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SDGsの取組み シャボン玉石けん株式会社

サステナブルな取り組み SDGsの取り組み
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企業や団体におけるサステナビリティの追求として、SDGs達成に向けた事業や取り組みをアピールするケースが増えてきました。実際にSDGsへの取り組みを行うとなると、どの目標に向けてどのような施策を企画したら良いか悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。 cokiでは、皆さまのSX(サステナビリティトランスフォーメーション)のお役に立つべく、SDGsに対して積極的な企業の取り組みをピックアップしてご紹介しております。今回取り上げる事例は、シャボン玉石けん株式会社です。 本ページをご参考に、事業におけるサステナビリティ、SDGsに関する活動を進めるヒントにしていただければ幸いです。
SDGsについては、“ 「SDGs」と「サステナブル」の意味|私たちはなぜSDGsに取り組む必要があるのか ”を、ご覧ください。

シャボン玉石けん株式会社のSDGsへの取り組み

  • シャボン玉石けん株式会社
  • 業種:せっけん製造
  • 創業:1910年(明治43)2月
  • 参照公式サイト:https://www.shabon.com/

無添加石けんの製造・販売で知られるシャボン玉石鹸株式会社。1974年から「健康な体ときれいな水を守る」という企業理念に基づき、「サステナビリティ中期計画」と「3つの成長戦略」を推進しています。

  • サステナビリティ中期計画
    • 石けんの価値の深化・創造
    • 地球環境の保全
    • 健康で安心・安全な暮らしへの貢献
    • 多様な人材の活躍と人権の尊重

天然油脂もしくは脂肪酸から作られる天然石けんの起源は約1万年前とも言われています。それに対して石油を原料とする合成洗剤については、日本での本格的な利用は約60年。しかしその間に多くの環境問題や健康被害が出ています。中には、人の健康や生態系に有害なおそれがある物質が含まれているものも少なくありません。

シャボン玉石けんは、石けん業界でいち早く「無添加石けん」を製造したパイオニアとして

目標3「すべての人に健康と福祉を」への取り組み

目標3の ゴール は「あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」です。

コロナ禍でますます重要性の高まる「手洗い」。健康維持のためには正しい手洗う方法の啓発は非常に重要です。シャボン玉石けんでは、コロナ禍の中感染症が増える冬、地元の福岡県立八幡高等学校の高校生約60名を対象に「正しい手洗い」の啓発を行うなど、手洗いの啓発に努めています。その方法とは、専用の薬液を手に塗布し、普段通りの手洗いを行った後、ブラックライトに手の平・手の甲をかざし、洗い残し部分を確認するというものです。ちゃんと洗っていると思っていても、“手のひら”“手の甲”の全体的に洗い残しがあり、特に手首の洗い残しが目立ったそう。

冬になるとおろそかにしがちな正しい手洗いについて、改めて見直してみる必要がありそうです。

目標4「質の高い教育をみんなに」への取り組み

目標4の ゴール は「全ての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」です。

シャボン玉石けんでは、自治体・地元企業や商店街と共催し、北九州市において「私のSDGsコンテスト」を実施。暮らしの中でできるSDGsについて地元で考える機会を設けています。募集は「川柳部門」と「フォト部門」の2部門。17あるSDGsの目標から1つを選び、自分が身近にできること、思うことを考え、川柳・写真で表現します。2022年ですでに3回目とのこと。地域振興にも役立っているようです。

目標14「海の豊かさを守ろう」への取り組み

目標14の ゴール は「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」です。

石けんは、排水として海や川に流れ出ると、短期間で大部分が水と二酸化炭素に生分解されます。
石けんカスも環境中に流れますが、微生物や魚のエサとなります。石けんは、生分解性に優れ、環境にもやさしい洗浄剤と言われています。シャボン玉石けんでは、手洗いの石けんだけでなく、台所用せっけん、洗濯用せっけん、歯磨き、シャンプー、リンス、ボディーソープ、洗顔料など「洗う」について多様なラインナップを持っています。

2021年には、山口大学や九州環境管理協会、宗像市との産官学連携による「生活排水の環境及び生物に対する影響に関する実証実験プロジェクト」に参画。生活排水が環境や生物へ及ぼす影響について、洗浄剤として石けんを使う前後でどのような変化があるのかを調査しています。

私たちも身の回りで使う洗浄剤について、少しでも環境にやさしいものに変えていくことが求められているのではないでしょうか。

SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」への取り組みへの取組事例~cokiの記事より

coki では、サステナビリティについて考え、実際に取り組んでいる様々な団体・企業への取材を行っています。今回は SDGsの目標 14「海の豊かさを守ろう」 について、さまざまな視点で取り組む方々の記事をピックアップしました。ぜひご覧ください。

「セムコ・ヴィジョン宣言」でSDGsを推進|サステナビリティの観点から紐解くセムコ株式会社

船舶燃料などの計測機器「液面計」で国内トップシェアを誇るセムコ株式会社は、2018年には「セムコ・ヴィジョン」を策定し、SDGsを確実に実践していく体制を整え、積極的に推進しています。今回は代表取締役の宗田謙一朗さん、営業部の上手仁さん、西村健司さんに、SDGsへの具体的な取り組み状況やセムコが大切にするカルチャーについて話を伺いました。

大塚実業株式会社大塚雅之|ろ過布フィルターで世界と未来に貢献するサステナブル経営を

大塚実業株式会社は、ろ過布という生地(繊維・織物)でつくられるオーダーメイドのフィルターを製造・販売する企業です。このフィルターは水をきれいにするための「ろ過」にも使われています。「自然と環境を護る。」「これを未来へ継承する。」を経営理念とするサステナビリティ経営についての代表者インタビューです。

参照: coki

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法人のサステナビリティを可視化するメディアcokiの目的は「社会の公器」を体現する企業を増やし、サステナブル社会を実現することです。cokiでは、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)支援の一環として、会員さまに個別インタビューを行い、サステナビリティの観点から企業価値を高める情報発信を行ったり、想いを同じくする会員の企業・団体・個人との交流を可能にするビジネスコミュニティをご提供しています。

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