「なんか、うさんくせぇなと思ったんですよ(笑)」とグローバルパートナーズ株式会社(以下、GP社)の第一印象を語るのは、株式会社佐野塗装店 代表取締役の佐野 嘉昭さん。
福島県で地元のお客様から支持される佐野塗装店。すでにホームページやテレビCMも出しており、新たに広告宣伝費をかける気はなかったそう。
乗り気でない佐野社長の心を動かしたのは、GP社の2年に渡る粘り強いアプローチだった。
GP社が得意とするネット時代の「セールスマーケティング」とは。「今では友達みたいな関係」と同社の若き精鋭に心を許す佐野社長に、率直な感想や実体験、導入効果を伺った。
99%以上が中小企業の日本(出典:中小企業庁 2022年版小規模企業白書)において、両社がタッグを組み生まれたストーリーが、日本経済を救う光になることを願う。
佐野塗装店が地域のお客様に選ばれ、リピートされる理由
佐野
「とそうでハッピー!」を掲げ、福島県郡山市を拠点に、県全域や隣県で各種塗装やリフォーム工事を行っています。特に戸建てやアパートの塗装が得意です。
健康や環境に配慮した塗料のみを使用。高い技術力と地域密着ならではのアフターフォローにも自信があります。「社員からもお客様からも愛される会社」を常に思い描いています。
佐野
はい。高い技術力の裏づけは、確かな知識と学び続ける姿勢です。
現場の管理を担う国家資格「建築施工管理技士」や、実力の高さを示す「塗装技能士1級」。これらを始め、建築の仕上げ部分に当たる11の資格を全て取りました。
現在社員は6名ですが、社長自ら資格を取り、社員も取得できる環境を用意しています。学ぶ姿勢やプロセスが大事ですし、苦労して取れば一生モノですからね。
地域密着ならではの対応にも力を入れていらっしゃる。
佐野
社長が現場に足を運び、お客様と対話することも大切にしています。
お客様アンケートの回答にある改善点は、誠実に受け止める。「一度で終わりだと、ちょっと寂しいな」という気持ちで、信頼関係を積み重ねていく。
その姿勢が、「佐野塗装店は安心できる」というお声に繋がっていると自負しています。リピートしてくださるお客様が多いのですが、再びお問合せをいただくとうれしさ倍増です(笑)。
「若者の考えを取り入れよう」GP社を信じてYouTubeを開始
佐野
2019年に営業の方から電話があり、「ぜひお会いしたい」と言われました。
佐野
「なんか、うさんくせぇな」と思ったんですよ(笑)。当時はホームページを見て、電話やメールをしてくる業者が多かったです。もう、やんなっちゃうぐらい。
GP社の営業担当も、よく言えば真面目で真剣だけど、「しつこいなぁ」なんて思ったり(笑)。
当社は福島でテレビCMを出していて、おかげさまで問合せが増えています。
これまで社長の私が現場管理と営業を担っていましたが、営業経験者を採用。どんどん営業していく体制も整いました。その状況からも、そこまで広告宣伝費をかける気はありませんでした。
佐野
当社のYouTubeチャンネル立ち上げの話をいただきましたが、動画を観て実際に仕事を依頼していただけるか。費用対効果も半信半疑。
それに、営業担当が若いんですよ。私は今年50歳です。年齢は関係ないとはいえ、大丈夫なのかっていう不安は大きかったですね。
だけど若い人は時代に合った考えを持っている。東京の最先端を取り入れ、ホームページやテレビCMだけでない付加価値をつけるのは大事だと思いました。
電話やLINEでやり取りを続け、最後はGP社の営業担当、石王丸さんの粘り勝ちでしたね。2年かかり契約に至ります。
佐野
歩きながら撮るのは難しかったですね。カメラに慣れず、しどろもどろで撮ったのが思い出です(笑)。初回は福島にある「開成山公園」という桜の名所で撮影しました。
野球場や陸上競技場、子どもの広場、バラ園、プールなどがある大きな公園です。桜の下を歩きながら撮りたいと伝えると、要望を尊重しカタチにしてくれました。
「まさか自分が本を出すなんて」出版後に見えた新たな世界
次に書籍を出版。もともと本を出す考えはおありでしたか。
佐野
まさか。全然なかったです。あまり読書をしていなかったし、そんな人間が本を出して大丈夫かと。
ただ、以前親しかった人に、「そんなに色んなことがあったなら、本を出せるんじゃないか」と言われたことがありました。
会社の代表になると、やっぱり色んなことがあるわけですよ。出版のお話をいただいて、15年前の会話が蘇りました。
仕事に対する考えや経験なら、伝えられることがあるかもしれないと、気持ちが変わっていきましたね。
夢や目標が持てず、何のために学校に行き就職するのか、悩む若者が増えていると聞きます。私の人生が正しいとは思いませんが、何かメッセージを届けられたらとも。
GP社は日本の電子出版業界を牽引するゴマブックス株式会社と協業し、デジタル出版プロデュースを行っています。
「出版革命247」なら、高品質な書籍を通常の5分の1の費用で作れます。経験豊富なライターさんが担当してくれる安心感もあり、決心しました。
佐野
「いや~、すごいなぁ」って思いました。自分の顔が本の表紙に。私も自分でAmazonから買ったんですよ(笑)。
「活字が苦手な人でも読みやすい」「笑いあり涙ありで面白い」「途中で止められず、一気に読んだ」という感想が寄せられ、うれしかったです。
佐野
男性ファンが増えましたね(笑)。実体験やその時々の心情を洗いざらい載せました。取引先からは、「ますます好きになりました」なんてお声も(笑)。
YouTubeはチャンネルを育てる段階ですが、出版後はすぐに宣伝効果の大きさを感じました。名刺代わりに手渡し、営業面でも良い結果が出ています。
GP社とはこの2年間、お互いマメに連絡を取り合い続けました。担当の石王丸さんや清水さん、同社のみなさんとは、歳の差を超え友達みたいな関係です。
「苦手はプロに頼る」営業に苦戦する中小企業に届けたい思い
2023年3月に『夢を叶える力に』を発売。出版を記念し、GP社の山本社長と対談されたそうですね。
佐野
たのしく有意義な時間でしたね。あっという間の30分でした。実際にお会いしたら、すごいオーラで(笑)。
踏み込んだことのない世界で活躍されていて、考え方もスケールの大きさを感じました。「餅は餅屋」を痛感しましたね。
話の引き出し方がお上手なのも印象的でした。
実は対談前に緊張しちゃって。GP社のオフィスにはバーカウンターのようなスペースがあり、雰囲気も別世界。いざ始まれば、すばらしい質問力で場を盛り上げてくださいました。
佐野社長の「GP社を信じてみよう」という英断から2年。これまでに感じたGP社の魅力を教えていただけますか。
佐野
「お世話になります!」ってすごく気持ちの良い挨拶をしてくれるんですよ。福島へ出張に来たみなさんがそうでした。勤めている方々から仕事へのやりがいを感じます。責任が大きい分、主体的で一生懸命です。
当社も社長の方針が根付いてきているので、社員に任せています。
みんな大人ですから、細かな指示よりも社員同士の相性を見極めたり、どうすればモチベーションを上げてもらえるかに注力。人を育てる方針にも共感しています。
日本企業の99%以上が中小企業ですが、同士へ伝えたいことはありますか。
佐野
人を新たに採用し、給料を払い続けるのが大変なら、GP社をパートナーに迎えるのはどうでしょう。今はパソコンやネットが使えないと大変な時代。苦手はプロに頼ることで、結果的にプラスを期待できます。
営業に苦戦している会社は多いはず。新しいものに賭けるのは不安だし、社長の度胸が試されます。お互いを信じてお付き合いするのが大事だと感じます。
佐野
未来に向かって夢や目標を持ち、お互いに魅力を感じる関係でいたいです。近しい人から受ける影響は大きいですから。すでに世界で活躍するGP社ですが、もっともっと進出して大きくなってほしいです。
ますます良い結果が出て双方に余裕が生まれれば、東京で一緒に飲みに行ったり、福島を観光するのも面白そうですね。YouTubeの撮影後、福島で一緒にボートに乗る予定でしたが、寒くて乗れなかったんです。
リベンジしたいし、福島のネギ蕎麦もいいですよ。ネギを丸かじりしながら食べる名物も試してほしい(笑)。
GP社への不安はないです。今後もお世話になりますよ。もう切っても切れない縁を感じていますから(笑)。よろしくお願いしますね。
◎企業情報
株式会社佐野塗装店
https://www.sano-tosouten.jp/
代表:代表取締役 佐野嘉昭
所在地:〒963-0201福島県郡山市大槻町字大六田3-5
TEL :024-951-2113
FAX :024-951-2334
設立:1979年4月