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新卒を社長にする10年計画

サステナブルな取り組み SDGsの取り組み
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「新卒を社長にする10年計画」研修風景
「新卒を社長にする10年計画」研修風景(画像提供:Reblood)

株式会社Rebloodは2023年に創業した経営者専門パーソナルスポーツジムを運営する会社です。

私たちは「可能性の追求」という理念のもと、若手社員の潜在能力を最大限に引き出し、企業全体の成長を促すプロジェクト「新卒を社長にする10年計画」を推進しています。

このプロジェクトで、新卒社員が10年以内に社長に就任し、革新と成長を持続的に実現することを目指しています。


本記事では、この「新卒を社長にする10年計画」についてご紹介します。

発足のきっかけと代表の思い

このプロジェクトの立ち上げには、代表自身の豊富な経験が深く関係しています。

代表の野田は元々、人材開発の事業会社に約10年間在籍しており、そこで新卒を育てる文化が根付いていました。その経験を踏まえ、現在の会社でもその流れを踏襲しています。

さらに、近年の学生との面談を重ねる中で、彼らが非常に優秀である一方で、想像力を膨らませるような働き方を知らないということに気付きました。

加えて、若手を1から育てることが、会社の風土に最も合っていると感じたことが、このプロジェクトの立ち上げの大きな動機となっています。

Reblood野田代表
起業1店舗目の薬院店にて(画像提供:Reblood)

新入社員が10年以内に社長に就任するためのステップ

●理念と理想の交差

代表自らが、新卒社員が入社から10年以内に社長に就任するための具体的なステップを提供します。

無事採用となった社員には、企業の理念と新卒社員が考える理想の自分を必ず交差させることを重視しています。

新卒社員が自分の理想像を明確にし、それを企業の理念と照らし合わせることで、両者が共に成長できる環境を整えています。

これにより、社員一人ひとりが自分の目標を持ち、企業の目標と一体となって働くことができます。

●入社式に親御さんが参加

新卒社員が入社する際には、親御さんを招待し、入社式で決意表明をしてもらう取り組みも行っています。

これは、新卒社員自身のコミットメントを強固にすると同時に、親御さんに対してもその決意を示す機会となります。

家族のサポートを得ることで、新卒社員は更に強い意志を持ってチャレンジに挑むことができます。

●研修と教育

プログラムの初年度には、お客様に実際にかかわっていただくパーソナルトレーニングや基本的なビジネススキルを習得するための研修とOJTが行われます。

これには、マーケティング、財務、人事管理などの基礎が含まれます。その後、社員は各部門での実務経験を積み、リーダーシップスキルを磨きます。

●メンタリング制度 中間評価とキャリアプランニング

各新卒社員には、経験豊富なメンターが付きます。

メンターは、日々の業務だけでなく、キャリアパスの相談や目標設定のサポートも行います。定期的なフィードバックを通じて、社員の成長を促進します。

5年目を目安に、実際の自分が会社の一翼を担うプロジェクトをリードする機会が与えられます。

社員は新規事業の立ち上げや既存事業の改善プロジェクトを担当し、実践的なリーダーシップスキルを学びます。

7年目を目安に、中間評価が行われます。社員はこれまでの成果を振り返り、今後のキャリアプランを具体化します。必要に応じて、更なる教育プログラムや専門スキルの習得が推奨されます。

●最終ステップ:社長就任準備

プログラムの最後の2年間は、社長就任に向けた準備期間です。

社員は経営陣と密接に連携し、戦略的な意思決定プロセスを学びます。また、外部の専門家を招いた特別研修も行われ、リーダーシップを強化します。

入社式での家族への感謝
↑入社式にて親御さんへの感謝と決意を込めて(画像提供:Reblood)

人事戦略=個性との対話

このプロジェクトが他のパーソナルトレーニングジムと大きく異なるのは、人事戦略です。

一般的なパーソナルトレーニングジムでは、トレーナーが店舗の店長やエリアマネージャーに昇進し、店舗運営やスタッフの統括、数字の管理を任されることが多いです。

しかし、本来こうした管理業務が向かないスタッフも少なくありません。

私たちの会社では、スタッフ一人ひとりの個性、会社の方向性、そして事業の発展性を、キャリアアップ面談や交流、意見交換、食事会などを通じて深く話し合います。

その過程で、スタッフ自身が「自分の人生をどう築いていきたいのか」「会社の成長スピードや方向性にどのように関わりたいのか」を見つめ直し、最終的には「自ら会社の一端を担いたい」「子会社の社長になりたい」というモチベーションを引き出す関わりを執行部全員がメンターをしています。

このアプローチは、他にはない手厚いサポートです。

Reblood入社式
笑いが絶えない入社式にて(画像提供:Reblood)

今後の展望

このプロジェクトはまだ会社が設立2年目ということもあり、成功かどうかの判断は8年後になります。

しかしながら、現在の手応えは非常に良好です。そしてこの取り組みは、新卒社員に対する投資と信頼の表れです。

若い世代がリーダーシップを発揮することで、組織全体が活性化し、革新が促進されます。新卒社員を社長に育てるという挑戦は、企業の未来を明るく照らす一歩です。

人生の目標を持った若者たちの力は計り知れないものがあります。未来のリーダーたちがどのように成長し、企業を導いていくのか、今後の彼らの成長に期待します。

Reblood野田代表と立ち上げメンバー
立ち上げメンバーと代表の野田博之さん(画像提供:Reblood)

◎会社概要
会社名:株式会社Reblood(リブラッド)
URL:https://www.saga-fukuoka.com/
代表者:野田博之
設立:2023年
資本金:
従業員数:10名(業務委託含む)
事業内容:経営者専門パーソナルスポーツジム 企業研修 事業コンサルティング

◎執筆者プロフィール
野田博之
株式会社Reblood(リブラッド) 代表
パーソナルトレーナー
1978年9月 大阪市出身
大学卒業後、株式会社リクルート入社。
その後、国内有数の人材教育コンサルティング会社、社労士法人、建設会社社長室長を経て、2022年パーソナルトレーニング事業を福岡市でスタートする。
福岡市内で三店舗の会員制パーソナルジム「Ultra Maintenance」を経営。
忙しい経営者用に考案したサービスは「今よりも10歳若返り、その状態を10年以上維持すれば、20年長くビジネスの第一線で活躍できるという画期的なパーソナルトレーニングメソッド【ULTRAMAINTENANCEメソッド】」
経営者・事業主対象のコミュニティも運営しており、コミュニティの中で、事業を構築したり、他企業のジムのブランディングを手掛けるなど、事業家や経営者を巻き込んだ事業展開も行う。

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