
株式会社山梨中央銀行(頭取・古屋賀章)は2月4日、地域社会貢献の一環として、山梨県内の特別支援学校14校に対し、行内で使用された紙文書を再生利用した「リサイクルトイレットペーパー」5,000ロールを贈呈した。
この取り組みは、児童・生徒が地球温暖化などの環境問題について学ぶ機会を提供することを目的に、2021年度から継続的に実施されている。リサイクル資源の活用を促進しながら、次世代に向けた環境意識の醸成を図る狙いがある。贈呈先の学校では、児童・生徒が実際にリサイクルの仕組みを学ぶ授業に活用されるほか、日常的な備品としても役立てられている。
関係者からは「環境について学ぶ機会が増えるだけでなく、実際の生活にも活用できるのはありがたい」との声が聞かれた。
DE&I方針の策定とロゴマークの制作
また、同行はサステナビリティ経営の強化を図るため、2024年5月に「山梨中央銀行グループ ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン方針」(DE&I方針)を策定した。この一環として、同行のダイバーシティ推進チーム「Colors」の発案により、DE&I方針のロゴマークとモザイクアートを制作した。
新たに制定されたロゴマークは、富士山と変化の波を組み合わせたデザインとなっており、多様性を表現している。力強く爽やかな印象を持たせることで、同行の目指すダイバーシティの方向性を象徴するものとなっている。今後、このロゴマークは、ダイバーシティ施策のPRや役職員の名刺などに活用される。

また、モザイクアートは役職員の写真を組み合わせたもので、「変化を生み出し、力にする」というスローガンを体現する作品となっている。これを用いたポスターは、同行の本店・支店で掲示される予定で、ダイバーシティ推進のメッセージを広く発信していく。
地域との共生を目指す取り組み
山梨中央銀行は、環境問題への貢献や多様性推進など、企業の社会的責任を果たす取り組みを進めることで、地域との共生を目指している。今後も地域金融機関として、持続可能な社会の実現に向けた活動を継続していく方針だ。