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Tomorrowland(トゥモローランド)2026年タイ開催決定 世界最大級EDMフェスがアジア初上陸 経済効果と豪華DJラインナップに期待

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Tomorrowland Official Aftermovieより

世界最大級のエレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)フェス「Tomorrowland(トゥモローランド)」が、2026年からついにアジア初となるタイで開催されることが決まった。ベルギー発祥のこの伝説的フェスは、毎年数十万人を魅了する音楽とアートの祭典として知られる。その開催地がタイに移ることで、観光産業に莫大な経済効果をもたらすと同時に、世界のトップDJが集結する新たな舞台としてアジアのEDMシーンを大きく塗り替える可能性がある。

 

世界最大級のEDMフェス「Tomorrowland」とは?

Tomorrowland(トゥモローランド)は2005年にベルギーの小都市ブームで誕生した。以来、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)を代表する世界最大級のフェスとして、200カ国以上から数十万人の観客を集める国際的イベントに成長した。毎年異なるテーマを掲げた壮大なステージデザイン、圧倒的な音響・照明、そして世界のトップDJが集結するラインナップが特徴である。

Armin van Buuren、David Guetta、Martin Garrix、Swedish House Mafiaといった名だたるアーティストが出演し、音楽とファンタジーが融合する唯一無二の体験を提供してきた。チケットは発売と同時に完売することでも有名であり、「世界一入手困難なフェス」と呼ばれるほどだ。

Tomorrowlandの象徴的な光景の一つが、各国から集まった観客が自国の国旗を掲げながら音楽に酔いしれる場面である。国境や言語を超えて一体となるその姿は、単なる音楽フェスを超えた「文化現象」として世界中に影響を与えてきた。

タイでの開催が正式決定

タイ政府は2025年8月、2026年からTomorrowlandを開催することを正式に発表した。会場は首都バンコクからほど近いチョンブリー県バンラムン郡の「Wisdom Valley」。観光地パタヤに隣接し、ウタパオ国際空港から車で約45分、スワンナプーム国際空港からも約90分とアクセスに優れている。

タイ観光スポーツ省によると、開催初年度となる2026年12月には3日間の開催を予定し、約5万人の観客を見込んでいる。今後5年間で累計約92万人以上を動員し、総経済効果は120億バーツ(約500億円規模)に達すると試算されている(ブルームバーグ報道)。

政府はこの開催のために20億バーツ(約91億円)の予算を確保。観光相のソラウォン氏は「Tomorrowlandの誘致は、タイを世界的なフェスティバルの中心地とする第一歩だ」と語った。

なぜタイでの開催なのか

Tomorrowlandのタイ開催は、観光産業に大きく依存する同国にとって戦略的な意味を持つ。タイはこれまで中国人観光客の大量訪問に支えられてきたが、近年はその数が減少傾向にある。タイ国家経済社会開発庁によると、外国人観光客数の見通しは2024年の当初予測3700万人から3300万人に下方修正された。

この背景を踏まえ、政府は欧米や中東の富裕層を含む多様な観光客層を取り込む必要がある。その起爆剤として選ばれたのがTomorrowlandである。世界中から音楽ファンを呼び込み、宿泊、飲食、交通など幅広い分野で需要を喚起することが期待されている。

また、開催地のチョンブリー県周辺には3,500軒以上の宿泊施設があり、合計6万6,000室を超える客室が整備されている。医療機関や通信インフラも充実しており、大規模イベント開催に適した環境が整っていることも決め手となった。

豪華ラインナップへの期待

Tomorrowlandといえば、世界中のトップDJが一堂に会する豪華なラインナップが最大の魅力だ。2025年ベルギー開催では、David Guetta、Martin Garrix、Charlotte de Witte、Amelie Lens、Armin van Buuren、Swedish House Mafiaといった錚々たるアーティストが出演した。

タイ版Tomorrowlandでも同等のスケールが想定され、ベルギー本国のプロデューサーチームが関与する。現時点で出演者は未発表だが、開催が近づけば順次ラインナップが公開され、チケット争奪戦が必至となるだろう。

Tomorrowlandの特徴の一つに「テーマ性」がある。毎年独自のストーリーやデザインを持つ壮大なステージが設営され、観客を異世界へと誘う。2025年のテーマは「Orbyz(氷だけでできた魔法の宇宙)」で、幻想的な演出が観客を圧倒した。タイ開催でも新たなテーマが用意され、現地文化との融合が予想されている。

チケットと旅行パッケージ

Tomorrowlandはチケット入手の難しさでも知られる。フルパスは数時間で売り切れるのが常で、公式旅行パッケージ「Global Journey」やキャンプサイト「DreamVille」と組み合わせた販売も行われる。

タイ開催でも同様の仕組みが導入される見込みであり、航空券・ホテル・送迎を含めたパッケージ商品が用意される予定だ。観光とフェス体験を一体化させた新たな消費スタイルは、タイ政府が目指す「観光+エンターテインメント」のモデルケースとなる。

経済効果と観光への波及

Tomorrowland開催による経済効果は絶大だ。ベルギー政府の発表によれば、2023年開催では総経済効果が約281百万ユーロ(約450億円)に達し、地元ブーム市だけでも約59億円の経済活動が発生した。

タイ政府も同様の効果を期待している。宿泊業や飲食業の活性化はもちろん、交通機関、通信、物販に至るまで幅広い業界に波及する。特に、滞在日数が長く消費額も大きい欧米観光客の誘致に成功すれば、観光収入の安定化につながる。

さらに、Tomorrowlandはサステナビリティへの取り組みでも知られる。再利用可能カップの導入やリサイクル施策、環境教育プログラムを通じて「持続可能なフェス」のモデルケースを提示している。タイ開催でもこうした方針が踏襲されれば、環境意識の高い観光客層にも訴求できる。

EDMシーンとアジアへのインパクト

Tomorrowlandのタイ開催は、アジアの音楽シーン全体にとっても画期的な出来事だ。これまでEDMの主要フェスは欧米を中心に展開されてきたが、アジア初のTomorrowlandは地域における存在感を大きく引き上げる。

日本や韓国、中国など近隣諸国からの参加者も増加すると見られ、アジアの音楽市場全体に波及効果を与える可能性がある。特に若年層を中心にEDM人気が高まる中、アジアでの開催はシーン拡大の起爆剤となるだろう。

今後の注目点

現時点では出演アーティストや開催テーマは未発表だが、2026年に向けて情報解禁が進む見込みだ。チケット販売開始時期や価格設定、現地宿泊とのパッケージ内容が注目される。

また、タイ独自の文化をどのようにフェスに融合させるかもポイントである。伝統音楽や舞踊がEDMと交わることで、Tomorrowland Thailandならではの体験が生まれる可能性がある。

まとめ

Tomorrowlandがアジア初の舞台としてタイに上陸することは、EDMファンにとって歴史的な瞬間である。世界最高峰の音楽とアートが融合する祭典が、東南アジアの地でどのように展開されるのか。

経済効果を狙うタイ政府の戦略、豪華なDJラインナップへの期待、そしてアジアの音楽シーン全体への波及効果。すべてが交錯するTomorrowland Thailandは、単なるフェスにとどまらず、新たな文化現象として歴史に刻まれることになるだろう。

私も一度はこのフェスティバルに参戦してみたいものだ。

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ライター:

サブカル分野を中心に執筆するフリーライター。アニメを中心とした二次元をこよなく愛し、推しへの愛とリスペクトを忘れず、作品の魅力やキャストの想いを届ける記事を心がけています。レビュー、考察、インタビュー、イベントレポートなど、多方面からアニメ・サブカルの魅力を発信。

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