
福本大晴のイベントで話題となった“二連うちわ”問題。旧ジャニーズ時代のうちわ文化や、ファンマナー・ルール整備について整理する。
ファンの“二連うちわ”問題が波紋
元Aぇ! groupメンバーで、現在はソロ活動を行う福本大晴(ふくもと・たいせい)のリリースイベントで、一部ファンによる“二連うちわ”行為が炎上している。
SNS上で拡散された映像には、女性ファンがうちわを2枚連結し、顔の高さまで掲げながら大きく上下・前後に動かす様子が映っていた。
この行為はファンの間で「風起こし」と呼ばれているようで、別の観客からは
「うちわでステージが見えなかった」
「後ろの人の視界を遮っている」
といった不満の声が相次いでいる。
話題となった“二連うちわ”とは?
今回問題視されたのは、2枚のうちわを裏側で定規のようなもので固定し、横長に連結した“二連うちわ”だった。
さらに、それを顔の高さまで持ち上げ、大きく動かしていたことから、
・視界妨害
・周囲への接触
・過剰な自己アピール
として批判が集まった。
SNSでは、
「後ろの人が見えない」
「自分だけ目立とうとしているように感じる」
「マナー以前の問題」
といった声が上がっている。
問題行動“風起こし”とは何か
ファンの間で使われている「風起こし」とは、大きなうちわを激しく振り、アイドルに風を送るような応援行為を指す言葉だ。
本来は“盛り上げ”の一種ともされるが、視界を遮る・周囲にぶつかる・過度に目立つことなどから、迷惑行為として嫌われることも少なくない。
特に今回のように、“二連うちわ”を頭より高い位置で大きく動かす行為については、否定的な反応が目立った。
旧ジャニーズ時代から厳しかった“うちわルール”
もともと、旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)は、うちわに関して比較的厳格なルールを設けていたことで知られる。
STARTO ENTERTAINMENTのライブでは、
・公式サイズ以内(約縦28.5cm×横29.5cm)
・胸の高さで持つ
・1枚のみ使用
・反射素材やモール禁止
などが定められている。
つまり、他の観客の視界を妨げず、悪目立ちしないという考え方が、長年ライブ文化の前提として共有されてきた。
今回のイベントルールは二連うちわに関しては曖昧
一方、福本が所属するNEW EVIDENCE公式サイトでは、
「オリジナルうちわのお持込みはH約42cm ×W約29.4cm(持ち手を含む)以下」
というサイズ規定のみが記載されていた。
今回問題となった“二連うちわ”について、禁止なのかグレーなのか明確には示されていなかったため、
「運営側も二連うちわ禁止を明文化してほしい」
という声が増えている。
SNSでは“ルール整備”求める声
SNSでは今回の件について、
「胸より上に上げないのを徹底してほしい」
「暗黙の了解では限界がある」
「事務所が明確に禁止してほしい」
といった意見が多く見られた。
特に近年は、アイドル現場に新規ファンや他界隈ファンが流入していることもあり、
“昔からのマナー文化が共有されにくくなっている”
という指摘もある。
求められるのは“ルール”と“モラル”の両方
今回の件で改めて浮き彫りになったのは、明文化されたルールとファン同士のモラルの両方が必要だという点だろう。
運営側が、
・持ち込み可能サイズ
・枚数
・持つ高さ
・禁止行為
を分かりやすく提示することは重要だ。
しかし同時に、ルールに書かれていなくても後ろの人が見えるか、周囲が快適に楽しめるかを考える姿勢も求められる。
アイドル現場に求められる配慮とは
アイドルイベントは、演者だけでなく、そこに集まるファン全員で空気を作っていく場でもある。
“推しに見つけてもらいたい”という気持ちは、多くのファンが共有している感情だろう。
だからこそ、自分だけが目立つことではなく、全員が気持ちよく楽しめることを意識することが、結果的に“推し”のためにもつながっていくのかもしれない。



