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高市早苗氏が第104代首相に就任 オールドメディアに負けず日本初の女性総理誕生で政治の転換点に

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高市早苗氏、歴史的一歩 女性として初の総理に

高市早苗総理

日本の政治史に新たな一頁が刻まれた。10月21日午後、国会で内閣総理大臣指名選挙が行われ、自民党総裁の高市早苗氏が第104代総理大臣に選出された。日本の憲政史上、女性が首相を務めるのは初めてとなる。前日の石破内閣総辞職を受け、衆議院本会議での投票では、自民党に加え、連立政権の樹立に合意した日本維新の会、さらには少数会派の一部議員が高市氏に投票し、過半数を獲得。皇居での親任式を経て、同日中に「高市内閣」が発足する。

 

無所属から政界の頂点へ 経済安保の要から総理へ

高市氏は1961年生まれの64歳。奈良県出身で、1993年の衆議院選挙で無所属として初当選。新進党を経て自民党入りし、総務相、経済安全保障担当相、自民党政調会長などを歴任してきた。9月の自民党総裁選では3度目の挑戦でついに勝利し、念願の党総裁となった。

公明党の連立離脱という逆風に見舞われたが、日本維新の会との協議により新たな連立体制を築き、首相指名への道を切り開いた。その過程には、保守層からの強い支持とともに、「日本再生」を掲げるリーダー像への期待が背景にある。

 

政策の焦点は「国会議員定数削減」 経済対策への期待も高まる

経済学者の間でも高市政権の政策転換に注目が集まっている。日本総合研究所の石川智久調査部長はSNSで、「国会議員の定数削減が最初の試金石になる」と指摘。地方議会に波及する可能性にも言及し、「2000年当時6万人いた地方議員は今や3.2万人。地方政治の適正規模も議論されるだろう」と見立てる。

また、市場では高市内閣誕生を好感する動きも出ている。株価は上昇基調を強め、「日本再生」の期待感が如実に現れた。海外投資家からも、「日本が自立した経済戦略を打ち出す転換点」との声が上がっている。

 

「オールドメディア不信」の時代へ 世論はどう動くか

一方、SNS上では既に賛否が交錯している。「オールドメディアが閣僚スキャンダルを探すのでは」との警戒感も出ており、特に若年層の間では「高市叩き」への拒否反応が広がっている。「メディア批判のデモが起こるかもしれない」という声もあり、政治とメディアの関係が再び焦点となる可能性がある。それでも、SNSでは「失われた30年の反省を生かす政策を期待する」「毅然とした外交姿勢に期待」といった支持の声が目立つ。

経済安全保障、エネルギー政策、財務省改革など、課題は山積するが、高市氏の強い意志と保守的理念が日本の方向性をどう変えるのか、注目が集まる。

 

歴史的転換点に立つ日本政治

女性初の総理誕生という象徴的出来事は、ジェンダー平等の進展だけでなく、日本政治そのものの変化を映す鏡ともいえる。戦後から続く「男性中心の権力構造」に風穴を開けた高市首相は、同時に、国際社会における日本の存在感を再定義する役割を担う。

内閣発足を前に、永田町は久々に熱気を帯びている。高市早苗という強いリーダーが掲げる「新しい日本の形」は、国民の期待と不安の入り混じる中で、いま動き出した。

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ライター:

新聞社・雑誌の記者および編集者を経て現在は現在はフリーライターとして、多方面で活動を展開。 新聞社で培った経験をもとに、時事的な記事執筆を得意とし、多様なテーマを深く掘り下げることを得意とする。

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