
羨望、嫉妬、そして偏見が渦巻くSNSという闘技場において、圧倒的な富の誇示は常に危険な火種となる。
舞台は3月8日に公開された、三上悠亜氏の公式YouTubeチャンネル。華やかな春の装いと可憐なメイクで画面に登場した同氏は、「ずっと欲しかったものゲットしました!!」と題し、自身のエルメスコレクションと新たな購入品を披露した。入手困難とされる数百万円相当のバーキンや、2次流通のコンシェルジュサービスを利用して手に入れたという希少カラーのコンスタンスを次々と並べるその姿。それは、かつての業界を極め、現在はタレントや実業家として成功を収めた証明でもあった。
「誰でも買える」――突きつけられた残酷な刃と反撃の狼煙
しかし、その眩しすぎる光は、深く暗い影をも引き寄せる。何百万人もの目に触れる動画のコメント欄に、「自分の裸体で稼いだお金で買ったものを自慢されても、、、って思うのは私だけ? ちゃんと仕事して頑張って買ったエルメスだからこそ価値があるのでは?」という、三上氏の過去の職業を冷酷に揶揄する一本の刃が突き立てられたのである。通常のタレントであれば、自身のブランドイメージを守るため、あるいは波風を立てぬよう黙殺するのが定石だろう。しかし、三上氏は違った。即座に「どんな形でも自分で買ってんだから人にどうこう言われる筋合いはないのです」と真っ向から反論したのだ。
ところが、相手は怯むどころか「いや、ありますw あんな仕事してればそれは誰でも買えます」と執拗に食い下がる。この言葉が、導火線に完全に火をつけた。三上氏は戦いの舞台をInstagramのストーリーズへと移し、数百万のフォロワーに向けて猛反撃に出たのである。
「いつの時代もトップは努力している」――ストーリーズで爆発した怒り
「まずAV引退してもう2年以上経ってる」。そう事実を冷徹に突きつけた上で、三上氏は自身の哲学を力強く綴った。どんな職業でも、結果を出し続けられる人は一握りで、それを継続できる人はさらに一握りであること。裸体になれば誰でも稼げるなどというのはいつの時代の話かと切り捨て、いつの時代もトップにいる人たちはどんな仕事でも努力しているはずだと主張した。そして最後に「私の職業を否定したいのは自由だけど実際に結果を出し続けることはどんな仕事でも簡単ではないよ!」と締めくくったのだ。
実業家としての確かな実績と強烈な自負
現在、三上氏は自身がプロデュースするアパレルブランド『MISTREASS(ミストレアス)』や、カラーコンタクトブランド『Majette(マジェット)』を大々的に展開し、同世代の女性から圧倒的な支持を集めている。単なるタレントの枠を超え、流行り廃りが激しくシビアなビジネスの世界でも実力で結果を出し続ける、したたかな経営者としての顔を持っているのだ。「あんな仕事をしてれば誰でも」という冷ややかな声に対し、彼女は現在進行形で展開するビジネスの実績という結果をもって、その評価を真っ向から否定してみせた。三上氏の反論は、生き馬の目を抜くエンタメとビジネスの双方でトップに立った者だけが持つ、強烈な自負の表れとも言えるだろう。
「情けない」「教養は買えない」――Xを二分する賛美と冷笑
この前代未聞の真っ向勝負に対し、X上ではインフルエンサーを巻き込んだ激しい議論が巻き起こっている。実績を認める層からは、「自分が脱いだところで99%三上悠亜を超えられないのに、誰でもできるみたいな思想持ってるのが情けない」といった、アンチコメントへの冷笑や、三上氏への同情と賛同の声が数多く上がった。
一方で、その対応や振る舞いに対する厳しい視線も存在する。一部のユーザーからは、「ブランドのバックを自慢気に披露するあたりが、いくら金があっても教養は買えないという見本な気がする」といった冷ややかな意見や、「いちいち底辺のアンチに反応しなくてもいいのに、スルーするのが一番のダメージになる」と、泥仕合に応じる姿勢そのものを疑問視する声も少なくない。
終わらない「偏見vs実績」の仁義なき証明戦
事実、三上氏は同時期にX上でも某男性アイドルのファンと直接口論を繰り広げている。相手からの「ポルノ俳優がSNSフォロワー数上位な国、なかなかキモくて情けない」というポストに対し、「私SNS上でいきってるの」と引用で詰め寄り、結果的に相手からブロックされると「ブロックするなら名前出さないでね」と追撃。さらに相手からは「売女なんて最下層の人間に嫉妬するわけない。蔑みの対象だよ」という辛辣な言葉を投げつけられるという一幕もあったばかりだ。
一見すると、アンチとの泥仕合に応じる姿勢は、実業家としてのブランドイメージを自ら落とす行為にも思える。しかし、別の見方をすれば、三上氏は「過去の偏見から決して逃げず、現在の実力と財力で正面からねじ伏せる規格外の存在」という強烈なアウトローストーリーを世間に提示し続けているとも言える。かつての烙印を過去のものとし、ハイブランドのバッグを鎧のようにまといながら、泥臭いSNSのヘイトの海で正面から殴り合う。自らのブランドを背負い、格闘技のごとく世間の常識を壊しにかかる実業家・三上悠亜氏。その放つ言葉が次に誰に向けられるのか、動向から目が離せない。



