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SDGsの取組み NEC(日本電気株式会社)

サステナブルな取り組み SDGsの取り組み
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企業や団体におけるサステナビリティの追求として、SDGs達成に向けた事業や取り組みをアピールするケースが増えてきました。実際にSDGsへの取り組みを行うとなると、どの目標に向けてどのような施策を企画したら良いか悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。 cokiでは、皆さまのSX(サステナビリティトランスフォーメーション)のお役に立つべく、SDGsに対して積極的な企業の取り組みをピックアップしてご紹介しております。今回取り上げる事例は、NEC(日本電気株式会社)です。 本ページをご参考に、事業におけるサステナビリティ、SDGsに関する活動を進めるヒントにしていただければ幸いです。
SDGsについては、“ 「SDGs」と「サステナブル」の意味|私たちはなぜSDGsに取り組む必要があるのか ”を、ご覧ください。

NEC(日本電気株式会社)のSDGsへの取り組み

  • NEC(日本電気株式会社)
  • 業種:社会公共、社会基盤、エンタープライズ、ネットワークサービス、グローバル
  • 創立:1899年(明治32年)7月17日
  • 従業員数:単独 20,589名(2021年3月末現在)/連結 114,714名(2021年3月末現在)
  • 参照公式サイト:https://jpn.nec.com/

NECは「Orchestrating a brighter world」(世界の想いを、未来へつなげる)というブランドメッセージを2014年6月に掲げています。2020年には、自らのPurpose(存在意義)として「安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指す」というステートメントを打ち出しました。2021年5月、2025中期経営計画の中で、わたしたちを取り巻く「環境」「社会」「暮らし」の未来を捉え、目指す社会像を5つ描き、その先に描く社会像を「NEC 2030VISION」として発表しています。

  • NEC2025中期経営計画
    • 暮らし
      • 人に寄り添い心躍る暮らしを支える
    • 社会
      • 個人と社会が調和し豊かな街を育む
      • とまらない社会を築き産業と仕事のカタチを創る
      • 時空間や世代を超えて共感を生む
    • 環境
      • 地球と共生して未来を守る

NECのSDGsゴール達成に寄与する取り組みは非常に多岐に渡ります。ここでは最近の取り組み事例をピックアップして見ていきましょう。
※取り組み事例の中には、複数の目標にまたがる取り組みもありますが、代表的な目標を掲げて記載しています。

目標2「飢餓をゼロに」への取り組み

目標2の ゴール は「飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」です。

NECは地球環境に優しい持続可能な農業の形を生み出すための取り組みを行っています。ICTを使って農業のシステム化を実施。衛星写真、気象センサー、土壌センサーなどを使い、農業にまつわる数値をデータ化した新しい農業の創出に取り組んでいます。データはスマホやタブレットから確認できるので、農家ではいつ水や肥料をやればよいのか、収穫時期はいつになるのかなど、畑の状態を簡単に把握できます。

さらに、2020年からカゴメ株式会社と共同で、主に欧州のトマト一次原料加工メーカーに向けて、AIを活用した営農支援事業も開始。農業ICTプラットフォーム「CropScope」(クロップスコープ)の自動化・実用化に向けても実験中です。

農業のDXをはかることで、農業に必要な知識や経験へのハードルを下げられるだけでなく、収穫量の安定化と栽培コストの低減が期待できます。

目標3「すべての人に健康と福祉を」への取り組み

目標3の ゴール は「あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」です。

NECでは途上国のワクチン普及に取り組むGavi(ガビ)ワクチンアライアンスに賛同し、指紋認証による新しい挑戦を始めました。途上国全体の子どもの3人に1人は、IDがなく存在すら認識されていません。そこで、子どもの正確な本人確認のために用いられたのが、NECの生体認証『Bio-IDiom』です。

実は40年の研究開発の歴史を持つNECの指紋認証。子どもが成長して指紋のサイズが変わっても正確に読み取れるように、既存の技術にも改良を加えており、現在ではその認証率は99%を実現。世界で初めて、生後2時間の新生児の指紋のスキャンと照合に成功しました。

ワクチンというと現在では新型コロナのそれがメインのように思われていますが、幼少時のワクチン接種は健康な発育のために非常に重要です。過酷な環境でもワクチン接種現場が混乱しないよう、ワクチン履歴を指紋から導き出す技術はこれからの世界で非常に価値の高い技術と言えます。

また、新型コロナの水際対策でも活用されている赤外線サーモグラフィは、生体認証・映像分析技術を組み合わせた渡航者の体表温度スクリーニングシステムとして、ハワイ州主要5空港に提供されています。

目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」への取り組み

目標7の ゴール は「全ての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」です。

アフリカでは携帯電話が重要なインフラです。しかし、砂漠の真ん中にある通信基地局ではディーゼル発電で電気を利用していましたが、CO2排出量が大きいという問題がありました。そこで、NECでは、蓄電池・制御システム・ソーラーパネル・ディーゼル発電機を組み合わせた「ハイブリッド蓄電システム」を開発。CO2排出量や燃料の輸送コストを削減し、安定的に通信基地局の運営が実現しています。

SDGsの目標 3「すべての人に健康と福祉を」への取組事例~cokiの記事より

coki では、サステナビリティについて考え、実際に取り組んでいる様々な団体・企業への取材を行っています。今回は SDGsの目標 3「すべての人に健康と福祉を」 について、さまざまな視点で取り組む方々の記事をピックアップしました。ぜひご覧ください。

特定非営利活動法人ジャパンハートのSDGsへの取り組み 理事長 吉岡春菜|人間のDNAには 「困っている人の助けになりたい」 という気持ちが組み込まれている

医療格差が激しい現代社会において「医療の届かないところに医療を届ける」ことを目標に精力的な活動を行う特定非営利活動法人ジャパンハート。

日本は人口414人に対して医師が1人の割合。一方、世界では数万人に1人しか医師が存在しないという国も珍しくありません。一人の医師から始まった世界中での国際医療NGO活動、ステークホルダーへの感謝、そして未来世代への思いとSDGsへの取り組みを伺いました。

オンラインフィットネスで日本を健康に!株式会社ジムフィールド郡 勝比呂

2025年には、後期高齢者の人口は2,000万人を越え、数少ない現役世代で支えられず、負担は大きくなるばかりです。このような医療保険財政の問題を、「フィットネスによる予防医療」というアプローチで解決を目指しているのが、株式会社ジムフィールドです。オンライン×フィットネスを軸に、2019年からわずか2年で25店舗まで事業規模を拡大しています。株式会社ジムフィールドの郡 勝比呂社長に事業への想いと、ステークホルダーの皆様への感謝の気持ちをお聞きしました。

姿勢矯正のトレーニング器具「軸王」で、いくつになっても動ける体をつくる 株式会社in the wild代表 野中学

日本は世界一の長寿国ですが、平均寿命と健康寿命には10年もの差があります。病気になったり不自由な思いをせず、健康のまま生き抜きたいというのは多くの人の願いではないでしょうか。

いつまでも元気で過ごすためにはどうすればいいのか。「プライベートジムGW」を経営する野中さんにお話しお伺いしています。

参照: coki

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法人のサステナビリティを可視化するメディアcokiの目的は「社会の公器」を体現する企業を増やし、サステナブル社会を実現することです。cokiでは、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)支援の一環として、会員さまに個別インタビューを行い、サステナビリティの観点から企業価値を高める情報発信を行ったり、想いを同じくする会員の企業・団体・個人との交流を可能にするビジネスコミュニティをご提供しています。

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