データで導く成功の3原則

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンが刊行した書籍『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった 継続する技術』(著:戸田大介)が、3万部を突破した。2024年10月の発売以来、多くの読者から「ビジネス書なのに読みやすい」「習慣化に本当に効く」といった声が寄せられており、5月中旬からは3万部突破を記念した新たな帯での出荷も開始された。
「三日坊主」からの脱却を、データで支援
本書の最大の特徴は、著者が開発した習慣化アプリ「継続する技術」から得られた200万人超のユーザーデータに基づいて執筆されている点にある。元・三日坊主を自認する戸田氏が、「続けられる人」と「挫折する人」の行動パターンを詳細に分析し、習慣化を成功させるための“シンプルかつ強力な3原則”を提示する。
その3原則とは、「すごく目標を下げる」「動けるときに思い出す」「例外を設けない」。一見すると簡素に見えるが、これを実行した人の継続成功率は、守らなかった人に比べて8.23倍に跳ね上がるという。
「読んでよかった」の声が続々
読者の声も本書の説得力を後押ししている。40代女性からは「今まで続かなかった筋トレがなぜ続いていたのか理解できた」、20代男性からは「小説のように楽しく読め、根拠があるから納得できる」といった反響が届くなど、世代を問わず支持を広げている。
ストレッチ、筋トレ、勉強――。一見簡単に思える目標でさえも、実際には85%〜95%が30日以内に挫折するというデータも紹介されている。読者にとって、その“現実”を突きつけながらも、「じゃあどうすればいいか?」にしっかり答えてくれる点が評価されている。
Amazon購入で限定特典も
2025年9月1日までにAmazonで購入すると、特典として著者書き下ろしの実践ガイドや、印刷して使える習慣記録カレンダーがダウンロードできる。
“寄付だけで黒字化”の著者が伝えたいこと
著者の戸田大介氏は、山形県出身の起業家。広告を一切掲載しない無償アプリを提供しながら、任意の寄付だけで黒字化を達成した異色の経歴を持つ。
ユーザーの「前向きな行動」をサポートすることにこだわった開発姿勢は、本書にも通底しており、単なるハウツー本にとどまらず、読む者の行動そのものに変化を促す構成となっている。
書籍情報

書名:『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった 継続する技術』
著者:戸田大介
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2024年10月18日
ISBN:978-4-7993-3099-9
ページ数:240ページ
判型:四六判並製