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一般社団法人公益資本主義推進協議会(PICC)

https://picc.or.jp/

東京都渋谷区神宮前5丁目-52-2号

株式会社タウンズポスト飯田剛也氏から見た公益資本主義推進協議会(PICC)|公益を考え行動し、結果で示す

ステークホルダーVOICE 地域社会
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公益資本主義推進協議会(Public Interest Capitalism Council:PICC)は、欧米型の株式資本主義でも、中国型の国家資本主義でもない第三の道「公益資本主義」を掲げています。ステークホルダー全てを大切にすることによってのみ、企業は利益を永続的に得ることができ、持続可能な存在となりうるという考え方です。PICCは、日本古来の「三方よし」にも通じる公益資本主義について学び、実践する場として全国に活動の輪を広げています。

今回は、PICCの福岡支部長を務める株式会社タウンズポストの代表取締役である飯田剛也氏に、PICCとの出会いのきっかけと活動にかける想いを伺いました。

一般社団法人公益資本主義推進協議会(PICC)会長 大久保秀夫様からのメッセージ

-大久保様から飯田様へのメッセージを頂戴しています。

株式会社タウンズポスト 代表取締役社長 飯田剛也さんへ

飯田さんは「自衛隊出身」という異色の経歴の経営者です。「タウンズポスト(町の郵便屋さん)」という社名の通り、郵便・メール便・請求書の発送代行中心に業務を展開。ボリュームディスカウントによる物流コストのディスカウントを武器に、郵便物の発送業務を西日本最大にまで成長させました。

私は、これまで「大久保秀夫塾」 などを通じ、一千人以上の経営者に経営の在り方を教えています。それは、30代の頃に京セラの稲盛会長やソニーの盛田さんから学んだことが、私自身経営者として事業を成長させる上で大きく役立った経験があるからです。いわば「恩送り」の一環だと思っています。

私は「私から学んだことを周りに広げて欲しい」と、いつも受講した経営者の方にお願いしてきました。しかし、実際には自分で活かすところで終わっている人が多い状況です。ところが、飯田さんは私から教わったことを自身の経営に活かしたことはもちろん、若手経営者や学生にまで広げてくれています。教えを実行した経営者、私から見れば孫のような存在が、今また経営を成功させることにつながっていると聞きました。とても嬉しく感じるとともに、飯田さんの取り組みに心から感謝しています。

経営者はただでさえ忙しいのです。そんな中、飯田さんが貴重な時間を、年間何十時間も講義のために費やされていること、本当に頭が下がります。今後は、海外展開を考えており現在は中国向けの国際物流を仕掛けているとお聞きしました。これから必要不可欠なインフラとして大いに社会価値のある取り組みです。飯田さんなら、自ら教えている経営の在り方を活かし、さらに大きく飛躍されると確信しています。


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「大久保秀夫塾」一期生として公益を広めることが「恩返し」

-飯田さんは、PICCの福岡支部長をお務めとのことですが、大久保会長とはどのようなきっかけで出会われたのですか?

10年前、私が「大久保秀夫塾」を1期生として受講したことがきっかけです。受講生320名のうち卒業できたのは100名程度。その中の成績優秀者の10名に残ることができました。そのご縁で、5年前の福岡支部の立ち上げから支部長を務めています。

「大久保秀夫塾」で、私の会社は劇的に変わりました。大久保さんから「経営の在り方」「経営のやり方」を学び、実践したことによって、それが成果に着実につながったのです。大久保さんから教わった「公益資本主義」を、福岡・九州・西日本・ひいては日本に広く、強く伝えてくことが世界を良くすることだと、1ミリの疑いもなく確信できたのです。

-公益資本主義を広めるために、どのような活動をされていらっしゃるのですか?

 当社の社会貢献の一つとして、様々な講習を無償で行っています。

まずは、私の「ホーム」であるPICC福岡支部での経営塾です。月に一度、第一土曜日の1時から6時までの5時間の講義に加え、偶数月の第二・第三土曜日はそれぞれ5時間ずつ、計10時間の講義を実施しています。例えば6月は、第一・第二・第三土曜日にそれぞれ5時間ずつの講義です。

福岡支部の会員企業の社員は、この経営塾が社員教育ともなっています。また、PICCの会員外の学生、会員でない方でも、ご興味があれば聴講可能です。

他にも、企業からの依頼でリーダーシップ研修なども行います。基本的には全て無償対応です。

また、PICCの福岡支部にはU25という学生支部もありますので、その関連で福岡大学の非常勤講師も勤めています。経済学部の「人間関係論」という授業において公益資本主義について講義しています。受講生は300名ほどで、すでに4年目になります。大学の規定で無償が難しいようで、講師料をいただいていますが、本来であれば無償でできればと思っています。

-それだけのお時間を、無償で講義されるというのはなかなかできないことですね。

ビジネス用語では会社を取り巻く人々を「ステークホルダー」といいますが、PICCでは「社中」と呼んでいます。

私は、大久保さんから教えを受けたことで、公益資本主義を社中全体に広げるのは、世の中が良い方向に加速していくために必要だと確信しました。そのために、自分でできることを一生懸命やっているところです。

大久保さんは「恩送り」といわれていましたが、私にとっては、恩師への「恩返し」から始めたいと思って取り組んでいます。

PICC福岡支部は、自分にとって「家族」

-飯田さんにとってPICCはどのような存在ですか

PICCは、私にとっては「なければならない場所」ですね。

経営塾を受講すれば、講義内容を実践するだけでもある程度まで業績を上げることできます。しかしそれはあくまで「ハウツー」、枝葉です。大事なのは企業の「在り方」。この幹をしっかりさせることが、企業という樹木を太く、たくましく育てることにつながります。

福岡支部は、この「在り方」をしっかりと伝える場として運営しています。私にとっては「ホーム」であり、会員の皆さんは家族や親戚のような関係です。同じベクトルを向いていますので、「気は心」といいますが、ちょっとしたことでもすぐに気持ちが通じる間柄なのです。

これは、PICC全体にも言えることだと考えています。講演依頼で、大阪や名古屋、東京の支部に行くこともありますが、同じ方向にベクトルが向いているからすぐに溶け込めますし、懇親会も非常に盛り上がるのです。福岡支部が家族だとすれば、他の支部も親戚づきあいができる仲間といったところでしょうか。

「はじめの一歩」を踏み出す啓発活動を続けることが必要

-そんなPICCにより良くなってほしいところはありますか?

PICCはすでに全国組織ですが、もっと社会に影響を与える規模になるべき組織だと思っています。残念ながら、まだ世の中には「今だけ、金だけ、自分だけ」良ければいいという考えが先に立つ方が多いように感じます。「公益」「道徳」「社会貢献」、いずれもそうですが「はじめの一歩をどう踏み出せば良いのかわからない」点が大きいのではないでしょうか。

「三方よし」「足るを知る」といった言葉には、日本の先人の心が詰まっています。聞けば確かにそうだと思うかもしれません。しかし、実際に触れたことがない方は、耳で聞いてもなかなか実感が得られないのではないでしょうか。まずは、PICCの会員が「公益」のために行動して「結果」を示すことです。だから、みんなが一人ひとり「公益を考えて行動することで結果は出る」という啓発活動をしていく必要性を感じています。

大久保会長のように「オヤジ」と慕われ、目標とされる存在になりたい

PICCは素晴らしい組織だなと思います。やはり大久保さんの存在が非常に大きい。大久保さんのことを悪く言う人が誰一人いないのです。人格者であり、私の「目指すべき人」です。株式会社フォーバルの役員や管理職の皆様は、大久保さんのことを「オヤジ」と呼んで慕っています。いつか私も大久保会長のように「オヤジ」と呼ばれるような、アットホームで、かつ目標とされる存在になれるように、私の「仕事」に邁進したいと思っています。

 

【企業概要】

一般社団法人公益資本主義推進協議会(PICC)
https://picc.or.jp/
会長:大久保 秀夫(代表理事)
設立:平成26年01月27日
所在地:東京都渋谷区神宮前5丁目-52-2号
目的等:諸外国から真に尊敬される日本づくりの実現に向けての活動。

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株式会社タウンズポスト
https://www.towns-post.co.jp/
代表取締役社長 飯田 剛也
設立:平成16年9月8日
所在地:〒810-0023福岡市中央区警固2-2-19-15F
事業内容:郵送物、文書類等の「作成設備」「発受」「保管」「搬送」等に係る業務受託をはじめとした事業主のコスト削減

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