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グローバルパートナーズ株式会社

https://www.global-p.com/

〒171-0014 東京都豊島区池袋2-40-13池袋デュープレックスビズ 6F

航空会社から華麗な転職、海外事業で翼を広げる

ステークホルダーVOICE 社員・家族
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家族での一枚(画像提供:鶴原アイシャ絵理奈さん)

若者と企業のグローバルシフトをサポートしているグローバルパートナーズ株式会社は、自国の文化や価値観にこだわってきた日本社会の視野を広げ、グローバルシフトを先導する企業です。

社内で活躍する人材は常に世界を意識し、実力主義の下で切磋琢磨しながらさまざまな事業を手掛けています。
今回はグローバルパートナーズ株式会社(以下、GP)に異色の転職を果たし、さらなる挑戦に意欲を燃やす鶴原アイシャ絵理奈さんにお話を伺いました。

入社当日にセブ島配属、未知の営業職で成績トップに

初めに、入社の経緯をお聞かせください。

鶴原

2015年3月にグローバルパートナーズ(GP)に入社するまでは全日空の地上スタッフとして働き、提携先である台湾や米国の航空会社に勤務していました。

ただ、英語を使う仕事がしたいという目標は達成できたものの、地上スタッフはマニュアルに沿った仕事がほとんど。

自由度が少ないことに物足りなさを感じ、海外事業に取り組んでいるGPの求人に興味を持ちました。

同時期に応募したキャビンアテンダントに合格していたのですが、GPの2次面接で担当いただいた面接官、私が働くことになった場合の直上司にあたるのですが、その方の印象が非常に良かったことですね。

「こういう人と仕事をすれば自分も成長できる」と確信できたのが大きかったですね。

将来は自分で会社を興してカフェを開業したいという夢もあったので、仕事を通じて経営ノウハウを学べるという要素も決め手となりました。

未知の業種・職種への転職で、苦労も多かったのではないかと思います。

鶴原

社内では英語も堪能で、営業もできる人材を育てようという方針があったので、入社当日にフィリピンのセブ島にある多言語コールセンターに配属され、一般顧客向けに回線事業のセールスに従事することになりました。

営業のトークスクリプトは決まっていましたが、営業経験がなかったので営業のイロハは全く知らないということで苦労はしました。

また、現地の人たちとのスムーズな会話をするために仕事をしながら空き時間で語学学校に通わせてもらいながら英語の勉強もしていました。

それでも、入社3カ月後には60人ほどいる営業スタッフの中でトップの売り上げ成績を達成し、リーダーに昇格しました。

年齢、社歴ともに自分より上のスタッフがたくさんいた中、マネジメントに苦労したこともあります。

でも、若いうちから責任のあるポジションを任せてもらい、プレーヤーとは違う視点を持てたのはありがたいことだったと思います。

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セブ島で働いていたメンバーとの集合写真(画像提供:鶴原アイシャ絵理奈さん)

ドバイビジネスで日本食品の普及に奔走

GPと山本康二社長に対しては、どんな印象をお持ちでしたか。

鶴原

本社で働く社員には一体感があり、生き生きとしていました。
自分自身もチームプレーが好きなので、フィーリングが合ったと思います。

山本社長と社員の距離感もすごく近く、営業ノウハウも経営者目線の考え方も学べると感じたのを覚えています。

その後、アラブ首長国連邦のドバイで日本食品を広める営業活動に携わったのですが、トライ&エラーを繰り返しながら業務経験を積ませてもらえたのはGPの企業文化があってのことだったと思います。

GPと山本社長のおかげで自己勉強の大切さにも気付くことができました。

ドバイでの仕事にも、やりがいを感じていたのですね。

鶴原

右も左も分からないまま取り掛かりましたが、これから海外に出ようとしている日本企業のお手伝いができるグローバルな仕事は魅力的でした。

営業とは言え、市場や競合他社の動きを見ながら顧客企業にソリューションを提案するクリエイティブな仕事ができたのも楽しかったです。

その半面、我々が現場で見ている温度感は、日本にある顧客企業の本社にはなかなか伝わらないという悩みもありました。

もちろん、ドバイで新商品を販売するとなればパッケージのデザインや味、素材などを調整しなければならないため、国内向けとは別の製造ラインも整えなければなりません。

成功している進出企業は経営陣が自分の足で現地の市場を開拓するなど力の入れ方が違うのは確かです。

しかし、文化も食習慣も違えば全く受け入れられないこともあり、おいしいからといって一筋縄ではいかないと痛感させられました。

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ドバイでの商談風景。GP社では若い時からグローバルな経験を積むことができる(画像提供:鶴原アイシャ絵理奈さん)

中間層の人材をいかに定着させるかがGPの課題

その後、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って帰国されましたが、本社の状況はどう映りましたか。

鶴原

GPの課題は中間層の人材が定着していないことにあると思います。

若いうちから責任を持たせてさまざまな経験を積めるため、人材は育ちやすい環境は整っています。
それなのに、定着していないのはなぜか。

その理由はひとつではないと思いますが、最近の新入社員は「今なら自分など入社できないだろう」と感じるほど優秀な方ばかりです。

この会社で活躍し続けてくれるイントレプレナー(社内起業家)をしっかり育てなければなりません。
また、山本社長は根っからの営業マンで、優れた「営業脳」を持っています。

右脳も左脳もハイレベルで使える人ですが、プレーイングマネージャーならぬ「プレーイング社長」でもあります。

代表として将来的に自分のコピーをつくりたいのか、自分の頭の中にあることを愚直に実行できる人をつくりたいのかが社員に伝われば、会社にとって必要な人材育成の方向性も見えてくるのではないかと思います。

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GPの仲間達と。山本社長(中央)が抱いているのは鶴原さんの可愛い愛息(画像提供:鶴原アイシャ絵理奈さん)

国内事業の基盤を固め、再び海外事業に挑戦したい

いずれドバイビジネスに復帰したいという希望はありますか。

鶴原

海外事業に携わってきた社内のメンバーが少なくなってきていることもあり、率先して関わっていきたいですね。

日本企業にとって手つかずの市場が広がる中東での海外事業は、これから必ず伸びる分野だと確信しています。

ただし、GPが海外事業を維持・拡大するためには、国内事業の基盤をもっと固めなければなりません。

同時に、現地社員の人件費くらいは海外事業で賄えるようにして、現地で人員を増やせれば売り上げも伸ばせるというスキームを構築する必要があります。

ドバイは国を挙げて街全体のブランディングを進めているので、そうした動きを利用しながらグローバルビジネスに挑戦する顧客企業のお手伝いをしたいですね。

◎プロフィール
鶴原アイシャ絵理奈
グローバルパートナーズ 社長室、グローバルビジネス事業本部マネージャー
大分県別府市出身。短大卒業後、オーストラリア語学留学を経て外資系航空会社の地上職員。2015年にグローバルパートナーズに入社後、人生初の営業を経験し、営業成績トップの座を獲得。現地責任者としてドバイに駐在、日本企業の進出支援を担当。現在、第二子の産休・育休取得中。

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ライター:

十勝毎日新聞社(北海道帯広市)元記者。編集局社会部遊軍キャップ、本別支局長、編集局政経部デスク、東京支社次長、編集局政経部長などを歴任し、多くの政財界人の取材に携わった。在職中、月刊誌「都市問題」に論文「自治体の政策形成と市民参加 米国ポートランド・メトロの市民参加制度 広域的なまちづくりに向けて」を寄稿。現在は電子書籍、Web記事・コラムなど企業コンテンツのライター、編集者として活動している。

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