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法人のサステナビリティ情報を紹介するWEBメディア coki

株式会社エイムプレイス

https://aimplace.co.jp/

〒160-0023東京都新宿区西新宿8-1-2 PMO西新宿13F

03-6457-8451

Webメディアでどこまでチャレンジできるか【株式会社エイムプレイス代表取締役 河上隼人】

ステークホルダーVOICE 経営インタビュー
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株式会社エイムプレイス代表取締役 河上隼人

『「おもしろい」「ありがとう」を引き出す価値あるサービスを創造する』というミッションを掲げる株式会社エイムプレイス。「おもしろくなければ人は集まらず、感謝される循環が生み出せなければ長く利用してもらえない」と語る代表取締役 河上隼人さんに、エイムプレイスの事業内容やステークホルダーへの想いについて伺いました。

行動しながら考え、その都度壁にぶつかっていく

──御社の設立の経緯を聞かせてください。

私は29歳のときに起業しました。サラリーマン時代には、それなりの結果を出していたのですが、自分自身には納得ができていませんでした。自分が社会に対して果たすべき役割はもっと他にあるのではないか。これまでの延長線上でなく、さらなる高みを目指して挑戦すべきなのではないか、と思うようになったのです。

そもそも、売上が伸びたり、人が集まるような事業は、おもしろかったり、感謝されるものです。お客様の役に立ち、感謝の言葉をいただき、お客様も自社も成長し続けるには、この善循環を持続的に回す仕組みを作り上げなければなりません。オウンドメディアの構築、Webコンサルティングなどの業務を通じて培った経験を生かし、自分がこれからの人生でやるべきことは、この仕組みづくりなのではないかと確信し、起業を決断しました。

弊社は、『「おもしろい」「ありがとう」を引き出す価値あるサービスを創造する』というミッションを掲げていますが、これは私が実現したかったことなのです。

正直なところ、サラリーマンは向いていないと思っていました。自分でルール・基準・スタンスを築いていきたいと考えていた人間でした。そういった自分が何に貢献できるかと考えたときに、それまで携わってきたインターネットを使った集客のコンサルティングや、オリジナルのメディアを制作してユーザーとクライアントをつなげたらどうかという漠然とした思いがありました。

私は、準備を完璧にしてから行動するタイプではなくて、行動しながら考えて、その都度壁にぶつかっていくというタイプですので、独立すると決めたときは早かったですね。当時勤めていた会社は上場企業で、上場前から営業を引っ張ってきたのですが、会社に辞めることを伝えたのは独立する3カ月前でした。50~60人の部下には頭を下げ、独立するために辞めることを伝えました。

インターネットメディア事業でチャレンジしてきた業界初の試み

──最も力を入れているインターネットメディア事業についてお聞かせください。

もちろんWebコンサルティング事業や人材紹介事業にも力を入れているのですが、弊社はSEO(Search Engine Optimization)とWeb広告からの集客が得意分野ですので、インターネットメディア事業を強化しています。

Webコンサルティング事業は、世の中に数多くあります。ホームページ制作会社から広告代理店まで、誰もが知っている大手から中小企業も、広義のWebコンサルティング事業になります。その中でオリジナル性を発揮することはとても難しいのです。

しかし、インターネットメディアを1つ持っているだけでも、他にはない特徴を出すことができます。私も広告代理店出身ですので、早くから複数の自社メディアを持って事業を確立したいと思っていました。

──インターネットメディア事業でチャレンジしてきた業界初の試みには、どのようなものがありますか。

まだ弊社が足を踏み入れていないジャンルには必ず先行企業がいて、多くのユーザーを抱えています。先行企業にはない付加価値がなければ、新しく参入していくことは困難です。しかし、その付加価値が何であるかということは、実際にそのジャンルでいろいろな活動をしてみないと分からないことが多いと思います。ですから、まずは飛び込んでみようと思っています。

商売をしていく以上、どれだけ利益を出せるかということは重要なのですが、利益が出るからといって他社と同じことしてもおもしろくありません。他の誰も取り組んでいないことにチャレンジしたいと思っています。仮に利益が出なかったとしても、「この会社はおもしろいことをしているな」と思ってもらうことも大切だと思うので、業界初ということにはこだわりを持っています。

例えば6~7年前に、不動産オーナーと不動産会社をつなげるオンライン上のマッチングビジネスを行う仕組みで、特許を取得したモデルがあります。不動産を売りたい人は、なるべく高く取引できる会社を探しています。そういういった人がWeb上で物件を登録して、不動産会社が売主への交渉権を獲得するために入札するというメディアです。

2021年6月4日には、全国の賃貸管理会社を14万件ほど登録している、賃貸管理会社に特化した「フドーノ!!」というメディアを開設し一括査定サービスや不動産コラムなどを提供しています。アパート・マンションの賃貸経営、不動産の売却、土地活用に関する疑問をフドーノ!!で解決します。

フドーノhttps://fudono.com/

仕事もプライベートも楽しみ、創造的なアイデアを生み出す

──今後の事業展開はどのように考えていますか。

今まで不動産や美容のジャンルで幾つかメディアを立ち上げてきたのですけれども、他のジャンルにも挑戦してみたいと考えています。そこで2021年2月1日に、弊社のコーポレートドメインの下に『PeoPle’s』という新しいオウンドメディアを作りました。

『PeoPle’s』では、美容・金融・医療・健康などのあらゆる分野でユーザーが気になっていることについて、各分野の専門家やインフルエンサーに監修していただいています。これまで弊社が手掛けてこなかった分野にも幅広く展開し、いろいろな人たちの生活に役立つ情報を発信していこうと考えています。

また、2020年12月からYouTubeで『HAYATOMAN 河上隼人チャンネル』を開設しています。主にSEOに関する話題を中心に情報発信をしています。SEOの中級者・上級者向けのコンテンツです。

例えばGoogleが評価するSEOの順位は、何を書いているかよりも、誰が書いているかに重きが置かれています。例えば、同じ文章を書いてもより有名な人や権威のある人が書いたものを評価する傾向にあるので、個人のブロガーや小さな会社では結果が出にくい状況に陥っています。私がSEOに関するさまざまな情報を発信することによって、そういった方々の気付きにつながってくれればいいなと思っています。

手前みそになりますが、そういったSEOへの取り組み方などの発信が全国のアフィリエイターの間で話題になりました。このように私が発信して、それに反応した皆さんに取り上げていだくことを促す活動をする中で、これまでと違った形のメディア展開ができるのではないかと考えています。

 

お客様との向き合い方

2015年から不動産メディアを運営していますので、提携している賃貸管理会社から、弊社経由で紹介した不動産オーナーと契約につながり、費用対効果が良くなってありがたいという喜びの声を数多く頂いています。私はもう現場を離れていますが、営業の社員はお客様から「ありがとう」とよくお声がけいただけるそうです。これからも、より感謝していただけるように頑張っていきたいです。

株式会社さくらトラベル 代表取締役 津覇暢夫さん

弊社の創業1年目に知人の紹介で知り合って以来、お付き合いしています。おこがましいのですが、一緒に成長させていただいた仲間だと感じています。

 

さくらトラベルさんがWeb広告にこれから取り組もうというタイミングでしたので、まだ予算も少ない時期でしたが、何年も取り組ませていただいた結果、予算規模が大幅に拡大していきました。今、弊社が事業を発展させることができて、私自身も成長していくことができたのは、さくらトラベルさんと切磋琢磨してきたことが大きな原動力になったと思います。

 

通常のクライアントさんですと、こちらから提案書を提出して、他の代理店と比較検討されるということがあるのですが、さくらトラベルさんには最初から信頼を置いていただきました。失敗もあったのですが、それを次につなげるというように、常に前向きに考えていただきました。

 

業種は違いますが、津覇さんは経営の大先輩でもありますので、お付き合いする中で勉強させていただくことが本当に多くあります。一見、ワンマンタイプの社長さんに感じられますが、目的に対してぶれずに取り組むという芯の強さは、とても尊敬しています。

 

社員・家族との向き合い方

私はこの会社を、社員が成長できる場にしたいと考えています。この会社で力を付けて、いずれは独立したいという意気込みで入社してくる社員もいますが、それでも全く構わないと思っています。既に弊社を退職してから、実際にネットビジネスを始めているOBもいます。

 

私自身もサラリーマン時代は、会社は自分が成長する場所だと思って働いてきて、起業したので、弊社の社員に「ずっとこの会社に勤めてほしい」とは全く言いません。自分の成長のための場所としてこの会社を使ってくれている社員に対しては、頑張ってほしいという気持ちを常に持っています。

取締役 柏崎さん

2020年、取締役に就任してくれました。取引先の会社の代表で、プログラミングに長けています。弊社のSEO技術は、柏崎さんと何年も切磋琢磨してきたことがベースとなっています。とても感謝しています。

 

取引先として信頼していましたが、一緒に作ってきたビジネスをさらに伸ばしていこうということで、自然な流れから役員に入ってもらいました。お互いの会社がますます発展していけるように頑張りたいです。

 

 

未来世代との向き合い方

最近はインターン生を積極的に採用しています。今の大学生は、コロナ禍になって就職活動も大変になっていると思うので、将来起業したいという考えを持っている大学生には積極的に会うようにしています。早くから自分の目標を持って活動している人には、チャンスの場を与えたいと思っています。弊社の社員となって結果を出し、子会社の社長になってもらえるような人が現れることを期待しています。

 

地域社会との向き合い方
 

弊社のオフィスの隣に、ホテルローズガーデン新宿さんというビジネスホテルがあるのですが、今、コロナ禍で厳しい状況です。そこで、少しでも手助けになればということで、クラウドファンディングなどで支援を募っています。

 

また、このホテルにはガーデンテラスがあります。ここならば開放的で感染症対策も講じやすいので、社員の決起集会の場などに使わせていただいています。

 

他にも、地域の企業とはさまざまなつながりを持ちたいと考えています。困っているときには、お互いに協力していきたいと常に思っています。

 

<企業情報>

株式会社エイムプレイス

https://aimplace.co.jp/

代表者:河上隼人

所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-1-2 PMO西新宿13F

TEL:03-6457-8451

設立:2010年2月

資本金:20,000,000円

従業員:15名

 

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