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YouTuberリアルピース 日本ハム戦パフォーマンスで大炎上 野球ファン「すべてが地獄」 球場の温度差が露呈

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YouTuberリアルピース
北海道日本ハムファイターズ 公式YouTubeチャンネルより
プロ野球の試合前イベントでまたしても波紋が広がっている。YouTuberアイドルグループ「リアルピース」が2026年4月21日、北海道日本ハムファイターズの試合前パフォーマンスを披露したところ、野球ファンから厳しい批判が殺到した。公式投稿の表示回数は1400万回を超え、ネット上で「すべてが地獄」「結婚式の余興よりひどい」といった声が相次いだ。
子供層に人気の彼らがプロ野球の聖域に踏み込んだ結果、世代と客層のミスマッチが鮮明になった形だ。
 

リアルピースとは? 子供に支持されるYouTuberアイドルグループの正体

リアルピースは2020年にリーダーのかずぅが立ち上げた5人組エンターティナーグループだ。メンバーはかずぅ、こーた、かちょー、なお、こぺの5人で、平均年齢は約34歳前後と30代中心。YouTubeチャンネル登録者数は約141万人、TikTokフォロワー数は240万人超を誇る。彼らの人気の基盤は小学生を中心としたキッズ層にある。

代表曲「プリティーボーイ」のダンス動画は1900万回以上の再生を記録し、簡単で中毒性のある振り付けとカラフルな衣装が子供たちの間で爆発的に広がった。動画内容も笑ってはいけないチャレンジやドッキリ、ゲーム企画など、親子で楽しめるシンプルなエンタメが特徴。親、特にママ層からも「子供が毎日踊りたくなる」と支持を集め、ベビー・子供用品コラボや安全啓発動画への出演も多い。

メンバー自身が歌詞・振り付け・編集・MV制作まで手掛ける「ゼロから這い上がるリアルさ」も一部大人ファンに響いているが、メインターゲットは明らかに未就学児から小学生だ。日本一の国民的アイドルを目指すと公言する彼らの活動は、YouTubeとリアルイベントを融合させた新しいスタイルとして注目されてきた。

 

事前のロッテ始球式告知で早くも炎上 リーダーかずぅの発言が火に油

炎上の発端は3月末にさかのぼる。千葉ロッテマリーンズが5月1日の試合でリアルピースの始球式出演を公式Xで告知したところ、野球ファンから「マジで誰」「どの層に人気なの」と戸惑いの声が殺到した。これに対し、リーダーのかずぅがXで「知らないの?日本一になるグループだよ」と返信したことがさらなる批判を呼んだ。

ファンからは「煽りすぎ」「勘違いが痛い」との指摘が相次ぎ、かずぅ本人が謝罪動画を投稿する事態に発展。謝罪動画でも「こんなに炎上する言い方だった」と反省を述べたが、すでに野球界隈での印象は悪化していた。この一件は、WBCでのVTuber起用炎上と重ねて語られることが多く、プロ野球球団が「知らない層」を無理に呼び込もうとする姿勢への不満を象徴する出来事となった。

 

日本ハム戦でのパフォーマンス内容 登場時の無反応が象徴する「本当に誰?」状態

4月21日、エスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ戦の試合前。リアルピースはカラフルな衣装で登場し、オリジナル曲を歌いながらアイドル風のダンスを披露した。ファーストピッチもリーダーのかずぅが務めた。

しかし、登場した瞬間から異様な空気が流れた。球場内に響くはずの歓声や拍手がほとんどなく、観客席は静まり返った「本当に誰?」状態だったという。公式アカウントが投稿した動画は1400万回以上の表示を記録したものの、コメント欄は批判で埋め尽くされた。「30代のおっさんが全力で踊ってるのがキツイ」「表情が死んでる」「卑猥に見える振り付け」など、容赦ない声が飛び交った。特に目立ったのは「すべてが地獄」という表現。ルックス、歌声、ダンス、球場の雰囲気全体が野球観戦の空気と合わず、場が一気に盛り下がったとの感想が多かった。

子供向けの「かわいい全力パフォーマンス」が、大人中心の野球ファンには「場違い」「余興以下」と映ったようだ。動画を見た視聴者からも「登場で歓声ゼロだった」「無反応すぎて痛々しい」との指摘が相次ぎ、パフォーマンス以前の入場時点で温度差が露呈した形となった。

 

野球ファン批判の核心 客層の温度差と「誰が望んでいるのか」

批判の多くはパフォーマンスの質そのものより、客層のミスマッチに集中している。リアルピースのファンは主に小中学生の子供とその親。一方、プロ野球の試合に来場するファンは20代から50代の大人男性が中心で、野球そのものを楽しみに来ている層が多い。

「野球見に来てるのに子供向けアイドルはいらない」「おっさんがおっさんにメロつくわけない」「チビ世代にしか人気ないのに大人のフィールドに呼ぶな」といった声が相次いだ。代替案として「M!LK呼んでくれ」「着ぐるみショーの方がマシ」といった意見も見られた。また、事前のロッテ炎上で印象が悪かったことも影響大。「知らないの?」発言が尾を引き、「勘違い痛すぎ」「空気が厳しかった」との指摘が続出した。

登場時の無反応が象徴するように、球団側がファミリー層拡大を狙ったイベントだったとみられるが、結果として既存ファンの反発を招く形となった。

 

今後の影響と5月ロッテ戦 球団のイベント戦略に疑問の声

リアルピースは5月1日の千葉ロッテ戦でもパフォーマンスが予定されており、さらなる炎上が予想される。球団が子供人気を活かして新規ファミリー層を呼び込もうとする意図は理解できるが、野球ファンの「試合前の純粋な雰囲気」を重視する声は根強い。

この一件は、プロ野球球団がYouTuberやインフルエンサーを起用する際の難しさを改めて浮き彫りにした。知名度や登録者数だけを頼りにしたイベントが、既存ファンの不満を増幅させるケースは少なくない。リアルピース側も「全力で盛り上げる」と意気込んでいるが、野球という伝統的な場との相性は今後さらに問われそうだ。

ネット上の反応は二極化しており、一部では「子供向けとして悪くない」「炎上商法では」と擁護する声もある。しかし、全体として野球ファン側の批判が圧倒的に多い状況だ。プロ野球の試合前イベントが、どの層に向けたものなのか。今回の騒動は球団関係者にとっても一考の価値がある出来事と言える。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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