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松岡昌宏、ザ!鉄腕!DASH!!降板の意向を発表 約30年の歴史に自ら区切り「感謝しかありません」と決断

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元TOKIO・松岡昌宏
株式会社MMsun 公式サイトより

元TOKIOの松岡昌宏が、日本テレビの長寿バラエティー番組「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板する意向であることを明らかにした。13日、自身が代表を務める株式会社MMsunの公式サイトで発表したものだ。約30年にわたり番組を支えてきた中心メンバーの決断に、視聴者からは感謝と落胆の声が広がっている。

 

約30年の歩みに自ら幕 公式サイトで表明

松岡昌宏は公式サイトに「松岡昌宏の出演番組に関するお知らせ」と題した文書を掲載し、自身の言葉で経緯を説明した。

その中で松岡は、「私、松岡昌宏は、約30年にわたって出演させていただいた日本テレビ『ザ!鉄腕!DASH!』を降板させていただくこととし、このたび日本テレビ様にその旨をお伝えしました」と報告した。

番組はTOKIOにとって看板ともいえる存在だった。無人島開拓、DASH村、DASH海岸など、体当たりの企画を通じて築かれてきた歴史は長い。単なるバラエティー番組の枠を超え、地域と向き合い、福島県をはじめとする被災地との関わりを続けてきたことでも知られる。

松岡は約30年という年月に、自ら終止符を打つ決断をした。その事実の重みは大きい。

 

「感謝しかありません」日本テレビと番組への思い

発表文では、関係者や視聴者への謝意が繰り返し述べられた。

「これまでにご一緒させていただいたたくさんの共演者やゲストの方々、番組制作スタッフの皆様やスポンサー各社、そして福島県をはじめとした番組制作にご協力いただいた地域の皆様、さらには番組をご覧いただいた視聴者やファンの皆様からたくさんの応援や励ましをいただきましたことに、心から感謝しております」と記している。

さらに、「私自身そしてTOKIOというグループは、鉄腕DASHに育てていただいたといっても過言ではなく、日本テレビ様には感謝しかありません」ともつづった。

先日、日本テレビの福田社長と直接会う機会があったことも明かし、「本当にありがたい思いですが、ここで区切りをつける決断をしました」と説明している。

そこにあるのは、感情的な決別ではなく、熟慮の末の選択という印象だ。しかし、長年番組を見守ってきた視聴者にとっては、静かな言葉ほど胸に迫るものがある。

 

「楽しく、そして優しい鉄腕DASHを」残した願い

松岡は文書の終盤で、今後の番組への思いも述べている。

「これからも私は鉄腕DASHを応援させていただきます」と前置きした上で、日本テレビに対し「素晴らしいキャストと番組制作関係者の想いやアイデア、そして番組に関係する皆様の安全と権利に十分にご配慮いただきながら、楽しく、そして優しい鉄腕DASHを作り続けていただけることを切に願っております」と呼びかけた。

安全と権利への配慮という表現は、現在のテレビ業界が直面する課題とも無関係ではないだろう。言葉は穏やかだが、その背景にある複雑な思いを想像する声も少なくない。

最後に「松岡昌宏も鉄腕DASHで培った経験を大切に、これからも精進してまいります。引き続き応援してやって下さい」と締めくくった。

長年番組を支えた当事者だからこそ語れる、節度あるメッセージであった。

 

SNSに広がる衝撃と喪失感、そして「ありがとう」の声

発表直後から、SNSには驚きと戸惑いが広がった。

「やはりそうなるのかと思っていたが、正式に聞くとショックが大きい」「一つの時代が終わった気がする」といった投稿が相次いだ。

約30年という歳月は、単なる出演期間ではない。日曜夜の習慣であり、家族で囲む食卓の時間であり、世代を超えて共有された記憶だった。その中心に立ち続けた松岡の降板は、多くの視聴者にとって自らの時間の一部が閉じられる感覚にも近い。

一方で、感謝を伝える声も数多く寄せられている。

「長年、本当にありがとう」「DASHでの松岡さんの姿に何度も励まされた」「無人島やDASH村の挑戦を見て勇気をもらった」「あの豚汁の場面が忘れられない」など、温かな言葉が並ぶ。

毎年の新米収穫時、地元の人々の名前を呼びながら交流する姿を懐かしむ投稿も目立つ。「あの優しい空気が好きだった」「地域と向き合う姿勢に感動していた」という声は、番組が築いてきた信頼の証しでもある。

同時に、「もう初期メンバーがいなくなるのではないか」「一度区切りをつけて再出発した方がいいのではないか」と、番組の今後を案じる意見も少なくない。日本テレビへの不信感をにじませる投稿も見られるが、具体的な事情は明らかになっておらず、憶測が先行している側面もある。

それでも確かなのは、松岡昌宏という存在が視聴者に深く刻まれているという事実だ。批判や疑念よりも、「ありがとう」という言葉の多さが、その歩みを物語っている。

約30年、体を張り、笑い、汗を流し、地域と向き合い続けた姿は、多くの人の記憶に残る。画面越しに届けられた時間は、消えることはない。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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