リザードンに似たスナック菓子が約1300万円で落札。過去にはリザードンの初版カードが約4000万円で取引。ピカチュウに似たスナック菓子が出品された例も。ポケモン関連アイテムの根強い人気が伺えた。
「リザードン」に似たスナック菓子が高額落札 驚きの取引

今回のスナック菓子は、長さ約7センチでオレンジ色のボディを持ち、その独特な形状がポケットモンスターシリーズの人気キャラクター「リザードン(英語名チャリザード)」を彷彿とさせるとして注目を集めた。
ゴールディンによれば、このスナック菓子は2018年から2022年の間にスポーツ記念品を扱う企業によって発見・保存されていたが、昨年になってSNSで話題となり、コレクターの間で価値が急上昇したという。競売は2月半ばに250ドル(約3万7000円)からスタートし、短期間で金額は急騰。最終的に7万2000ドルに買い手のプレミアムが加算され、合計8万7840ドル(約1300万円)で落札された。
食品がコレクターズアイテムとしてこれほどの高額で取引されるのは異例だが、ポケモン関連のアイテムは過去にも高額で取引されるケースが多く、特にリザードンに関するものは人気が高い。
SNSの反応:「リザードン人気の証明」「食べる勇気ある?」
このニュースはSNS上でも大きな話題を呼び、多くのユーザーが驚きや困惑の声を上げている。X(旧Twitter)には以下のような投稿が寄せられた。
肯定的な意見
「リザードンは昔から大人気だから、スナック菓子でもプレミアがつくのは納得!」
「ポケモンの影響力の大きさを再確認した。まさかお菓子まで高額取引されるとは!」
疑問や批判的な意見
「1300万円でスナック菓子を買うとは…食べる勇気あるのか?」
「どこからどう見ても普通のスナックなのに、この価格はやりすぎでは?」
「ポケモン好きなのは分かるけど、さすがにこれは買わないな…」
ポケモンの影響力の大きさを称賛する声がある一方で、スナック菓子にこれほどの金額を支払うことに対する驚きや疑問の声も多く見られた。
過去にも高額取引されたポケモングッズ
ポケモン関連のアイテムが高額で取引される事例は過去にも数多く存在するが、特にリザードンに関するグッズはコレクターの間で非常に高い価値を持つ。
- リザードンの初版ポケモンカード(PSA10)
2020年から2021年にかけて、初版のリザードンカード(ファーストエディション、PSA 10)が40万ドル(約4000万円)以上で取引された。このカードはポケモンカードゲームの中でも特に希少価値が高く、コレクターにとっては「聖杯」とも言える存在だ。 - 未開封の「ポケモン赤」のゲームソフト
2023年には、未開封の「ポケモン赤」のゲームソフトが約600万円で落札されるなど、ポケモン関連のレトロゲームも高額取引の対象となっている。 - ピカチュウに似たスナック菓子
過去にはピカチュウに似た形のスナック菓子がオークションサイトに出品されたという。ピカチュウのシルエットに似たチートスの出品画像を確認できたが、落札された記録は見当たらなかった。
こうした事例を見ると、ポケモンに関するアイテムは公式グッズだけでなく、形状が似ているだけのものでも高額取引されるケースがあることが分かる。
ポケモン人気の根強さと今後の展望
今回のリザードンに似たスナック菓子の高額落札は、ポケモンの世界的な人気の根強さを改めて示す事例となった。リザードンはポケモンの中でも特にファンが多く、関連グッズは高額取引されることが珍しくない。
今後も、ポケモンに関連する「ユニークなアイテム」が高額で取引される可能性は十分にある。公式のグッズはもちろん、偶然ポケモンに似た形状の食品やアイテムが発見されるたびに、SNSで拡散され、コレクターの間で高額取引される流れが続くかもしれない。
ポケモンブームが続く限り、こうした驚きの落札事例は今後も増え続けることが予想される。