マテックス株式会社は持続可能な社会を目指すための礎となるパーパス経営を実践しており、地域企業を巻き込んで「パーパス経営の参加型イベント」を開催しました。
東京都北区でサッシやガラスなど開口部をメインとした施工、販売、修理などを手掛けている株式会社RBSもマテックスと共に持続可能な社会を目指し、イベントに参加した1社です。
今回はマテックスが開催するパーパス経営を学ぶ参加型イベントについてと、RBSから見たマテックスについてを伺いました。
自己紹介とパーパス経営参加型イベントについて
佐藤
東京都北区に店舗を構え、サッシやガラスなど開口部をメインとした施工、販売、修理などを手掛けています。自分自身が現場の職人出身で、当時から高みを目指して平均値の高い仕事をしてきました。今は現場の知識を持った状態で営業活動ができているので、施工に関してかなり深く提案できるのが大きな強みです。
お客様への向き合い方も、相当意識されているのでしょうか。
佐藤
どれだけ分かりやすくお客様に物事を伝えられるか、言葉をかみ砕いてお伝えするのが得意技のひとつですね。
今回のイベントでは、どんなことを得ようと考えて参加されたのでしょうか。
佐藤
何を得ようかというより、得るものしかないと考えたというのが正しいかと思います。今年になって「パーパス経営」という言葉を知って向き合い始め、会社の在り方もかなり変わってきました。1回目のイベントが得るものだらけだったので、今後も「パーパス経営」を続けたいと考えて2回目のイベントに参加したということです。
「パーパス経営」に向き合うようになったことで、具体的に何がどう変わりましたか。
佐藤
それまでは依頼された仕事を高水準にこなすことだけを考えていましたが、環境配慮やそれに伴う商品の選択肢の拡大にも力を入れるようになりました。従来と同じ商品を扱うにしても、社員との取り組み方が変わっています。
御社が定めている「パーパス」は、どんなことでしょうか。
佐藤
「人にも地球にも『優しさ』を窓からお届けする」というパーパスを掲げています。仕事をする上では「優しさ」が大事です。日本人特有の本当の優しさを、社内にもお客様にも業者同士にも良い意味で伝えることが、地球にも優しいという結果につながるのではないかと考えています。
佐藤
アフターサービスについて、かなり得るものがありました。お客様に完成品をお渡ししたときにお客様の生活が始まるといったことに感銘を受け、お客様に1本の電話をすることも含めて今後いろいろと考えられると思います。
RBSから見たマテックス
佐藤
もともと存じ上げていたのですが、関わり始めたのは昨年です。取引先を増やしたいと思い、池袋の支店長に直接連絡をしました。支店長は電話越しに伝わる物腰からして非常に前向きで、直接会いに来てくださった際も受け入れ態勢がすごく寛容でした。それでいて芯のある会話をされる方という印象で、魅力を感じました。
実際に関わってみて、他の卸会社との違いを感じますか。
佐藤
最初に感じたのは、想像の2段くらい上を行くレスポンスの速さです。チームで動いており、窓の補助金に特化した部署があることにも驚きました。サッシやガラスを卸しているだけの会社と思っていたのですが、頼れる窓口がたくさんあるのが他社と違うという印象です。本当に関わって良かったと思います。
ご自身にとって、マテックスはどんな会社でしょうか。
佐藤
ひと言で言えば「懸け橋」ですね。自分はあれこれ考えるタイプで、人と比べていろいろな発想が少し多くできると自負しています。ただ、日々の業務に追われる中、自力での情報収集やアウトプットにはどうしても限界があります。マテックスはそういうものを持ってきてくれるので、自社の窓を開けてくれて外の世界との「懸け橋」をつくってくれる存在です。
マテックスから学び、自社に活かしていることはありますか。
佐藤
既に活かし始めているのはレスポンス力です。チームとして分業し、誰が欠けても補えるシステムを真似ようと、パートを増やすなどの取り組みを始めています。また、営業担当の方は、いろいろな商材を持参して熱心に訪問してくれる。人と人は会えば物事を頼みたくなるので、自分も見習わなければということを学ばせていただいています。
佐藤
現時点で期待値の上をずっと走っていますが、これからもいろいろな会社の方との出会いの場をつくり続けてほしいですね。そうした類のワークショップなどを増やし、全員で豊かになる仕組みをつくれるのがマテックスだと思います。現場の臨場感をダイレクトに伝えられる社員や職人が参加できる新たな形のイベントもあれば、もっともっと会社が変われると思います。
◎会社概要
株式会社RBS
代表者 佐藤良文
所在地 〒114‐0003 東京都北区豊島7丁目33‐5
◎プロフィール
佐藤良文氏
株式会社RBS 代表取締役