での管理は極めて厳格でなければならない。理科実験室から簡単に持ち出せた時点で、学校側の安全管理体制にも重大な問題があったと言わざるを得ない。目に入れば失明、大量摂取で致死性もある物質を「お菓子」と偽る行為の悪質さは計り知れない。

 

いじめ認定に批判の声 殺人未遂を矮小化する教育委員会

第三者委員会の「いじめ」認定に対し、SNSでは批判が殺到している。

「いじめどころか殺人未遂」「傷害罪として警察が動くべき」「第三者委は化学物質の危険性を理解しているのか」といった意見が相次ぎ、報告書公表直後から炎上状態だ。いじめ防止対策推進法では重大事態を定義しているが、この事件は明らかに刑法上の犯罪に該当する。学校や教育委員会が刑事事件化を避け、教育的な指導で終わらせようとする姿勢が、被害者保護を怠っているとの指摘が強い。

過去にも学校内暴力事件がいじめ扱いで処理され、加害者の再犯を許した事例は少なくない。今回のケースで同様の矮小化が繰り返されれば、教育現場全体への不信感を招くことになる。

 

ネット特定班の動き 私刑の可能性と危険性

事件の炎上を受け、ネット上で「特定班」が加害生徒の個人情報を探る動きが出る可能性は十分にある。教育委員会の甘い対応がいじめ認定で事件を矮小化し、被害者救済や加害者への厳正処分が遅れているため、ネット民の不満が爆発し私刑に走るケースが懸念される。

過去の類似事件では加害者や家族の名前・顔写真・住所が拡散され、二次被害が拡大した事例が後を絶たない。現時点では大規模な特定情報流出は確認されていないが、批判の高まり次第で晒し上げ行為がエスカレートする恐れがある。

私刑は名誉毀損や脅迫罪に該当し、逆に実行者が法的責任を問われるリスクが高い。被害者保護と事件の公正な解決のためにも、教育委員会は早急に刑事対応を進め、ネット上の感情的な特定行為を防ぐべきだ。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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