
逮捕の詳細と容疑事実
合同捜査本部によると、渡辺容疑者らは共謀し、2025年12月12日、東京都条例で店舗型性風俗の営業が禁じられた新宿区内のマンションの一室で性的サービスを提供するメンズエステ店を営んだ疑いがある。認否は明らかにされていない。
神奈川県警生活保安課の情報では、渡辺容疑者は都内のマンション26室のほか、東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木の1都4県でフランチャイズ加盟店を展開するグループの経営者。少なくとも都内の26室は禁止場所で営業し、年間売上は10億円以上とみられる。
17日には売上金の保管先とみられる新宿区のマンションなど関係先約42カ所を家宅捜索した。
2025年2月の神奈川県加盟店摘発がきっかけで合同捜査本部が設置され、本部への捜査が本格化した。
グループの規模とこれまでの経緯
「神のエステ」は東京都内を中心に10店舗以上を展開し、関東圏全体で20から30店舗規模に達していた。新宿、恵比寿、三軒茶屋、赤羽、下北沢、秋葉原、神楽坂など主要エリアにルームを構え、在籍セラピストは数百人規模だった。
ピーク時にはフランチャイズ形式で地方にも広がり、数億円から10億円超の売上を記録。2025年2月、神奈川県の「湘南神のエステ」で風営法違反により4人逮捕、同年3月には売春防止法違反で3人再逮捕されるなど、組織的な違法営業が露呈していた。今回の本部摘発はこれらの捜査の延長線上で、チェーン全体の崩壊が加速している。
SNSでの反応と拡散の様子
事件発覚直後からX(旧Twitter)で速報が爆発的に広がった。
ある投稿では「神のエステ本部が摘発されています。セラピストも逮捕されています!明日のトップニュースになるでしょう」との書き込みが数万ビューを記録し、「とうとう神にまで手を出しやがったか」「風俗老人の気分」「神エス難民」といったユーモア混じりの驚きの声が相次いだ。
暴露系アカウントからは「経営陣の渡邉伸也と真野怜偉が逮捕」「これで序章にすぎない」「ラオス人身売買や税金地獄が待っている」との過激な指摘が飛び、閲覧数は数十万を超えるものもあった。
一方でセラピスト側からは「インターホン絶対に出るな」「女性は不起訴が多いから今すぐ動け」との移籍・引退アドバイスが拡散され、在籍者の不安を反映。
住民からは「ようやく安心」「出る杭は打たれる」との反応もあり、社会的な関心の高さを示している。
トクリュウ関連疑惑と業界全体への波及
逮捕の背景には匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)との関連が指摘されている。
スカウト集団を通じた違法女性紹介や売春斡旋が疑われ、一部では東南アジアへの人身売買資金源だったとの主張も出ている。合同捜査本部は売上金の流れを追及しており、税務調査との連携も予想される。
SNSでは「今年は摘発ラッシュ」「マリングループやドルチェに続いて神エスも終わり」との声が飛び、在籍セラピストの大量移籍相談が殺到。
FCオーナーも休業・閉鎖に追い込まれ、マンション型メンズエステ全体への波及が懸念されている。健全店への移行や個人ブランディング、高単価会員制が生き残り策として注目を集めている。
今後の捜査展開と業界の教訓
警察は経営陣の全容解明に加え、脱税・関連犯罪の追及を進める方針。グループの壊滅が現実味を帯び、アカウント凍結・削除ラッシュが続いている。
マリングループの全店一斉閉店(2026年1月)やドルチェ川崎校の逮捕(2025年)と重なり、違法風俗のグレーゾーン縮小が加速。業界関係者は法令遵守の重要性を痛感しており、2026年は違法風俗浄化の年となる可能性が高い。



