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天宮しゅな氏、加害者たいちくん側弁護士からの“示談SMS”が流出 口外禁止費用や中絶費を提示

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天宮しゅなさん、弁護士
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性被害を告発した元Pretty Chuuメンバー・天宮しゅな氏に対し、加害者とされる「たいちくん」側の弁護士を名乗る人物から送られたとされる示談交渉のSMSが、配信者コレコレ氏によって公開された。中絶費や口外禁止金を含む金銭提示が並ぶその文面に、ネット上では再び衝撃と疑念が広がっている。

 

「不同意性交等など全ての件」弁護士からの異様なSMS

公開されたSMSのやりとりには、「被害届を出されている不同意性交等など全ての件」「示談金をお支払いしたい」といった文言が並ぶ。メッセージの送信者は、たいちくん側の弁護士を名乗っており、すでに「口外禁止費100万円」「中絶費15万円」の支払いが済んでいるとして、さらに「50万円をかき集めた」と追加支払いの意思を伝えている。

対する天宮氏側は「どの点についての被害に関してでしょうか?」「その件について詳しく教えていただきたいです」など、冷静に応じているが、やりとりの中で弁護士側が送ってきた名刺リンクの所在や文面の粗雑さに違和感を抱く声がネット上に相次いだ。

 

被害者である天宮氏に口外禁止の金という矛盾

今回のSMSは、あくまで「加害者側」から「被害者である天宮氏」に対する示談の申し出であり、加害事実を認めたうえでの和解交渉と見られる。しかし、「中絶費」「口外禁止費用」など、被害者側の口を封じる目的と受け取れる金銭提示がなされている点に、法的・倫理的な問題を指摘する声もある。

ネット上では、「口外禁止ってつまり黙らせようとしてる?」「金で黙らせて終わらせようとする加害者側の態度そのもの」といった批判が噴出。また、「これは明確な加害の構図があった証拠ではないか」という声もあり、たいちくん側の立場に対しても厳しい視線が注がれている。

 

コレコレ氏「弁護士がSMS連絡することはある」

コレコレ氏は、やりとりの真偽に疑問を呈する声に対し、次のように補足している。

Q. 弁護士がこんな連絡してくるわけない!
A. 弁護士はXのDMやSMS、LINEなどで連絡してくることもあります

Q. このやりとりは誰のやりとり?
A. 天宮しゅなと弁護士のSMSやりとりです。

Q. 文章がおかしくない?
A. 威圧的な人がいるように、いろんな弁護士がいます。

また、SNSではこの弁護士が所属するとされる法律事務所について「Googleの口コミで☆1評価だった」との声も投稿されており、適切な法的対応だったのかという点についても議論が広がっている。

 

前回報道との接続 被害者が追い詰められる構図

今回の示談SMSが注目を集めたのは、それが天宮氏を守る目的ではなく、加害者側からの“口封じ”の交渉であると明確に読み取れる内容だったためだ。

天宮氏は、8月3日夜のコレコレ氏の配信で登壇予定だったが、直前でキャンセル。メンバーや母親からの反証も相次ぎ、支持の声が弱まりつつある状況だった。そこに加害者側弁護士からの「すでに中絶費は支払った」「追加で50万円払いたい」という示談提示が重なり、「本当に彼女は一方的な加害者だったのか」という見方が再び強まりつつある。

 

「沈黙の強要」か「誠意ある和解」か 示談の意味を問う声

法的に、示談金を支払うこと自体は違法ではない。だが、文面中の「口外禁止」「返却不要」「考慮いただけたら」といった表現に、強要や圧力のニュアンスがにじむことで、単なる和解とは受け取れない印象を与えている。

SNS上では、「示談の名を借りた金銭的支配ではないか」「示談書の開示もないまま一方的な条件提示はおかしい」といった声も出ており、ネット社会の中での法的やりとりのあり方そのものが問われている。

 

結びにかえて“信頼の修復”は誰の責任か

一連の天宮氏を巡る騒動は、被害者とされる側に説明責任が課されるという本末転倒の構図を生んだ。しかし、今回のSMSは「加害者側」が金銭を支払っていることを明示しており、少なくとも一部の責任を認めているようにも読み取れる。

“沈黙”を取引することで終わらせようとする弁護士のやりとりが公開されたことで、いま改めて問われているのは「本当の加害者は誰だったのか」という根源的な問いである。

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寒天 かんたろう

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ライター歴26年。月刊誌記者を経て独立。企業経営者取材や大学、高校、通信教育分野などの取材経験が豊富。

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