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女子プロゴルファー都玲華(21)、不倫疑惑から一転 石井忍コーチ(51)との“関係解消”と12月イベント相次ぎ中止

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都玲華プロ
都玲華プロ Instagramより

女子ゴルフ界の人気ルーキー、都玲華(21=大東建託)に起きた不倫疑惑の波紋が、ついに公式イベントへ広がり始めた。12月に予定されていた複数の来店イベントが相次いで中止となり、さらに石井忍コーチ(51)とのトークショーの告知も削除。
沈黙を保っていた都だが、12月1日、ついに直筆手紙で「交際していたこと」「関係を解消したこと」を公表した。人気ルーキーが一連の騒動からどう立ち上がろうとしているのか、最新の動きを追った。

 

来店イベントが次々と“消滅” 新宿、大阪の百貨店イベントが急きょ不参加に

12月に入ると、都玲華のスケジュールに異変が起きた。

ウェア契約を結ぶ人気ブランド「アンパスィ」が開催予定だった新宿高島屋での来店イベント。都本人がSNSで告知していたにもかかわらず、直前になって“不参加”という形に変更された。続く12日の大阪高島屋でのイベントも、「諸般の事情により参加中止」と案内され、立て続けにキャンセルが重なった。

この手の百貨店イベントは、契約選手の露出機会として極めて重要な場であり、ブランド側の売上にも直結する企画。それが揃って中止となれば、ただ事では済まない。
都の名前がスケジュール表から消されるたびに、ファンの間では「やはり文春報道の影響か」「スポンサーへの波及が始まった」と憶測が加速していった。

さらに追い打ちをかけるように、12月22日に予定されていた石井忍コーチらとのスペシャルトークショーも、告知が削除され、チケット販売予定日も“白紙”となった。
スキャンダル発覚後、都と石井コーチが同じ場所に立つこと自体が難しくなり、結果的にイベントは完全消失。師弟関係さえ揺らぐ状況となった。

 

都玲華、沈黙破り直筆手紙を公開 交際の事実と“関係解消”を表明

長い沈黙の中で、12月1日、都はインスタグラムを更新。白紙に丁寧な文字で綴られた直筆の手紙を投稿した。

手紙では、まず「応援してくださる皆様へ」と切り出し、今回の報道で心配をかけたことへの謝罪を述べた。そして核心部分として、石井コーチとは「昨年からお付き合いをしておりました」と明かし、疑惑として報じられていた“交際関係”を認めた。

しかし、そこに続いたのは厳しい決断だった。

「今回の件で、私の一番大事な両親を悲しませることは出来ないと思い、交際関係およびコーチ契約を解消する事を決断いたしました」

家族への想い、そして将来への重圧が、都の判断を後押ししたのだろう。
さらに手紙の終盤では、これまでの指導に対する石井コーチへの感謝も記されており、単なる“謝罪文”ではなく、関係にピリオドを打つための正式な区切りとしての意味合いが強かった。

 

石井忍コーチも“概ね事実”と認める 3年別居の主張と謝罪

同日、石井コーチも自身のSNSで長文の謝罪文を公開。
冒頭から「報道の内容は概ね事実です」と認め、沉痛な思いをにじませた。

続けて、3年の別居期間を経て婚姻関係は事実上破綻していたと説明したものの、今回の騒動の責任を受け止めた上で「都選手との全ての関係を解消する」と発表。
選手としても師匠としても、完全に線を引く決断となった。

さらに、都の両親やスポンサー、指導先の関係者らに向けて「深くお詫び申し上げます」と謝罪し、自身も指導者として学び直し、信頼回復に努めると付け加えた。

 

人気ルーキーの失速と重すぎる代償

都玲華は2024年のプロテストに合格したばかりのルーキーながら、ツアー27試合に出場しトップ10入りを4回記録。メルセデス・ランキング50位で堂々のシードを獲得した。
ルックス・実力・キャラクターの三拍子が揃い、ギャラリー人気も急上昇。SNSフォロワーも爆発的に伸び、“ミヤコレ”は女子ゴルフ界の新たな顔として脚光を浴びていた。

だが、その人気の大きさが、今回のスキャンダルによって逆に重くのしかかった感がある。

スポンサーとの関係、ファンの信頼、師弟の絆――。
すべてが一度に揺らいだことで、来季に向けた準備期間である12月の動きは大きく制約されている。
特にイベントの相次ぐ中止は、表舞台からの“緊急退避”のようにも映り、都にとっては痛すぎる代償となった。

ただ、都玲華のキャリアはまだ始まったばかりだ。まだ21歳。
来季はシード選手としてスタートを切り、実力さえ示せば世間の空気は変わる可能性がある。

さらに直筆手紙は、誠意ある対応として一定の評価を受けている。
SNSには「よく決断した」「ファンは離れません」「またグリーンで輝く姿を見せてほしい」といった励ましのコメントも多く寄せられた。

もちろん、失った信頼の回復は簡単ではない。
だが、若手の成長は一つのきっかけで大きく跳ねることがある。
今回の一件が、都にとってゴルフ人生を見つめ直すターニングポイントとなるのかもしれない。

 

石井コーチ不在で迎える新シーズン 都はどう立て直すのか

最大の課題は、これまで寄り添ってきたコーチング体制の再構築だ。
石井コーチと決別した今、新たな指導者を探すのか、それとも独自に調整していくのか。
ツアー選手にとってコーチ選びは成績を左右する重大要素であり、来季の展望を占う重要なポイントになる。

都が不倫疑惑の重圧を振り切り、ゴルフで再び注目を集められるかどうか。
2025年シーズンは、彼女の“真価”が試される年となりそうだ。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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