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れいめいクリニック浅草橋

https://reimei-asakusabashi.emc.inc/

〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-12-3 浅草橋KSビル1階

03-5809-3274

外来と訪問でシームレスな医療を。寄り添いと対話で包み込む、れいめいクリニック浅草橋の真価

ステークホルダーVOICE 経営インタビュー
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れいめいクリニック浅草橋 頴川博芸院長
れいめいクリニック浅草橋 頴川博芸院長(撮影:唐牛航、以下同)

体調を崩したとき、私たちは何を求めてクリニックへ足を運ぶのだろうか。

東京都の浅草橋駅前に居を構える「れいめいクリニック浅草橋」は、1日約60〜80名の外来患者と、約50名の訪問診療を担う地域の医療拠点だ。内科全般から皮膚科、泌尿器科、さらには外科的処置まで幅広く対応し、地域住民の健康を身近な場所でサポートしている。

「AIが瞬時に病名を弾き出す時代が来ても、医師の役割は決してなくならない」と語るのは、同院の頴川博芸院長だ。

超高齢化が進み、地域社会の繋がりが希薄になりつつある現代。街のクリニックが果たすべき真の役割について、頴川院長の実践から紐解いていく。

 

一歩進んで寄り添う姿勢が患者との良好な関係作りに

街のクリニックに対して、とりあえず風邪薬をもらいに行く場所というイメージを持つ人も少なくないかもしれない。頴川院長が前任の医師からこのクリニックを引き継いだ当初も、患者とのやり取りの中でそうした印象を持たれていると感じた場面が度々あったそうだ。

頴川
「患者様が熱を出して来院されたら、深い検査はせずに『じゃあ解熱剤を出しておきますね、お大事に』と終わらせてしまうようなクリニックも少なくないように感じます。しかし私は、そこに丁寧なプロセスを加えることが、患者様への誠実さを踏まえた医療だと考えています」

れいめいクリニック浅草橋 頴川博芸院長

頴川院長がクリニックを承継して最初に取り組んだのは、医療機器を整え、必要な検査を積極的に行う体制を作ることだった。

「検査を行い、客観的な事実を患者様にお見せする。そして、『こういう数値が出ているから、今回はこの薬を選びました』と、根拠を持って丁寧に説明するスタイルへと変えました。そうすることで、患者様自身も納得して治療に取り組むことができます」

また、同院が医療機関として強く意識しているのが、「何科に行けばいいか分からない」と迷う患者のための最初の窓口としての役割だ。

例えば、風邪の症状で来院した患者に「他に気になることはありますか」と尋ねると、「ここは整形外科じゃないから言えなかったけれど、実は膝が痛くて」と打ち明けられることがあるという。そうした専門外と思われる症状でも、まずはしっかりと話を聞き、診察を行う。その結果、実は帯状疱疹などの別の疾患が隠れていることもある。

自院で対応できるものは処置をし、より高度な専門治療が必要と判断すれば適切な大病院へと繋ぐ。こうした透明性の高い医療を地道に続けた結果、来院する患者数は承継当初よりも増加した。丁寧な診療の積み重ねが、クリニックのサステナブルな運営基盤へと繋がっているのだ。

 

マニュアルよりも心に寄り添いたい。患者様から教わったこと

外来で丁寧な医療を提供する一方、訪問診療において頴川院長が大切にしているのが、患者を一人の人間として温かく見守る姿勢だ。そこには、以前非常勤で勤務していた訪問診療先での、ある忘れられないエピソードがある。

当時担当していた70代前半の女性は、長年一人で介護していた90代の母親を看取った後、身寄りのない一人暮らしとなっていた。2週間に1回の訪問診療以外、彼女を訪ねてくる人はほとんどいなかったという。

ある日、頴川院長が訪問すると、彼女は朝から手作りのケーキを焼いて待ってくれていた。

「当時所属していたクリニックには厳格なルールがあり、患者様からそういったものを頂くことは一切禁止されていました。ですから同行していたスタッフも『私はもらいません』と外で待機していたのです」

れいめいクリニック浅草橋 頴川博芸院長

医療機関のコンプライアンス(法令遵守)に従えば、受け取るべきではないのかもしれない。しかし、頴川院長は大きく頭を悩ませたという。

「たった一人きりの家で、彼女が朝からどういう気持ちでケーキを作ってくれたのかと思いを馳せてみたのです。もちろんルールはルールですが、一緒に食べて話をしてあげることの方が、彼女の心を救うことにつながるのではないかと考えました」

そうした思いから頴川院長はケーキを頂くことを決心し、彼女の部屋に飾られた手作りの見事な刺繍や、庭に咲く季節の花の話にじっくりと耳を傾けた。

薬を処方して「はい、さようなら」と帰るのではなく、その人の人生やこだわりに触れ、社会とのつながりを持つ。それだけで、患者は日々の活力を取り戻していくのだ。病気という「点」を見るのではなく、患者の背景にある孤独や生活という「面」を見守る。それこそが、超高齢化社会において孤立を防ぐ、地域医療の一つの姿と言える。

 

ドラッグストアで薬を買うのとは違う、クリニックの介在価値

極端な話、ただ風邪の症状を抑えたいだけなら駅前のドラッグストアに行って風邪薬を買うだけで済むことも多いですよね、と頴川院長は語る。

それでも、多くの患者がわざわざ時間と労力をかけてクリニックに足を運ぶのには、理由がある。

「患者様は、『ただの風邪なのか、もしかしたらインフルエンザなのか、それとも得体の知れない病気なのか』という不安を抱えています。だからこそ、直接話を聞いてほしい、不安に寄り添ってほしいという気持ちを持って来院されるのです。ですから、『風邪ですね、薬を出しておきます。次の方どうぞ』といった機械的で無機質な医療はしたくないと心に決めています」

どれほどAIが進化し、効率的に病名を診断できる時代が来ても、「大変でしたね」「一緒に頑張りましょう」と共感し、患者の思いを受け止めることは生身の人間にしかできない。

この血の通った温かい医療の形をさらに充実させるため、院長は新たな歩みを進めている。その大きな転換点として、この2026年4月にクリニック名を「れいめいクリニック浅草橋」へと改めた 。さらに翌5月には、クリニックの拡張移転も控えている。

これまで診療を行ってきた1階フロアは、患者数の増加に伴い診察室や待合室が手狭になっていた。そこで同ビルの5階へフロアを拡張し、新たに複数の診察室と処置室を完備する予定だ。さらに、自費の点滴など落ち着いた環境で受診できる専用スペースも設けるという。空いた1階スペースにはレントゲン室を設置する計画もあり、健康診断の受け入れ体制も強化していく方針だ。

都市部であれ地方であれ、医療が担うべき本質は変わらない 。一人ひとりに向き合う誠実な診療と、孤独に寄り添う人間臭い対話 。その両輪を回し続ける同院の存在は、これからの日本社会を持続可能で温かいものにするための一つのロールモデルとなっている。

れいめいクリニック浅草橋 ウィズマインド
▲画像をクリックすると、頴川先生のインタビューの完全版を読むことができます▲

外来診療と訪問診療の二軸を両輪とし、専門科の枠にとらわれず地域住民の生活の隅々にまで目を向ける、れいめいクリニック浅草橋が実践する医療の真髄を徹底解剖。消化器外科医として研鑽を積んだ確かな経験を地域に還元し、患者の不安や孤独に寄り添いながら対話を重んじてきた頴川院長の軌跡は、医療系メディア『ウィズマインド』の特集記事をご覧ください。
特集記事:『「AI時代にこそ、血の通った医療を」。れいめいクリニック浅草橋が描く医療の夜明け

ウィズマインドは、あなたの悩みに寄り添った美容クリニック・医療機関を発見するために、医師・スタッフの「想い」をお届けするメディアです。

【クリニック情報】
れいめいクリニック浅草橋
院長:頴川 博芸(えがわ ひろき)
所在地:〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-12-3 浅草橋KSビル1階
URL:https://reimei-asakusabashi.emc.inc/
診療科目:一般内科、皮膚科、泌尿器科、外科、訪問診療
一人の人間をトータルで診る姿勢を貫き、外来診療と訪問診療を両輪として地域医療を支えている。消化器外科医としての確かな経歴を活かし、内科的疾患のみならず皮膚科、泌尿器科、さらには訪問先での外科的処置まで幅広く対応。検査体制の拡充を通じて地域住民の生活に寄り添う、持続可能な地域医療の理想形を追求し続けている。

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ライター:

株式会社Sacco 代表取締役。一般社団法人100年経営研究機構参与。一般社団法人SHOEHORN理事。株式会社東洋経済新報社ビジネスプロモーション局兼務。週刊誌・月刊誌のライターを経て2015年Saccoを起業。 連載:日経MJ・日本経済新聞電子版『老舗リブランディング』、週刊エコノミスト 『SDGs最前線』、日本経済新聞電子版『長寿企業の研究』

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