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【大阪・関西万博】閉幕まで18日!東ゲート大混雑 当日券は本日9/26が最終日、27日から未使用チケット交換開始

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Expo2025 大阪・関西万博
Expo2025 大阪・関西万博公式インスタグラムより

閉幕まで残り18日となった大阪・関西万博。会場の東ゲート前には朝から長蛇の列ができ、連日の混雑が続いている。9月26日は当日券の販売が行われる最後の日。翌27日からは未使用チケットを当日券に交換できる制度が始まるが、数に限りがあるため注意が必要だ。1日で23万人以上が訪れるほどの熱気に包まれる会場で、駆け込み万博をどう楽しむのか。現地の様子や最新のチケット情報を追った。

 

 

朝から長蛇の列 東ゲート前の風景

朝の開場前、夢洲の東ゲートにはすでに数百人の来場者が列をつくっていた。曇り空の下、時折吹く湿った風も、30℃近い気温予想のなかでは熱気を冷ますには力不足だ。
「今日しかチャンスがないから…」と話しながら、チケットを手にした家族連れや学生たちが、ゲートが開く瞬間を待ちわびるように並んでいる。閉幕まで残り18日。終盤戦を迎えた万博に、駆け込み来場者が殺到している。

 

当日券販売は9月26日で終了

混雑の中心にあるのは、当日券を求める人々だ。東西のゲート前に設けられたチケット引換所では、午前11時から「12時以降に入場できる当日券」を販売。販売開始を前に、列はどんどん長くなっていった。
だが、この「当日券」の販売は9月26日が最後となる。閉幕までの全日程で予約枠はすでに埋まっており、ネット予約を取れなかった来場希望者にとって、当日券は唯一の突破口だっただけに、この日を逃すまいとする人々の熱気がゲート前を包んだ。

「昨日も1時間で完売していた。今日もすぐになくなるだろう」と係員は語る。実際、直前の9月24日には約1時間で売り切れ、販売開始を40分前倒しする事態となった。

 

27日からは「未使用チケット交換」制度に

一方で、すでにチケットを所有しながら、予約枠が取れず来場できていない人々への救済策も始まる。9月27日から10月12日まで、東ゲート前のチケット引換所にて、未使用のチケットを当日券に交換できる仕組みだ。対象は当日12時以降に入場できる券で、1日あたり数百枚に限定。なくなり次第終了となる。
ただし注意点もある。最終日の10月13日には、この交換制度は適用されない。つまり、「どうしても行きたい」と考える人は、交換開始日からできるだけ早めに並ぶ必要がある。

 

来場者23万人超 会場の熱気と課題

万博の盛り上がりは数字にも表れている。9月24日の入場者数は一般21万2000人、関係者を含めると23万3000人に達した。これは前日から7000人増の記録であり、終盤戦の熱気を象徴する。

しかし、人の波が押し寄せる会場では、思わぬ苦労も待ち受ける。
「朝のうちは北欧館やチェコ館を並ばずに見られたけど、午後には2時間待ちになった」
「コモンズには入場制限がかかり、列に並ぶことさえできなかった」
SNSには、来場者たちのリアルな体験談が続々と投稿されている。飲食店や物販ブースも長蛇の列となり、土産を買うだけで1時間待ち。女性用トイレは常に混雑し、給水スポットや自販機も順番待ちが発生している。

「飲料は多めに持参した方がいい」「土産は入場直後に確保を」など、来場者による“攻略情報”がシェアされているのも、この時期ならではの光景だ。

 

駆け込み万博を楽しむための攻略法

閉幕間近で混雑が避けられない今、どうすれば快適に万博を楽しめるのか。来場経験者の声から、いくつかのポイントが浮かび上がる。

  • 早朝に到着して午前中に人気パビリオンを回る:午前中は比較的スムーズに入場できる。
  • 飲食や土産は早めに確保する:午後になると列が膨れ上がり、数時間待ちも。
  • 西ゲートの活用:東ゲートが混み合う場合、歩いて西ゲートから入場すると比較的スムーズ。
  • 水分や軽食は持参する:熱中症予防と待ち時間短縮に必須。

特に「午後は想像の何倍も混む」との声が多い。夕方以降の入場枠を選び、会場内の夜景やイルミネーションを楽しむのも、混雑を避ける一つの工夫だろう。

 

閉幕まで18日 熱気の中で終盤戦へ

かつて愛知万博の際も、閉幕間際の混雑が語り草となった。大阪・関西万博も同様に、課題を抱えながらも人々の関心を引きつけ、最終盤に突入している。
会場を歩けば「これが最後の思い出に」とカメラを構える人々の姿。駆け込み万博は、まさに“お祭り”のような高揚感に包まれている。

当日券は9月26日が最後。翌27日から始まる未使用チケット交換をどう活用するかが、残り日程のカギとなる。
閉幕まで残りわずか18日。混雑と熱気を乗り越えた先に、忘れられない一日が待っている。

 

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ライター:

広島県在住。福岡教育大学卒。広告代理店在職中に、経営者や移住者など様々なバックグラウンドを持つ方々への取材を経験し、「人」の魅力が地域の魅力につながることを実感する。現在「伝える舎」の屋号で独立、「人の生きる姿」を言葉で綴るインタビューライターとして活動中。​​https://tsutaerusha.com

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