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東京で未来の技術と遊びを体感「SusHi Tech Tokyo 2025」パブリックデイ、5月10日に開催

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SUSHITECH TOKYO 2025
提供:東京都

東京都は、スタートアップの革新技術と市民が触れ合う場として、5月10日に「SusHi Tech Tokyo 2025」の一般公開イベント「パブリックデイ」を東京ビッグサイトで開催すると発表した。テーマは「Future, Enjoy, Action(未来を、楽しみながら、動き出す)」で、小さな子どもから学生、社会人まで幅広い世代を対象に、未来社会の姿を楽しく学べる多彩な企画が展開される。

 

EVカートからARスポーツまで——未来を“遊ぶ”

会場では、持続可能なモビリティを体験できるEVカートの試乗や、コミュニケーションロボットとの触れ合いなど、未来の暮らしを先取りする体験型コンテンツが並ぶ。また、AR(拡張現実)を駆使した新感覚のスポーツ「HADO」も実施される予定で、来場者は身体を使って“魔法のような”スポーツを体験できる。

SUSHITECHTOKYOのGOカート
提供:東京都

宇宙とつながる、未来のキャリアを考える

注目のステージイベントとして、17時からは宇宙航空研究開発機構(JAXA)大西卓哉宇宙飛行士と、国際宇宙ステーション(ISS)とをリアルタイムで交信する企画が予定されている。大西氏は現在ISSに長期滞在中で、同飛行士が船長に就任予定であることも発表されており、宇宙での仕事や未来の有人宇宙活動について来場者と語り合うセッションとなる。

JAXA 大西さん
JAXA大西宇宙飛行士(提供:東京都)

午前中には、次世代の起業家を育てる試みとして、中高生によるビジネスアイデアのプレゼンテーション企画「SusHi Tech Teen Challenge 2025」が開催される。若者が未来に向けた挑戦を発表し合い、来場者にも新たな視点を提供する。

AIで建築を描き、謎解きで未来を旅する

ものづくりに関心のある子どもたち向けには、電子工作などが体験できる「ものづくりテクノスタジオ」が用意され、高等専門学校の学生がサポートにあたる。また、画像生成AIを使って未来の建築を描く「AI建築デザイン・ワークショップ」では、来場者が制作したデザインをカードとして持ち帰ることもできる。

加えて、会場全体を使った「SusHi Techで謎解き」では、人気クイズクリエイターと協力した謎解きイベントを実施。大人も子どもも一緒に、未来の舞台で知的探究に挑む。さらに、「世界と日本の“未来に残したいフード”」として、持続可能な食文化に焦点を当てた展示も行われる。

 

昨年の参加者は? 未来技術への関心が高かった

昨年の「SusHi Tech Tokyo 2024」に参加した来場者は、未来技術への関心が高まったとの声が多く寄せられた。参加者の一人は、「最新のビジネスモデルや技術に触れることができた」と述べており、イベントが新たな知見を得る貴重な機会となったことが伺える。

入場無料、未来を“共に創る”一日

パブリックデイは入場無料で、誰でも自由に参加できる。東京都は当日、来場者を対象にアンケートを実施し、「よりよい未来を共につくる取組」として意見を募る方針だ。会場は東京ビッグサイト東展示棟(江東区有明)で、開催時間は午前10時から午後6時まで。なお、ビジネス向けの「ビジネスデイ」は同会場で5月8日・9日に開催される。

本イベントは、東京都が掲げる「2050東京戦略」の一環として、「スタートアップが生まれ、育つフィールドの構築」を目的に位置付けられている。

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寒天 かんたろう

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ライター歴25年。月刊誌記者を経て独立。伝統的な日本型企業の経営や大学、高校、通信教育分野などの取材経験が豊富。

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