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砂糖不使用“発酵未来あんこ”が話題 腸活・美容・ギフト需要で人気拡大の新スイーツ革命

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砂糖不使用“発酵未来あんこ”が話題 腸活・美容・ギフト需要で人気拡大の新スイーツ革命
提供:発酵未来研究所 株式会社

発酵未来研究所が砂糖不使用で深い甘みを実現した「発酵未来あんこ-辻村式」を発売した。腸活・美容志向の高まりとギフト需要を捉え、発酵スイーツ市場の新潮流をつくろうとしている。

 

砂糖不使用で売れ行き好調 “発酵あんこ”がギフト市場にも波及

発酵未来研究所株式会社が、砂糖を使わず国産素材の甘みだけで仕上げる「発酵未来あんこ-辻村式」を発売した。北海道産小豆や国産米麹、国産発酵16雑穀パウダー、ドライフルーツの組み合わせにより、深くやさしい甘味を引き出した商品だ。

ラインアップは140g入りの4種類(プレーン、チョコレート、ピーナッツ、ひよこ豆)。現在、4種類を専用BOXに詰めたギフトセットの送料無料キャンペーンを展開しており、年末に向けて需要が拡大している。

10月には東急ステイ銀座で発表会と試食会を開催。ホテルや介護施設、菓子メーカーなどBtoBの問い合わせも増えており、冷凍配送によるフードロス削減効果にも関心が寄せられている。

米麹×雑穀で生まれる“発酵の甘み” 他社にない技術と素材設計とは

同商品は、砂糖や人工甘味料に頼らない点が最大の特徴だ。発酵食スペシャリストの辻村円氏、五ツ星お米マイスターで穀物7大資格を持つ澁谷梨絵氏らが開発に携わり、発酵の力で甘みを生む独自手法を確立した。

国産小豆、米麹、ドライフルーツ、そして国産発酵16雑穀パウダー。この組み合わせが、やさしく奥行きのある甘味と高い栄養価を同時に実現している。冷凍保存に適した“生きた発酵素材”であることも特徴で、ビーガンレストランや自然食カフェ、スポーツ施設、介護食など幅広い用途が期待されている。

ホテルや飲食店では「砂糖不使用のスイーツ開発が可能になる」との声が上がり、メニューの差別化素材としての注目度も高い。

「甘いものを我慢しない未来へ」代表の原体験が生んだ新スイーツ哲学

 

事業の背景には、代表・渡辺まゆ美氏の個人的経験がある。家族の闘病をきっかけに砂糖を使わない甘味の可能性に気付いた渡辺氏は、発酵あんこを学ぶため全国を巡ったという。

「これがもっと美味しくなれば、未来が変わる」。そう確信した渡辺氏は、発酵食を極める辻村氏、穀物のスペシャリスト澁谷氏と出会い、商品化への道を歩み始めた。2025年8月、“未来の扉が開く”とされるライオンズゲート期間に会社を設立したのも、未来志向の象徴といえる。

同社が掲げる理念は、甘いものを“我慢の対象”ではなく“自分を整える選択肢”へと変換することだ。腸活、美容、健康を同時に満たす甘味をつくるという思想が、企業活動の中心に置かれている。

発酵を“新素材”として再定義 食品業界が注目すべき革新モデル

発酵未来研究所の取り組みは、発酵食品を単なる健康志向ではなく「新しい甘味素材」として再定義した点に特徴がある。BtoB展開を視野に入れ、ホテルや福祉施設、スイーツ専門店など、多様な事業者との共創を重視する姿勢も先進的だ。

12月には「発酵未来あんこアレンジコンテスト」を予定しており、一般ユーザーとのコミュニティ形成も進む。発酵文化を“未来の食卓”につなぐ提案は、人口減少下で健康価値を求める社会において新たな指標となる。

同社の試みは、食品業界にとっても示唆が多い。健康と美味しさを両立させるアプローチ、発酵食品の可能性、新しいスイーツカテゴリの創造。いずれも今後の市場を見据えた挑戦として注目される。

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ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

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