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GARNiDELiA活動休止を発表 突然の活休はボーカルも知らなかった? 10月ツアー中止と人気アニソンの軌跡  「キルラキル」などアニソン代表曲を振り返る 

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GARNiDELiA
GARNiDELiA 公式より

アニソン界を支えてきた2人組、GARNiDELiAが無期限活動休止を発表した。10月から予定していたツアーは全公演中止に。突然の決定に戸惑うファンの声が広がる一方、私たちの記憶には『ambiguous』『BLAZING』『Désir』など数々の名曲が刻まれている。本稿では発表内容を事実ベースで整理し、彼らの足跡をアニソンとともに振り返る。

 

活動休止の発表――公式サイトで伝えられた衝撃

9月2日、公式サイトにはtoku名義の声明が掲載され、「2025年9月2日をもちまして、無期限活動休止いたします」と発表された。文面には「MARiAとともに奏でてきた音楽は人生の宝物であり、皆さんと過ごした時間は心の支えでした」とファンへの感謝がつづられている。同時に「年内に予定していたツアーは全公演中止」と案内され、突然の休止に国内外のファンが衝撃を受けた。

参照:いつもGARNiDELiAを応援してくださる皆さまへ。(GARNiDELiA 公式)

年内ツアー全公演中止――台北から東京まで5都市

中止されたのは「GARNiDELiA stellacage tour 2025 [PROGRESS]」。10月6日の台北公演を皮切りに、千葉・大阪・愛知・東京を回る全5公演が予定されていたが、すべて中止となった。チケットの払い戻し方法や今後の対応は「改めて案内する」としており、現地ファンからは困惑と落胆の声が上がっている。特に台北公演は既にチケット販売が始まっており、発表直後からSNS上で「返金はどうなるのか」といった書き込みが相次いだ。

MARiAの困惑――「知らされてなかったので驚いてます」

発表後すぐ、ボーカルのMARiAは自身のXで「えっ!?」と短く反応。その後の投稿で「私もこの発表に関しては知らされてなかったので驚いてます。混乱させてしまってごめんなさい」と胸中を語った。突然の決定を自身も知らされていなかったことを明かし、「然るべきタイミングで説明する」と続けている。ファンからは「本人も知らないのか」と驚きの声が広がった。

アニソン界に刻んだGARNiDELiAの歩み

 

GARNiDELiAは2010年に結成され、2014年の『キルラキル』2ndオープニングテーマ『ambiguous』でメジャーデビューを果たした。以降、『魔法科高校の劣等生』『ガンダム Gのレコンギスタ』『Fate/Apocrypha』『BEATLESS』など、多数の作品で主題歌を担当。アニメと音楽の相乗効果で人気を拡大し、ライブでも定番曲を次々と生み出してきた。

代表的アニソンとその魅力

『ambiguous』(『キルラキル』OP)

メジャーデビュー曲にして代表作。疾走感あるメロディとMARiAの力強い歌声が、作品の激しいバトル展開とシンクロし、ファンの心をつかんだ。「キルラキルといえばこの曲」と言われるほど定着した。

『BLAZING』(『ガンダム Gのレコンギスタ』OP)

ガンダムシリーズのオープニングを飾ったロックナンバー。シンフォニックな広がりと迫力あるサウンドで、ガンダム作品の重厚なテーマを支えた。ライブでは観客が拳を突き上げる定番曲となった。

『grilletto』(『魔法科高校の劣等生』OP)

硬質なビートと緊張感のある旋律が印象的。学園アクション作品の雰囲気を際立たせ、サビで一気に開放される展開が人気を集めた。放送当時、音楽配信チャートでも上位に食い込んだ。

『Désir』(『Fate/Apocrypha』ED)

シネマティックで荘厳な雰囲気を持つバラード調のエンディング。MARiAの繊細かつ力強いボーカルが、作品の退廃的な空気を鮮やかに表現した。ファンの間では「GARNiDELiAの真骨頂」と評される。

『Error』(『BEATLESS』OP)

テクノロジーと人間をテーマとした作品に合わせ、エレクトロニック色を前面に出した楽曲。緻密なアレンジとクールな響きが特徴で、アニソンとしての実験性と挑戦心を感じさせる。

海外での人気を決定づけた「極楽浄土」

 

2016年に公開されたオリジナル楽曲「極楽浄土」は、中国の動画サイトbilibiliで「踊ってみた」動画が爆発的に拡散され、累計再生は6億回を突破したと報じられている。Weibo主催の授賞式では優秀ユニット賞も受賞し、アジアを中心に国際的な評価を高めた。日本国内以上に中華圏での影響力を示した例として象徴的だ。

突然の休止がもたらす波紋

アニソン業界では人気ユニットの休止は大きな影響を及ぼす。楽曲タイアップの見直しや関連ライブの中止は制作側にも影響する。今回のケースでは活動休止の理由が説明されておらず、ファンの間では戸惑いが広がっている。チケットの払い戻し対応や今後の動向については、公式からの続報が待たれる状況だ。

まとめ:再び音楽が鳴り響く日を願って

突然の発表で幕を閉じたGARNiDELiAの活動。しかし、『ambiguous』『BLAZING』『Désir』『Error』、そして「極楽浄土」といった楽曲群は今後も多くの人に聴かれ続けるだろう。活動休止は一つの区切りであり、再び彼らが音楽の舞台に戻ってくる可能性は残されている。ファンにとっては「またいつか」を信じて待つ時間となる。

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ライター:

サブカル分野を中心に執筆するフリーライター。アニメを中心とした二次元をこよなく愛し、推しへの愛とリスペクトを忘れず、作品の魅力やキャストの想いを届ける記事を心がけています。レビュー、考察、インタビュー、イベントレポートなど、多方面からアニメ・サブカルの魅力を発信。

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