世界初の固体電池搭載モデルが対象、キャンプや災害対策に注目集まる

次世代エネルギー製品の開発を手がける株式会社ヨシノパワージャパン(東京都中央区、代表取締役社長:桜田徹)は、2025年7月8日から14日まで開催されるAmazonプライムデーにおいて、同社の主力製品である固体電池ポータブル電源の大規模セールを実施すると発表した。
対象製品は最大50%オフとなり、同社は「この機会に固体電池の高性能をより多くの人に体験してほしい」としている。
安全性と寿命を兼ね備えた固体電池が注目の的に
ヨシノのポータブル電源は、世界で初めて※固体電池を搭載した家庭向けモデルとして注目を集めてきた。従来のリチウムイオン電池に比べ、発火リスクが低く、充放電サイクルは4,000回超(80%容量維持)を実現。使用可能温度は-18℃から60℃までと幅広く、過酷な環境下でも安定的な稼働が可能だ。
軽量・コンパクト設計も特徴で、キャンプや車中泊といったレジャー用途はもちろん、近年頻発する自然災害への備えとしても高い需要を誇る。ヨシノは「夏のレジャーシーズンに加え、防災意識が高まるこの時期にこそ最適な製品」と位置づける。
※2025年7月2日時点、同社調べ。
最大50%オフの限定セットも
今回のセールでは、用途に応じたラインナップが揃う。中でも特に注目されるのが、1kWh帯で世界最小クラスの「YOSHINO B1200 SST」と200Wソーラーパネル「SP200」のセット商品だ。通常税込239,800円が、50%オフの119,900円で提供される。
また、先着50名限定で「B1200 SST」単体購入者には、CP10ソーラーパネルが無料特典として付属する。この単体モデルも、約41%オフの99,900円(税込)に値下げされている。
さらに、2,000Wの高出力モデル「B2000 SST」(20%オフ)、コンパクトで軽量な「B300 Pro SST」(25%オフ)など、ニーズに応じた製品が特価で揃う。
サステナビリティにも配慮した設計
ヨシノの固体電池ポータブル電源は、再生可能エネルギーとの親和性の高さも評価されている。付属または別売りのソーラーパネルは、ETFEコーティングやIP67防水性能を備え、22.6%の高変換効率での充電が可能だ。
折りたたみ式で持ち運びやすく、複数接続による大容量充電にも対応しているため、持続可能なライフスタイルを志向するユーザー層からの支持も厚い。
日本市場でもサポート体制を拡充
ヨシノは2021年に米国で創業し、2023年に日本法人を設立。日本国内でも不要バッテリーの無償回収などを通じて、安全かつ安心して利用できる環境整備を進めてきた。Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなど複数のECプラットフォームでの公式販売も展開しており、今後はより幅広い家庭や企業への導入を目指す。
同社は「固体電池技術で、日常をスマートに変えていく」ことをビジョンとして掲げており、今回のAmazonプライムデーはその一歩として、認知と導入促進を加速させる狙いがある。