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株式会社ギフトタンク

https://gift-tank.com

〒158-0091東京都世田谷区中町4-4-15-303

人と動物の真の共生 バリアフリー社会の実現のために

サステナブルな取り組み SDGsの取り組み
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Conはラテン語で「共に」を意味します。「Conanimal」この言葉がいつの日か世界共通語となるその日のために、動物たちの言葉をより多くの人々に伝えることのできる動物通訳士の育成に取り組んでいます。

「Conanimal」という言葉がいつの日か世界共通語となるその日のために

物事をじっくり考えること(熟考する)を英語でConsiderと言います。Conはラテン語で「共に」、siderは「星」。昔から人は星と共にあり、星にすべての答えがあると信じてきました。

しかし地上に住む私たちは、星よりももっと身近で密接に関わり、教えを乞うた存在がありました。
それは「動物たち」です。

私たちは常に動物と共にあり、動物からの恩恵を受け「共に生きて」きたのです。

もう一度動物と共に生き、共に歩んだあの頃を取り戻すために私ども株式会社ギフトタンクはConanimal (動物と共に)をスローガンに2016年より、動物専門エージェントとして活動を行っております。

主な業務は弊社がリスペクトする動物のエキスパートの活動をサポートし、国内外にその活動を紹介していくことで、これまで動物のインスタグラマーやドキュメンタリー映画の監督などを日本に紹介してきました。

そしてスイスのサロメ・ピチョン監督の 「Being With Animals」は日本芸術センター第11回映像グランプリ一般公開審査上映会にて優秀賞を受賞しました。

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(画像提供:ギフトタンク)

また、動物の気持ちを正確に伝えることができる動物通訳士™の育成およびマネージメント、動物通訳士™セッションサービスは弊社が掲げる人と動物の真の共生、バリアフリー社会の実現のために最も力をいれてきたサービスです。

それらを通して人が動物のことをより深く理解し、動物の好き嫌い関係なく動物の命の尊厳について惟みるきっかけとなればと、最重要業務として取り組んで参りました。

動物には人と同じような感情があり、私どもがその心を伝えていくことで多くの人に動物とより一層絆を深めたいと感じていただければ、昔から日本が抱えてきた動物を捨てるという問題に歯止めをかけることができるのではないか、と考え社会に通用するアニマルインタープリテーションという分野を誕生させました。

この動物通訳士アニマルインタープリテーションは、アジア18カ国が参加する「企業、商品、サービス」を審査し表彰する評価機関Asia Golden Star Award (AEEFマレーシア政府公認評価機関)にて、弊社の行っている研究、トレーニングが他に類をみないオンリーワンであること、科学的検証に基づいたエビデンス、動物通訳士アニマルインタープリターの精度が評価され教育研究部門を受賞しました。

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(画像提供:ギフトタンク)

動物愛護後進国日本

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(画像提供:ギフトタンク)

日本は先進7カ国の一国でありながら、動物に対する考えは後進国であると思います。日本の法律では動物は「物」として扱われ、人間たちの勝手で放棄された犬や猫は「処分」されるのです。

殺処分は15年で28分の1に減少しているとはいえ、センターに収容される犬猫の数は増え続けている現状です。動物たちは人に捨てられ人間に疎んじられるために生まれてきたのでしょうか?

命の重みは、人間と動物でどれほど違うのでしょうか?そして、それを誰が決めたのでしょうか?そして、誰が決めて良いのでしょうか?

私が子供の頃、一緒に暮らすために食事を与え、徐々に人に慣らしていた野犬が近所の通報で捕獲され、私たちの到着を待たずその命は奪われました。

それから何十年も経つのに、いまだ同じことが繰り返されています。

「The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way Its animals are treated.(国の偉大さ、道徳的発展はその国における動物の扱い方でわかる)」という言葉があります。

人においてその命が大切なように、動物の命についてもその尊厳を守るということ、それらに多くの一般企業が意識を向け取り組んでくれたら日本はもっといい国になる、という想いで弊社がモデル企業となれるよう活動をしております。

ギフトタンクが行っている社会貢献は動物愛護センターに収容され殺処分が決定されている咬み犬を引き取り矯正するプログラム「ブラッキーレインアニマルパトロネージュプロジェクト」という動物救済基金の運営と、動物にまつわる問題解決の相談をボランティアで行っていることです。

そして、2019年にはこれらの活動が認められ同プロジェクトが先述のAEEFで社会貢献賞を受賞しました。

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(画像提供:ギフトタンク)

はじまりは4枚の写真

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(画像提供:NPO法人しあわせの種たち)

始まりはFacebookに投稿された4枚の写真。岡山「NPO法人しあわせの種たち」による、里親募集中の投稿でした。

垂れ耳、離れた目に茶色い大きな鼻、ボランティアさんに抱っこされ、緊張しながらシャンプーしてもらっている…。

投稿にはオス、1歳前後と記載。その写真になぜか釘付けになりました。
この犬こそが、本プロジェクトを牽引している、ブラッキーです。

ブラッキーは一度、里親に引き取られましたが、先住犬とうまくいかず、出戻りました。
出戻り理由には、諸事情があると思われますが、しつけの問題が重くのしかかります。

命の期限が迫った動物たちをセンターから引き出しても、預かりボランティアも頭数制限があり一刻も早く里親のもとに届けることを迫られます。

しつけが出来ていれば、出戻ることもなく、また、受け入れのハードルもぐっと下がるのではないだろうか?

ギリギリのところで必死に命を繋げようとしている国内の団体をネットワークしてサポートできないだろうか?

動物たちに「生きる意味」をあげたい。
彼らは幸せになるために生まれてきたのだと、人々に伝えたい。

そんな想いがこのプロジェクトの動機でした。
ブラッキーに会いに行った岡山で出会った「トキ」。

トキはセンターの職員さんや業者さんを咬んだことで殺処分が決定していました。
そして近づく人に牙をむき唸り続ける「シバイヌ愛ちゃん」もまた、殺処分対象でした。

さらに…「最強の咬み犬サンクス」。この子たちが咬むには理由があると、センターに掛け合い、職員さんとNPO法人しあわせの種たちと力を合わせ、命を繋ぎました。

わずかなポケットマネーから

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(画像提供:ギフトタンク)

保護団体へのマイクロファイナンスは、私のわずかなポケットマネーから始まりました。
それは、前述の咬み犬とレッテルを貼られ殺処分寸前だった「トキ」の教育のための資金からでした。

咬み犬は本当に咬み犬のままなのか?
人が関わって人と暮らすための教育を行えば変わるのでは?というシンプルな疑問からでした。

続く殺処分というワードの連鎖は、保護団体の人たちを悩ませていましたが私がトキ、愛ちゃん、サンクスのパトロンとなり人と犬たちとの関係性を築くことでそれは証明されました。

近づく人に唸る、牙をむく雌の柴犬は、後にシバイヌ愛ちゃんの愛称で親しまれ、警察犬審査会にチャレンジしその活躍はYahoo!のトップニュースを飾り、愛ちゃんのストーリーは学研の「泣けるいきもの図鑑」に掲載されるなど多くのメディアに紹介され、愛ちゃんはアイドル的存在となりました。

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(画像提供:ギフトタンク)

私はかつて芸能音楽業界にいたので、その経験をもとに、素質を磨いてプロデュースした「シバイヌ愛ちゃん」メディア戦略はそれなりの効果をあげました。

そしてこの活躍は多くの保護活動家に希望を与え、各都道府県のボランティア団体に、しつけやトレーニングをして里親さんに繋ぐという譲渡スタイルが根付き始めたのでした。

保護活動というビジネス

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(画像提供:SAVIC、株式会社Gakken)
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(画像提供:ギフトタンク)

動物基金に合わせて出版や物販、ギフトタンクで行うワークショップや講座の収益の一部18,380,000円が7年間で活動資金や寄付に当てられました。

ブラッキーからトキ、愛ちゃん、サンクス・・・この一連の救出劇、命が連なっていく様を、命を繋ぐ列車「ブラッキートレイン」と名付けました。

彼らは殺処分を免れ、周りに調和をもたらす犬「ハルモニアドッグ」として、人間との共生への道を歩き出しました。

ブラッキートレインアニマルパトロネージュプロジェクトは今後身近に貢献できる「探偵犬」や「ハルモニアドッグ」の育成サポート基金をメインとし、里親さんにつなぐまでの矯正サポート基金、老犬、老猫シェルターなどを運営していけるような企画提案をしていきます。

このように弊社ギフトタンクが取り組んできたのは、ソーシャルビジネスです。

寄付金など外部資金に頼らず自社で事業収益を上げ、さらに新たな社会的価値を生み出す事業を生み出すことで継続的な支援を可能にできると考え保護活動の中にビジネスを創り出してきました。

利益の追求ではなく今、目の前の社会問題のために行動し、問題を解決することを目的にすると、ビジネスは全く違うものになるのではないでしょうか。

その問題を解決するためにビジネス設計するということでよりよい社会の実現にコマを進めることができると信じております。

最終目標は会社の登記閉鎖です

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(画像提供:ギフトタンク)

Facebookに投稿された数枚の写真に導かれて訪れた愛護センター。

初めて足を踏み入れたその場所は、収容されている動物たちの憂いで満ち溢れていて、それでもその命が終わる瞬間まで生き抜こうとする動物たちの姿がありました。

そして法律の理不尽に振り回されるボランティア団体の苦悩を目の当たりにすることになりました。
先述した、センターの職員さんを咬んで殺処分が決定していた「トキ」。

咬む犬=殺処分 人を咬んだから処分というのは、日本に古くから根付いている典型的な既成概念だと思います。咬むから処分するというのは命に対してとても乱暴な概念であると思いませんか?

私はこの仕事をやりたいからやっているのではありません。保護活動を行っているボランティさん誰もがやりたいからやっているわけではないと思います。

みなそこに救える命、救わなければならない命があるからやっているのです。
そして皆が保護活動をやらなくていい社会になればと毎日心から願っているのです。

先に申し上げましたように、ギフトタンクが行っている事業はソーシャルビジネスで問題解決のためのビジネスです。

登記閉鎖が目標、ギフトタンクの仕事がなくなることが、人と動物の真の共生が実現したという証になるのではないでしょうか?

◎会社概要
会社名:株式会社ギフトタンク
URL:https://gift-tank.com
代表者:今里明子
設立:2010年2月26日
資本金:300万円
従業員数:1
事業内容 動物の専門エージェント 人と動物の心豊かな暮らしのためのサービス提供
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◎執筆者プロフィール
株式会社ギフトタンク代表取締役
株式会社テンスプロジェクト代表取締役
一般社団法人アニマルヴォイスインタープリテーションandコミュニケーション協会代表理事
2021年、スイスのサイエンス誌「Cells」に開発した永久に抜けない水素水の論文が掲載。234掲載論文の中から、本号の表紙に抜擢される。同年、知的創造振興、指導教育の功績が評価され「東久邇宮記念賞」「東久邇宮文化褒賞」を授与される。
プライベートでは、持ち前の動物愛と行動力で、殺処分寸前の咬み犬たちを引き取り、ハルモニアドッグとして育成している。学研「泣ける生き物図鑑」に掲載されたシバイヌ愛ちゃんはじめ数頭を育成中。愛猫達と、愛犬ブラッキー、サンクス、愛ちゃん、愛亀、愛サル、愛金魚たちと共に暮らしている。

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