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フォーバルが「うみぽす甲子園2025」参画 高校生の海洋課題解決をESG視点で後押し

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フォーバルが「うみぽす甲子園2025」参画 高校生の海洋課題解決をESG視点で後押し
提供:株式会社フォーバル

フォーバルが海洋連盟主催「うみぽす甲子園2025」決勝大会に審査員として参加した。海洋課題に挑む高校生の実践型活動をESG視点で支え、地域と次世代をつなぐ取り組みが広がりつつある。

 

高校生が海の未来を描く実践型コンテストにフォーバル参画

海洋連盟によると、「うみぽす甲子園2025」決勝プレゼン大会が11月2日に開かれ、全国273チームから選ばれた高校生10チームが海の課題をテーマにしたポスターと活動成果を発表した。フォーバルは審査員として参加し、F-Japan推進統括部長の柳田尚希氏が「地方創生・フォーバル賞」を授与した。
プレゼンは各チーム5分間。現地調査や住民との対話を重ねた内容をまとめ上げ、オンライン配信を通じて地域住民も応援できる形が取られた。

地域と海をつなぐ取り組みが全国から集まる「うみぽす甲子園」

このコンテストの特徴は、作品制作に留まらず「実践」を伴う点にある。予選通過チームには活動資金10万円が提供され、海洋ごみ対策や漁業資源の保全、観光振興など、各地域の海が抱える課題にアプローチする。
フォーバル賞の三崎高校せんたん部ウニ班は、佐田岬半島の特産「赤ウニ」を軸に、海洋資源と地域文化の継承を目指す取り組みを行い、地域経済とのつながりも評価された。

海洋環境悪化と地域経済の課題に次世代が向き合う意義

 

日本財団「海と日本プロジェクト」によると、海洋環境の悪化は地域産業や暮らしに深刻な影響を及ぼしつつある。海洋連盟は、海の問題を「自分ごと」として捉える若い世代を育成することを目的とし、教育と地域を結びつけた取り組みを展開してきた。
フォーバルが審査員として参加した背景には、自社が掲げるESG経営支援や地方創生構想がある。企業が専門性を持って教育の領域に関わることで、課題解決の質を高める効果が期待される。

企業が次世代と地域を結ぶ新しいサステナビリティの形

フォーバルの参画は、企業活動と地域課題を結びつける実例として示唆に富む。ESGの文脈では「社会との共創」が重要性を増しており、同社が若者の挑戦に寄り添う姿勢は、企業が持続的価値を生むうえでのヒントとなる。
高校生が地域の海に向き合い、企業がその挑戦を支える構図は、地方創生にとって新たなモデルとなり得る。こうした取り組みが各地に広がることで、海の未来を守る力は確実に強まっていく。

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ライター:

新聞社・雑誌の記者および編集者を経て現在は現在はフリーライターとして、多方面で活動を展開。 新聞社で培った経験をもとに、時事的な記事執筆を得意とし、多様なテーマを深く掘り下げることを得意とする。

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