コロナ禍は、ドラスチックな産業構造の変化を起こしました。人々の生活は、大きな行動変容を迫られています。これからは、国ではなく地方ごとの戦略が個々に評価されていく時代となるでしょう。未知なる危機を乗り越えるために必要なのは、多様な「組み合わせ」です。エコカフェには様々な分野を専門とした方たちが集まっています。
その学びの本質は、場所や世代を越えた活動です。今回は、主に地方を拠点にご活躍されている会員同士による座談会を実施。地方の現状とこれからの未来を語り合いました。
〔座談会参加者〕
・三八五流通株式会社(青森県八戸市)髙谷さん
・株式会社会津美里振興公社(福島県会津美里町)高梨さん
・株式会社あわえ/サイファー・テック株式会社(徳島県海部郡美波町)吉田さん
・TAKEマネジメントオフィス(広島県三原市)竹則(たけのり)さん
・株式会社アスリエ(福岡県福岡市)寺中さん
・一般社団法人エコロジー・カフェ理事/宇部市政策アドバイザー・美波町参与 山崎さん
・一般社団法人エコロジー・カフェ事務局長 阿部さん
・株式会社SACCO 加藤さん(進行役)
地方が抱えている課題と現在の取り組みについて
加藤:ご自身の立場から見えている、地方が抱えている課題について教えてください。10年単位で見たときに、その課題はどのように変わってきているのでしょうか。また、それらの課題に対してどのような取り組みをしていますか?
人口減に伴う「バランスよく小さくなっていく社会」をいかに作るかがカギ
吉田(徳島県美波町) :私が考える一番の問題は人口減です。私が生まれた時には、美波町は14,000人の人口がありました。しかし50歳の現在、6,500人です。50年で半減しています。
10年ほど前に2つあった高校も廃校になり、町内に高校がありません。中学校を出るタイミングで町の外に出て、大学も県外だとそのまま就職することになります。地域を支える役割交代・世代交代がとても弱くなっています。
大きな変化としては、地域内に技術者がいなくなったことです。この田舎の町でもいま家を建てるのは、地元の大工さんではなく住宅メーカーです。地元の人たちは大工技術ではなく「日当」 という形で労働力を売っています。
このままだと「地方」という経済上のプレゼンスは、下がる一方です。地方にこそ技術者がいるようにしないといけません。大工さんに限ったわけではなく、ITもクリエイターも「技術者」です。
人口減は止められないのであれば、「バランスよく小さくなっていく社会」をいかにして作るかということが課題だと認識しています。
この問題を解決していきたいと考え「デュアルスクール」をはじめました。例えば、東京のお子さんが美波町の学校にも通うなど、一人の学童が複数の学校に通える制度です。
加藤:「バランスよく小さくなっていく」というのは、本当に多くの方が共感される点ではないでしょうか。
役割は「町のファン作り」 試行錯誤を常に繰り返す
高梨(福島県会津美里町): 人口減は看過できない問題です。会津美里町でも、年間で400人ずつ減っています。2005年の合併当時に約25,000人だった人口も、現在では20,000人を切る状況です。
それに伴い、行政サービスは人口に対してバランスよく縮小していかざるを得ません。行政も、町民が求めるサービスを全てすることは現状では難しいという広報をしないといけないのではと感じています。
現在の取り組みとしては、町の特産品を販売する地域商社事業をはじめています。コロナ禍の中で「おうち時間」が増えたこともあり、ネット販売で少しずつ結果が出てきました。
エコカフェさんにもご教示いただきましたが、我々の役割は「美里町のファン」を増やすことだと考えています。年に1度、10年に1度でもいいので、ファンの方が美里町を訪れていただけるような行動を積み重ねているところです。
待っていてはプラスに働くということはありません。まずはやってみて、難しければまた立ち戻るという試行錯誤を常に繰り返すことが、課題の克服につながるのではないかと考えています。
加藤:吉田さんがおっしゃっていた、技術者の方たちがいなくなってしまった状況は美里町でも見られますか?
高梨:会津では「会津本郷焼」という伝統工芸がありますが、こちらの職人さんはコロナ禍で打撃を受けている状況です。現代においては、焼き物だけで生き残っていくのは至難の業です。そこで、私どもが、手がけているキャンプ場(せせらぎ公園 オートキャンプ場)で、陶器を使ってキャンプを楽しむ機会を設けました。
ご協力いただいた窯元は8つ。今までにはない色の釉薬を用いてキャンプで求められる消費者目線での器を作り始めました。非常に良い傾向だと思っております 。
子供のうちに、地域で良い経験をたくさんすることが結果的に地域振興につながる
加藤:三八五流通株式会社様の場合はいかがでしょうか。青森だけではなく東北全体を包括して見ていらっしゃると思います。人口流出の東北での深刻度についてどうお感じになっていますか?
髙谷(青森県八戸市):私は、八戸市の職員を10年前に定年退職してから現職です。38年間の市役所勤務のうち2/3は企業誘致に携わり、東京から大手企業を誘致した実績もあります。
両方の目線から見て、国と地方ともに人口減少は深刻です。人口維持のためには出生率が約2.07人必要ですが、日本は1.36(2019年人口動態統計)で、先進国の中でほぼ最低。コロナ禍でさらに下がるともいわれています。安心して子育てできる環境はこれまで以上に求められるでしょう。
例えば、八戸には「地域の子どもは地域で育む」という精神があります。その原点は「えんぶり」です。800年の歴史がある豊年祈願祭のお祭りで、春を呼ぶ祭りとして知られています。祭りの準備は1カ月以上前から行い、三世代が一緒になって練習するのです。この練習を介して、良い意味での縦社会を育んでいます。
そのほかにも、中学生が地域の事業所に3日間お世話になるという「さわやか 八戸 グッジョブ・ウィーク」を実施したり、隣町では、都会の高校生による農業体験を実施しています。
こうした体験をした子供は、大人になるとパートナーと一緒に訪れてくれるのです。
子供のうちに、地域で良い経験をたくさんすること。それが結果的に地域振興につながるのではないかと考えています。
地方でもITシフトがめざましく「脱東京」の気運
加藤:八戸市は産業全体で見た時の業種のバランスはいかがでしょうか。
髙谷:八戸は水産業が盛んで、40年ほど前は第一次産業が約10%、第二次産業が25%その他が65%という割合でした。現在は、第一次産業は5%ぐらいに縮小しました。その分増えたのは第三次産業です。新幹線開通で、東京から3時間で八戸に来られるようになったことが大きいと考えています。 IT 企業が八戸に進出したことによって、子供たちにも様々な就労機会がもたらされています。
加藤:産業セクターが変わってきているということですね。ITの誘致といえば、福岡が成功した自治体だといわれていますがいかがでしょうか。
寺中(福岡県福岡市):ITについては、スタートアップの会社がどんどん増えている状況です。
また、福岡市は国内だけでなく海外(主に東アジア圏)からの企業誘致などに力を入れています。アジアの中の福岡と考えると、東京に行くよりも福岡の方が近いです。「アジアのリーダー都市」を目指すというのが流れですね。
地方を活性化していくために何をしなければならないのか。
加藤:ここからは、国や自治体、企業そして人というそれぞれの位相に分けて、必要な政策や取り組みを皆様と一緒に考えていきたいと思います。
地域に必要な人材やスキルがない場合は外部と組み合わせる
山崎:地域の社会課題は、現場で解決するのが望ましいと考えています。もし、その地域にスキルやノウハウを持つ人材がいない場合は、外の人と組み合わせることが必要です。頻度が多くなくとも地域を訪問し交流を続けるファンや、子供の頃にその地域で良い体験をした人は、その地域のことを気にかけているはずです。
地域の経済を支える根本はコミュニティですが、それを構成するのは今いる人たちだけではありません。周辺の人や遠くの人でも良いのです。まず、地域から出た人たちに対して、つながりを太くするために何ができるか考える必要があります。
「脱成長」という言葉もありますが、人口減少の中、コンパクトに無駄のない経済社会をどう作るか。地元にある資源を地元の中で積極的に活用していくことが重要です。今、グローバルに社会変革が起りつつある、つまり取り巻く生存環境が大きく変わりつつあるのだから、変化に対して柔軟に適応するため古い固定観念的な価値観と決別するタイミングが訪れています。勿論、残すべき文化的価値観、守るべきものもあるでしょう。
これからはソサエティ5.0の時代。時間と空間を越えて世界中の人たちとコミュニケーションができます。ネットでは、言葉の壁は自動翻訳で完璧ではないにせよ意思疎通は可能です。子供たちは何の違和感もなくやっています。彼らの才能や能力を信じ、地域の新しい時代を形作る主役(ステークホルダー)として重用すべきです。
吉田:これからは、学校や就職で地域を出て行かざるを得ない状況は変えていけるのではないでしょうか。東京でも地方でも好きなところに住めるのが理想です。
国に期待することとすれば、雇用されていない個人事業主などへの社会制度改革です。地方では春はタケノコを掘ったり、夏は漁師さんのお手伝い、秋は林業など、どこかに通年で雇用されることは難しくても仕事を複数こなして暮らしている方もいます。
ソサエティ5.0で生まれる新しい働き方
山崎:ソサエティ5.0の時代は個人事業主が増えると思っています。先ほど吉田さんがおっしゃった通り、自然の営みに合わせた働き方です。例えるなら、1つのプロジェクトが終わったら次のプロジェクトにチャレンジするような働き方。若い人たちの意識というのはそれに近いと思いますが、現在は就労の仕組みを用意しきれていない現状です。
例えば、京丹後市では、正規職員の短期任用「ふるさと創生職員」をしています。フリーランス的に副業も可能にしたものです。多くの応募があり、優秀な人を採用しやすくなっています。
これからの地方自治体は、システム設計において「地域住民に本当に必要なものは何か」ということから吸い上げ、アジャイル(※)で開発する必要があります。アジャイルにおける試行錯誤は自治体の中で考えるのではなく、プロと一緒に、時には地域住民を交えて考える思考実験の積み重ねも必要です。変革における人材の問題は「組み合わせ」で解決できるのではないかと思っています。さらに、そこに子供たちに参画してほしいのです。
※アジャイル開発:リリース計画段階で厳密な仕様を決定しない方式。開発の途中で仕様の変更や追加がしやすいことが特徴
外部の人間が地方で信用を得る難しさをどう乗り越えるか
加藤:外部の方との連携をはかるのは理想的な考えだと思います。しかし、自治体レベルで見るとまだ抵抗があるのではないでしょうか。記者として日本全国の企業を取材してきた経験上、地方で信用を得ることの難しさは痛感しています。もし、これから場所を問わずに仕事ができるようになると、優秀な人材が地方に居続ける理由を考えてしまいます。
高梨:どの地方においても、外の人間が入り込むのは難しいと聞きます。実は、私は美里町ではなく、隣の会津若松市出身です。25年の間、よそ者という立場で自治体といろいろ切磋琢磨してきました。加藤さんがおっしゃったように、私にはここで生きていかなきゃいけない理由はありません。ただ、よその人の方がその地域を知ろうという行動をしますし、それが地方の力になると思っています。
竹則(広島県三原市):実は、中四国エリアも保守の色が強いです。新しいことをやろうとすると必ず頭を叩かれ足を引っ張られるが特徴ともいえます。しかし、若い方々の中で「地域を変えよう」「自分たちの力で何とかしよう」という動きもかなり出てきました。私はそういう方々のお手伝いをしている状況です。
吉田:私はUターンなので、ローカルとよそ者の視点を半分ずつ持っています。人には誰しも排他的な側面があり、それが解像度高く現れるのが地方ではないかというのが持論です。人口が少ないと、新しい飲食店が一つできることでさえ「お客が奪われる」という感覚があります。ですが、お客様やマーケットは新しく作れるということを、少しずつでも理解してもらいたいですね。
私は、地域とよそから来た人たちの架け橋を担う立場として、地域の人たちに向けて「何の縁もない若者がわざわざ来て頑張っている。彼らを応援せず誰を応援するんだ」と言っています。
これからの地方に期待したいこと
加藤:吉田さんのような素敵な翻訳者がいると良いですね。私はずっと東京育ちなので、地域の煩わしさを押してまでそこに住みたいというのがピンとこない感じです。観光や出張でいるのは良いのですが……。
吉田:東京には匿名性の「楽」さがありますね。田舎は海や山があるからという自然の素晴らしさだけじゃないです。美波町にいると、自分を知らない人はほぼゼロです。自宅から出たら東京にいるときより背筋が伸びます。いい加減な自分は見せられない、都会とは違う厳しさが自分を磨くと思っており、それが楽しみともいえます。
加藤:面倒と思ってしまうようなことが逆に自己成長の機会となるわけですね。
寺中:私は、タイムロケーション&フリーワークという概念がとても好きで、どこでも働ける仕事が増え、好きな時間にいろんな場所で働いてみたいという方は増えてくると思います。しかし、地方はルールがあったり、地域のイベントに出なければという煩わしさはあります。そういった煩わしい部分がいい面も悪い面もあると思います。
加藤:バランスよく地域社会がサイズダウンしたとしても、どうしても欠けてしまう業種が出てきます。それを補うために外部の方等との連携が必要です。ただし問題は、信頼を勝ち得るまでに大変な工数がかかってしまうこと。意識改革だけでなく、構造自体を変える必要があるのではないでしょうか。
寺中:私はまさに子育て中です。地方にとって大事なのは、子育ての支援と教育だと思います。子供が生まれると手当があったり、3歳未満まで医療費が無料などありますが、可処分所得が減っていき、共働きが増えている社会では不十分だなあと感じます。それを補う上でも、地方特有かもしれませんが、地域で子供を大切にし「地域で子供を支えていく」というのはとても重要だなと考えています。
吉田:当社の行動指針のひとつは「子供から見てかっこいい大人になる」です。子供のままが一番幸せな社会ではなく「早く大人になりたい」と思える社会にしたい。そういう大人でありたいなと考えています。
髙谷:最初から大きなことを目指さないで、小さい成功事例をいっぱい作り上げて事例を見せれば良いのではと思うんですよ。子供だって褒めれば自信を持ちます。大人の我々こそ子供に模範を示すべきではないかと思うんですよね。そういう取り組みをしていかないと、日本は沈没していくような気がします。
これからのエコカフェに期待すること
加藤:今日のお話の延長線上で、皆様がこれからのエコカフェに期待することを教えていただけますか。
多様性のあるつながりと子供に夢をあたえる取り組み
吉田:エコカフェさんの良いところはどこか共通性があり、かつ多様な人たちが集まることだと考えています。外部の方でも「エコカフェの会員である」というだけで、お付き合いの最初のハードルが下げられます。美波町がウミガメを介して小笠原とつながったように、多様なつながりが生まれるゆりかごになってもらいたいですね。
髙谷:やはり、子供が自信を持てるような施策を続けていくことは非常に大事だと考えています。エコカフェさんには、私どもが管理している八戸公園「こどもの国」での「トンボの楽園」について、地元の子供たちが東京で発表する機会を設けてもらいました。子供たちは大きな自信を持ったと思います。彼らが大人になって出て行ったとしても、自分の子供を連れて訪問したくなるような、子供に夢を与える事業を継続していただきたいですね。
高梨:私は、地域に行く方というのは最終的に人が目的なのだと考えています。エコカフェさんには、「あの人がいるから行ってみたら」といった交流の輪ことをどんどん広げていただきたいです。嫌なおせっかいではなくて、今あるべきおせっかいって多分あると思うんですよね。
竹則:その通りですね。エコカフェのそれぞれのメンバーがつながることには、色々な意味ですごく期待しています。エコカフェならではのおせっかいの仕方というのがあるのではないでしょうか。
これからはDXからSXへ エコカフェの皆で連携するための交流の場を
寺中:エコカフェさんに期待することとしては、SDGsです。DX (デジタル・トランスフォーメーション)の次にくるのが SX( サステナブル・トランスフォーメーション)だといわれています。企業が持続可能な方向にシフトする流れを考えると、エコカフェに所属する方同士で連携すると、非常に面白いことができるのではないかと思います。
エコカフェの活動に主体的に参画意識を持つために、このような交流の場がもっと設けられると良いのではないでしょうか。今では、ZoomやClubhouseなど様々な機会もあります。これだけ全国に会員さんが点在しているので、お互いの地方の課題や魅力を把握することでもっと良い活動ができるようになるのではと思います。
山崎:時代はこれから大きく変わります。 価値観が変わる時の主役は皆さん、そして子供たち達です。大人は、子供たちが身近な自然に学び、自由に考えられる環境を整備してあげる必要があります。成長の過程で地方に行くことで得る良い体験は、子供にとって思い出を超えた人間力を養うことになるでしょう。
社会規範を大きく変えるのは個々人の行動の力です。日本でも、新しい時代は上からではなく草の根的に一人ひとりが行動変容を起こして新しいニッチを埋めていくことで新しい時代が創られていくのではないでしょうか。より多くの人たちにエコカフェも参加していただき、新しい価値観を共創し、時代を作るムーブメントを起こせればと考えています。
阿部:今後もこのような企画を通して、皆様の考え方を共有して頂けると嬉しいと思っています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
参加者プロフィール
三八五流通株式会社(青森県) 髙谷さん
八戸市役所を10年前に定年退職。うち2/3は企業誘致に関わる。教育委員会での勤務経験も。青森県八戸市は、東北新幹線と三沢空港だけでなく、北米から一番近い港を有する陸空海の交通の拠点。人口は約23万人。隣町を含む一帯はリンゴをはじめ多くのフルーツや農産物の産地として知られ、畜産や漁業も盛ん。
〔三八五流通株式会社〕
所在地:青森県八戸市大字長苗代字上中坪35番地1号
事業内容:一般貨物自動車運送事業(特別積合せ貨物運送)/一般貨物自動車運送事業/倉庫業[普通倉庫・定温倉庫・冷蔵倉庫・保税上屋]/利用運送事業[鉄道・航空・自動車]/産業廃棄物収集運搬業/物品販売[融雪剤、酒類、煙草、産直品他]/有料職業紹介事業・派遣業
http://www.miyago.co.jp/
株式会社会津美里振興公社(福島県) 高梨さん
同社の取締役副社長を務める。会津美里町は人口約2万人。2005年に大沼郡会津高田町・会津本郷町・新鶴村が合併して誕生した。東北の中では最古と言われる「会津本郷焼」の産地であるほか、フルーツや馬刺しが名産品。航空会社のファーストクラスで供されるワインの葡萄も生産。
〔株式会社会津美里振興公社〕
所在地:福島県大沼郡会津美里町家東甲4224-2
事業内容:公共施設の管理・運営/受託事業 保育士、学校用務員等
http://www.aizu-misato.jp/
株式会社あわえ/サイファー・テック株式会社(徳島県) 吉田さん
海部郡美波町出身。ITベンチャーを起業し、約9年ほど前に東京からUターン。現在は自治体と連携し「過疎集落にベンチャー企業を呼ぼう」と地方創生・推進を支援。美波町は大浜海岸にてアカウミガメの産卵上陸があり、天然記念物登録されている。NHK の朝の連続ドラマ「ウェルかめ」の舞台ともなった。
〔株式会社あわえ〕
所在地:徳島県海部郡美波町日和佐浦114
事業内容:サテライトオフィス誘致支援/マッチングイベント/地域×Tech/デュアルスクール
https://awae.co.jp
〔サイファー・テック株式会社〕
所在地:徳島県海部郡美波町恵比須浜字田井266番地
事業内容:情報セキュリティ事業/アプリケーション脆弱性診断事業/サイバーセキュリティ対策事業/自治体向けソリューション事業/システムインテグレーション事業
https://www.cyphertec.co.jp/
TAKEマネジメントオフィス(広島県) 竹則さん
広島県三原市で個人事業主として中四国エリアの行政やケーブル局向けのアプリケーション開発などを行う。
近年は小規模バイオマス発電や電気自動車のシェアリング事業などにも取り組む。三原沖の海は、水温が一定かつ綺麗なため、瀬戸内有数のマダコの産地としても知られる。
〔TAKEマネジメントオフィス〕
所在地:広島県三原市和田3-5-32
事業内容:5G・BWAの導入支援/小規模バイオマス発電事業導入支援/電気自動車シェアリング事業支援/地域活性化・課題解決支援
株式会社アスリエ(福岡県) 寺中さん
熊本県天草出身。東京から九州にUターンし、現在はアウトバウンドとインバウンドの両方で、九州と海外を結ぶ企業や自治体の支援を行う。アウトバウンドとしては九州の食品輸出、インバウンドとしては観光のほか外国人就労に関わる。
〔株式会社アスリエ〕
所在地:福岡県福岡市中央区西中洲6-27 十八親和銀行福岡ビル 5F
事業内容:外国人人材採用/定着支援/ASEAN営業代行/市場調査支援/地域プロモーション支援
https://asucreate.co.jp/
(エコカフェビーグル号no.4 ecology-cafe Newsletter 2021.Aprより転載)
一般社団法人エコロジー・カフェ
http://ecology-cafe.or.jp/
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